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【ドラマ感想】リバーサルオーケストラ#2ポンコツ改造計画スタート!仲間の窮地を救え!


2回目でした〜😊オケメンバーの個性が少しずつ見えるようになり、面白かったです〜音楽もね、コメディパートのハノン練習曲のアレンジなど笑える。

(練習のときはやや苦行気味に弾くものだっただけに😁)

大体、生瀬勝久さん演じる市長さんがコメディ担当してくれてると、なんか安心して笑えます。生瀬さんはシリアスだとメチャ追い詰められた感出るのに、

そういう振り幅大きい人ほど滑稽さ溢れるコメディアンさん✨

では今回も個人的に気になったセリフをピックアップして盛り上がりたいと思います😁

※ネタバレを含みますのでご注意ください♪♫


プロオケは全国で38団体。
うちのような地方オケの財源は自治体の補助金が大半ですが、今は収入が減ってスタッフも最小限です。

同じプロオケでも高階フィルやS響のような大企業が母体のオケとはかなりの格差がありますね。
あちらは給料もいいですし、運営費も潤沢。
固定客の数も桁違いです。
小野田事務局長

私はせいぜいコンサートに行くくらいだけれど、豊かな存在がたくさんの楽団をガッツリ支えてくれるような社会いいなあ、と妄想します😊


生瀬さん演じる市長、来たよー♫ハノン練習曲のアレンジ。

「あーさひ。お前が大好きなピヨピヨ堂のプリン買ってきたぞ」

「いつの話だよ」

カスタードとチョコ、どっちがいい?

「カスタード」

「食べるんじゃないか」

ツンデレな朝陽😁

初音は今までのソロとは違うコンマスに備えて座って弾く練習をして準備に余念がない。

フルートの蒼はS響のオーディションを受ける。学生時代の友人たちとの話から、実力はあるが、就職浪人出来ない事情で玉響に入ったらしく、夜もバイトがある様子。


リードを削るオーボエの穂刈さん

♪練習室ではオーボエの穂刈さんが一番乗りでリードを調整中。律儀に名乗って初音に「よろしくお願いします」とご挨拶をする。

ボレロが流れる。

ゆうべは奥さんと映画を観て夜更かししたために、調整していなかったもので、と(言いつつ早くから来ている)

丁寧で穏やかで準備をしておく穂刈さん。

玉響に移籍して17年になり、それまではS響にいて20年以上お世話になったが、親の介護もあり地元でゆっくり音楽に向き合うのも悪くないかと思いまして、、

のタイミングで小野田さんのスカウトがあった様子。家族思いな方でもある。

穂刈がS響時代は何度かまだ子どもの頃の初音と共演したこともあったという。

♪トランペットのヨーゼフ登場。
「ハツネイ、オーストリアにいた頃から初音のことしってたよ」一緒に演奏出来ることを喜びツーショットを写すヨーゼフ。

続々とメンバーが入ってくるなか、初音のところへ来て挨拶をする主要メンバーたち。

♪ビオラの桃井さん、ファーストバイオリンの松本さん「谷岡さんと演奏出来るなんて光栄です」。
皆から歓迎される初音。

こないだも感動しちゃって。
練習が楽しくなるなんて久しぶり
ビオラの桃井さん
うちはのんびりしたオケなんですが、谷岡さんのおかげで急に活気が出てきましたねえ
オーボエ穂刈さん

♪チェロの玲音ちゃんがうつろな様子で入ってくる。チェロケース大きいからいろいろぶつかりやすいんだよね。

初音たちに気付いて笑顔で「よろしくお願いします」と挨拶はするが、またうつろに戻る。

どうやら付き合っていたS響のトロンボーンにフラれたらしい。恋多き女なのだ。瀧内公美さん長身で手足長くてチェロ奏者姿ステキ✨

♪第二バイオリン首席の土井が自己紹介にくる。音楽とお喋りが大好き。語り出すと音楽話が止まらない。


オーボエの音からチューニングが始まる。 
フルートの蒼がまた遅刻。朝陽に怒られる。
なぜこんなに毎日練習があるのかを問う蒼に

市内の中学の吹奏楽発表会が2週間後にあり、そこに玉響が出ると急遽決まったという。
(また市長が張り合っちゃった😆)

最後に一曲だけエルガーの「威風堂々」を演奏することに。小学校の教科書にも載っていで皆が知る曲だし、

7月の柿落とし公演を成功させるため、市内に玉響のファンを増やすことが必須。

フラれた彼から「合鍵返して」のLINEが入る玲音に

「集中してください」と朝陽。

「はい」と❤️モードになる玲音。
新しい恋に落ちた感じ💕のちに名ゼリフ、

音楽を奏でる恋多き女
生きる気力が湧いてきた
玲音


合奏。メンバーたちは初音のコンマスのバイオリン演奏に感嘆し、音楽がそろう。

フルートにやり直しをさせる朝陽。
「話にならない。目を覚ましてから練習に参加してください」と蒼に手厳しい。


蒼はいくつものバイトを掛け持ちしている。
部屋には賃貸の督促状が届いていて、食事も質素。

S響からのオーディション結果は残念ながら不合格。

朝陽からは工事現場で働くことを「プロとしての自覚が足りない」とたしなめられる。


蒼のバイト先に差し入れに行く初音
確かにバイオリンやってる人はお金持ちが多いけれど、うちはごく普通の家。
父はピアノの調律師で母はピアノの先生でね、音楽ってお金かかるから随分無理させちゃったと思う。
初音

「うちもっと庶民です。造園業やってて。音楽なんて無縁の家でした」
「じゃあ、フルートは何がきっかけで?」

中1のときに親父の手伝いで、大きなお屋敷の庭の手入れに行ったときに、そこの家の女の子がフルート吹いていて、
ひと目ぼれ、あ、ひと耳ぼれか、しちゃって
深窓の令嬢が吹くフルートといえば、
アルルの女より「メヌエット」👏キマッテます👏
オレ、そのとき初めてやりたいことを見つけたんです。
でも音大行きたいって言ったら親父には大反対されましたけどね。庭師、継がせるつもりだったから。 (略)母親と吹奏楽部の顧問が応援してくれたんで。
けど親父は「金出さない」って。奨学金で。
卒業したら大きなオケに入りたかったけれど、なんとか入れた玉響の給料、手取り15万。
一流オケの半分です。
けど、奨学金の返済とか防音マンションの家賃とか楽器のローン、とにかく金かかるから、稼がないとどうにもなんなくて。(略)
練習したくても時間がない。
もっと上手くなりたいんですけどね。

実際どうなのだろう。プロオケのお給料。

私は公共の利益を生み出さない文化的施設で10年働いた経験がある。「お金ない、お金ない」
ってよく言われてた。

すなわち「景気がいい頃に比べて文化的なところにかけるお金はない」っていう意味だよね。

事実そうなのだろうけれど、そういうところのお金を削っていって、私たちの生活は本当の意味で豊かになるのだろうか。

疑問を感じます。文化大好き人間からするとね。

文化を楽しむ心の余裕を失うと、全体的に殺伐とした社会になっていくものではないでしょうか。

人々が芸術や音楽を自由に楽しめる社会は、平和で心が豊かな世界ではないのかと思うのですよ。


初音は蒼にフルートのオンラインレッスンをすすめてみる。プロオケにレッスンを見てもらい人は確実に存在するから、と。

こんにちは!玉響応援団長の奏奈です。

オケ仲間たちが知恵を出し合って玉響SNSアカウントを使って生徒募集をする。強力な助っ人きたよー❣️奏奈ちゃん、いいねえ。初音とも仲良し姉妹。

蒼くんのアルルの女よりメヌエット
S響落ちて良かったのかなと今は思います
出来上がった動画を見て盛り上がる団員たち
指、怪我したくないんで。
僕、オーケストラでフルート吹いてるんですよ。
へえーすげえなあ。オーケストラなんて聞いたことねえなあ。
工事現場のおじさん

「児玉交響楽団てとこです。今度、演奏会あるんでよかったら」

え?オレみたいのが行ってもだいじょぶなのかな。
工事現場のおじさん

「もちろんです。ぜひ」

ああ、そうかい。じゃ楽しみにしてるよ。
がんばれよ。
工事現場のおじさん

初音の幼なじみ?でもあり世界的バイオリニスト三島彰一郎(永山絢斗)はバイオリン協奏曲?の演奏会を大成功させる。

どうやら母親は自由奔放なバイオリニスト、父親も音楽家のようだ。

西さいたま市の反市長派の議員は、原日出子演じる高階フィルオーナーとの繋がりを強固にし、何やら企んでいる様子。

いかにもな悪だくみ感漂ってます😈

(ラフマニノフの「鐘」冒頭風。不吉な雰囲気)


前向きに取り組むように見えた蒼だったが、練習に無断欠勤してしまう。

明日も来ないようなら解雇します、と朝陽。

蒼をかばう初音に
「だったらあなたがなんとかしてください」と言い、去る朝陽。


蒼のところに母親がやってくる。家賃の督促状が実家に届き、父親にガンが見つかったという。

帰ってきてくれない?
音楽だけで食べていける人なんか一握りだとあんたも分かっているんじゃないの?
と母。

安い給料でボロボロになるまでバイトするなら、家の仕事継いで、フルートとは趣味で楽しめばいいじゃない、
と涙ながらに言われてしまう。


なかなか連絡がつかずバイト先を尋ねても蒼に会えなかった初音だが、アパートへ行くと在宅していた。

部屋は荷物をまとめ片付け途中。

オケはやめます。ここを引き払って家業を継ぐことにしたと蒼。

金もない、大きなオケに入る才能もない、見切りつけるのも大事かなって、と。

フルートやめるってこと?ほんとにやめられる?(略)
私も家族を悲しませたくなくて舞台を降りたんだ。

でもやっぱりバイオリンが好きで好きで、やめたくてもやめられなかった。
結局10年まわり道しちゃった。
でも、本当にお客さんの前に立てるのか、まだ自信もないし、正直すごく怖い。

蒼くんには演奏出来る場所があるんだから大事にしてほしい。
いま手放したら、二度と戻れないかも知れないよ。
ていうか、私が蒼くんにいてほしいんだ。
私が玉響に入ろうって思った最初のきっかけは、蒼くんのフルートだったから
蒼のファランドール
あのとき、なんてきれいな音色なんだろうって思って一緒に演奏してみたいって思った。
私だけじゃないよ。
オンラインレッスンの申し込み来た。
初音
ぼくほ北海道に住んでる中1の男子です。庄司さんのフルートすげえかっこよくて、ぼくも習いたいって思いました。
ぼく生まれて初めてやりたいこと見つかりました。
北海道に住んでる中1の男子


すごいね。
蒼くんのフルート、人の人生変えちゃってる。
初音

蒼自身も、フルートを聴いて、初めてやりたいことを見つけたときのことを思い出す。

そんな力があるのにやめちゃって本当に後悔しない?
初音

オレだって、やめたくないですという蒼。
「よし行こう」と練習に引っ張っていく初音。

ブラームス交響曲第1番第4楽章の一節が流れる。
練習場へ走る2人。

2人はギリギリ間に合う。


練習場に蒼の父母が見学に来る。

朝陽の指示により、フルート首席のパートを蒼が何度もさらう。

その後全員での演奏。

「やっと、目が覚めましたね」と朝陽

仲間たちからの拍手👏👏👏💕

昨日、蒼の母がお金のことでオケに迷惑をかけていないかと心配して出向いたという。

そして朝陽は蒼の両親を練習に招いたのだと。

オレ、やっぱりここでオーケストラ続けたい。
ま、解決しなきゃいけないことは山ほどあるけど。必ずなんとかする。
父ちゃんが庭師の仕事で人に喜んでもらってるみたいにオレも自分の演奏で誰かに喜んでもらいたい。
だから、お願いします。
お父ちゃんさっきあんたのこと見て言ってた。
「オレもくたばってらんねえな」って。
私も弱気になっても場合じゃないね。
惚れ直したよ。がんばって。
蒼の母

朝陽からは問題の解決をどうするのか?とツッコミが入る。
オンラインレッスンの生徒を増やすと初音がフォローを入れる。

住まいについては?と朝陽は初音の顔を見つめながら、「谷岡さん宅は防音室がありご両親は長野で部屋が余ってますよね」と視線を外さない😁

かくして蒼は初音宅で同居となった。

ツンデレな朝陽

「ほかに逃げるヤツがいる。気を付けろ」と小野田事務局長に言う朝陽。誰かスカウトでもされているのか?事務局には「退団願」が置かれていた。

高階フィルオーナーのところへ朝陽が市長反対派議員と共にやってくる。
「高階フィルの常任指揮者になってくださらない?」とのオーナーからのオファーが。
どうする朝陽。


いやあ、門脇麦ちゃんや音楽に泣かされます。威風堂々とか、ベタだけど感動的な曲だなあ😭✨エルガー素晴らしい✨

また次回も楽しみにしております❣️