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0183.音階を書かない

ピアノ教室のピアノレンタルで 3回、それぞれ 1時間ずつグランドピアノを弾いた。ぷりんと楽譜で「いきものがかり YELL ピアノ(ソロ)入門」をダウンロードして、譜面にパソコンで音階ドレミファソラシドを入れてプリントアウトして、それを見て弾いた。弾いたといっても 4小節の前奏だけなんだけれど。

ところで、ぷりんと楽譜には「いきものがかり YELL ピアノ(ソロ)中級」もあり、その譜面でピアノを弾く動画もある。その動画の演奏が入門編よりも格段に良い。「俺、どうせ弾くならこっちがいい」と思ってしまった。なので、中級編の楽譜をダウンロードして、次回のピアノレンタルでは中級編にチャレンジすることにした。

そして、中級編の譜面にも、入門編の譜面と同じように音階ドレミファソラシドを、PowerPoint を使って入れはじめた。入門編の時は、この作業も楽しかった。しかし、2回目ともなると飽きる。中級編の譜面が入門編よりも細かいので、ドレミファソラシドのテキストも小さくしなくてはならない。

「めんどくさー」
「俺、弾く曲変えるたびに、これやるん?」
「譜線の音階は不動なわけで、音階を覚えてしまえばいいんじゃない!?」
「ト音記号とヘ音記号の音階、それぞれ覚えればいいじゃない!?」
「音符を見て、考えなくても指が動くようにすればいいんじゃない!?」
「車の運転で、ハンドル、ペダルを考えて操作するか、しないよな」
「見ただけで弾けるようになればいいんだよ、それが本来だよ」
「よし、音階ドレミファソラシドを書くのをやめよう」

ということで、入れかけた音階ドレミファソラシドを削除して、プリントアウトした。まるで、山登りしていて、上り坂がキツいからといって、ショートカットして崖を上るようなものである。

次回のピアノレンタルは、中級編の楽譜の 1ページだけを持っていく。それより先に進めるはずがないからである。そして、iPad Air も持っていき、中級編の演奏の動画を観る。鍵盤を上から撮っていて運指がわかるようになっているから。

この動画を観て驚いたのは、キーの手前を打つときと、奥で打つときと、撫でるように滑らせて指を置くときと、前後の音に合わせて弾きやすいように使い分けていることである。

俺にできるかどうか考えても始まらない。譜面を見ただけで指が動くようにしよう。動画の運指を真似しよう。

次回のピアノレンタルの予約は、まだしていない。

なぜならば、昨日、建設会社の方が訪れて、「お向かい(の空き地)に家を建てますので、その工事を月曜日から始めさせていただきます」とご挨拶。彼我ひが間の道路が狭く、少々心配なので、月曜は家を空けられないと思った。

柳 秀三

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