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0205.犬夜叉を読む

アマゾンKindle のライブラリに「犬夜叉」の 1巻から 6巻を持っている。そして「全56巻中、6点持っています。」と記されている。本当はその全56巻を購入して最終話まで読んでいるのに、ライブラリには無い。あるはずなのに無い。無いけれど読みたくて再度購入して 6巻まで読んだ。そしてそこまででやめている。56巻も買ったのに無いのは、いまのアカウントと違うアカウントで購入したからだろう。

「犬夜叉」の単行本に出会ったのは、脳出血で救急搬送されて入院した脳神経外科病院のレクリエーション室である。脳出血が治癒し地元のリハビリテーション病院に転院するまでの22日間、「犬夜叉」を読んでいた。全巻は無く、何巻までだったか覚えていないが、そこにある巻は全部読んだ。

リハビリテーション病院を 37日で退院して、自宅で日常生活でのリハビリを始めた。高次脳機能障害と診断され、自動車免許の失効はないけれど、自分の意思では車の運転を再開できない。発症後 6ヶ月を経ってから、入院していたリハビリテーション病院とは別のリハビリセンターに通って、車の運転をするための訓練と観察を受けなければならない。

その間、不便なので初めてアマゾンや楽天市場を使った。そして、ネット通販ではクレジットカードを所有しないとまともに買い物ができないことも知り、初めてクレジットカードを作った。パソコンも持ってはいるがインターネットしかできない有様なので、アカウントの意味を知らない。アカウントを使ってはいるが、どういうものなのかは知らなかった。

日常生活に余裕ができると「犬夜叉」の続きが読みたくなり、アマゾンKindle で電子書籍の第1巻から最終56巻まで買って、SHARP の 7インチタブレット AQUOS PAD SHT21 で読んだ。月日は流れ、パソコン教室に通い、パソコンやインターネットを勉強した。車の運転は再開できたが、仕事は脳出血再発の可能性を理由に運送会社をクビになった。厚労省系の資格をバカみたいに取ったが、いまだ再就職は叶わず鬱々とした日々を送っている。

そして、また「犬夜叉」を読みたくなったので、アマゾンKindle にログインしたけれどライブラリには「犬夜叉」56巻が無かった。きっと、AQUOS PAD SHT21 で読んだときのアカウントといまのアカウントが違うのだ。だから、いまのアカウントで、改めて第6巻までは買ったけれど、その先は買っていない。そしてさらに数年が経つ。

昨日「犬夜叉」第1~3巻を読んで、やっぱりまた読みたいと思った。ちなみに、脳神経外科病院で「犬夜叉」の単行本を読んだきりで、作者高橋留美子のファンではない。「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」などを知ってはいるが読んだことはない。ただただ「犬夜叉」を読みたいだけ。

MicrosoftEdge の Copilot に「Kindle で買ったはずの電子書籍がライブラリに無い。アカウントがふたつあるのかも知れない。さてどうしよう。」と訊いた。そして、答えをもらったので、ゆっくり試してみよう。

柳 秀三

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