0138.さくらさくら
今日は、ピアノ教室の体験レッスンだった。もし続けるならば、月2回6ヶ月間全12回の受講を、入会金11000円、月謝6000円で申し込める。先生がひとりに 3人の参加者、男性2名、女性1名。俺が一番に到着し座る席も一番の席になったので、先生は好きな曲を俺から先に訊いた。俺は中島みゆきが好きで、できるならば、いきものがかりの YELL を弾き語りしたいと答えた。
さらに、自分事で申し訳ないけど、俺は難聴で音も声も聴こえるけれど、人が何を話しているかわかりづらく、訊き返すことが多いですと言った。そして、脳出血の後遺症で左の片麻痺がありますとも言った。後出しするよりも先に言っておいた方がいいかなと思ったからだ。
練習の課題曲は「さくらさくら」だった。ひとりひとりグランドピアノで弾いて練習した。1小節目と 2小節目が同じラ.ラ.シ.なのに、1小節目は右手、2小節目は左手で弾くことになっている。「めんどくせー」と思ったが言われた通りにやった。14小節目は、最初の全音符のミ.を右手親指で押したまま、ラ.シ.ド.ミ.を左手で弾き、4拍で同時に離す。この操作によって、キーを押したままでいると余韻が残るということの実感ができた。
3人とも、引き続きの受講を申し込んだ。次回正規受講は 6月6日だが、5月16日に同じく木曜日クラスで体験レッスンを受けた方たちも合流し、総勢 5名になるらしい。
俺が先に申込書の記入を終えたので、「みなさん、さようなら」とお辞儀して教室を出た。エレベーターのドアが閉まる寸前、一緒に受講した女性が手を振ってくれたので、俺も手を挙げてさよならをした。他人と関わるのが苦手だが、今回、積極的に話をして良かったなーと思った。
5階で降りて、そば屋さんに入った。AQUOS R compact のスリープを解除して、位置登録ゲーム「コロニーな生活」を開いた。すると、全然動かない。むちゃんこ動かない。もしかすると、これが日本通信SIM の程度なのか、あまりにもひどすぎる。試しに iPhone 13 mini のインターネット共有、つまりテザリング機能でインターネットにつなげてみた。すると、これが普通なのだが、かなりスピーディに感じられた。iPhone 13 mini はデュアルSIMで、電話通話は povo2.0 を使い、データ通信は LINEMO。 なので、LINEMO の電波なのだろうけど、日本通信SIM では遅すぎて話にならない。
帰宅してから、2~3、電話をすることがあった。iPhone 13 mini の受信を AQUOS R compact にフル転送にしていたので、これもむちゃんこ使いづらかった。なので転送を解除した。「コロニーな生活」を iPhone 13 mini に戻した。Kindle を AQUOS R compact からアンインストールした。もう、カメラ以外に AQUOS R compact を使うことはない。緊急事態時の電話用に日本通信SIM は残しておくが、2台持ちはしない。やっぱり iPhone 13 mini だけでいい。ガッカリしたけれど、やったからこそダメなことに気付けた。
ロールアップピアノで「さくらさくら」を弾いた。6小節目までは空で弾けるようになった。気分が良くなった。7小節目から10小節目までは、3小節目から6小節目の繰り返しで、11小節目12小節目は、1小節目2小節目と同じ。難しそうなのは、13小節目と14小節目。手指だけじゃなくて脚ペダルも入ってくる。この、14小節を6月6日までにマスターする。受講のたびに目標を設定してクリアしていくことにした。
うまくすれば、ピアノで 1曲弾けるようになるかもしれない。もしかすると、途中でやめるかもしれない。でも、確実なのは、チャレンジをしないと絶対に弾けないということ。 Let it be.
柳 秀三
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