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文字SNSが衰退する中でMetaがTwitterの代替アプリを出すらしい。

こんにちは、私はSNSについてブログを書いているものです。今日はMetaが発表した新しいSNS「スレッズ」について話したいと思います。
スレッズとは、Twitterのように短いメッセージを投稿することができるサービスですが、一つのトピックに関連する投稿をまとめて表示することができます。
例えば、ある映画について感想を書くとき、その映画のタイトルをトピックとして設定し、その下に自分の感想や他の人の感想を見ることができます。
また、トピックはカテゴリーに分類され、興味のあるカテゴリーをフォローすることで、自分の好みに合った投稿を見つけやすくなります。

Metaは,「スレッズ」を開発するにあたって,以下のような目的を掲げています。

  • 文字SNSの市場におけるシェアを拡大する

  • ユーザーの興味や関心に応じたコンテンツを提供する

  • ユーザー同士のコミュニケーションや交流を促進する

  • ユーザーの情報収集や学習を支援する

「スレッズ」は,これらの目的を達成するために,以下のような特徴やメリットを持っています。

  • トピック分類により,ユーザーは自分が求める情報やコンテンツを容易に見つけることができます。また,トピックごとに専門家や有名人などの公式アカウントを設けることで,ユーザーは信頼性や質の高い情報を得ることができます。

  • スレッド機能により,ユーザーは自分の思考や感想をより深く表現することができます。また,他のユーザーとのコメントやいいねなどのやり取りにより,ユーザーは自分の意見や知識を共有したり,フィードバックや励ましを受けたりすることができます。

  • Metaの他のサービスとの連携により,ユーザーは「スレッズ」で得た情報やコンテンツをさらに活用することができます。例えば,「スレッズ」で見つけた興味深い記事や動画をFacebookやInstagramでシェアしたり,「スレッズ」で学んだ知識やスキルをMetaの教育プラットフォームで深めたりすることができます。

しかし,「スレッズ」には,以下のようなデメリットや課題もあります。

  • トピック分類により,ユーザーは自分の興味や関心に限定された情報やコンテンツに偏る可能性があります。また,トピックごとに公式アカウントを設けることで,ユーザーは一方的な情報やコンテンツに影響される可能性があります。

  • スレッド機能により,ユーザーは自分の思考や感想をより深く表現することができますが,それに伴って,ユーザーは自分のプライバシーやセキュリティを危険にさらす可能性があります。また,他のユーザーとのコメントやいいねなどのやり取りにより,ユーザーは自分の意見や知識を共有したり,フィードバックや励ましを受けたりすることができますが,それに伴って,ユーザーは他のユーザーからの批判や攻撃を受ける可能性があります。

  • Metaの他のサービスとの連携により,ユーザーは「スレッズ」で得た情報やコンテンツをさらに活用することができますが,それに伴って,ユーザーはMetaに自分のデータや行動を追跡される可能性があります。また,Metaは「スレッズ」を通じて,ユーザーに対して広告やマーケティングを行う可能性があります。

そこで、MetaはTwitterの弱点を突くことで、文字SNSの市場を奪おうとしているのではないかという見方があります。Metaは
InstagramやFacebookで画像や動画ベースのSNSで成功を収めてきましたが、SnapChatというライバルに対抗するために作った
SNSは失敗しました。SnapChatは若者を中心に人気があり、一時的に消えるメッセージやフィルターなどの機能が特徴です。
Metaはこれに対抗するためにInstagram StoriesやFacebook Messenger Dayなどの機能を作りましたが、SnapChatの勢いを
止めることはできませんでした。

では、MetaはTwitterに対抗することができるのでしょうか?私はそれは難しいと思います。なぜなら、文字SNSは画像や動画SNS
と違って、ユーザーのコミュニティやアイデンティティが強く形成されているからです。Twitterではフォロワーやリツイートなど
で自分の声を発信したり、他のユーザーと交流したりします。また、ハッシュタグやトレンドなどで時事や興味のある話題に参加したり
します。これらの機能や文化はTwitter独自のものであり、他のSNSでは再現できません。

MetaがTwitterの代替サービスを作るとしたら、どんなものになるでしょうか?私は以下のような特徴を持つサービスを想像します。

  • メタバースと連携して、仮想空間で文字SNSを楽しむことができる。

  • AIやARなどの技術を使って、文字だけでなく音声や表情なども伝えることができる。

  • ヘイトスピーチやフェイクニュースなどの問題に対して、厳しい審査や制裁を行う。

  • プライバシーとセキュリティに関して、ユーザーの選択肢やコントロールを増やす。

これらの特徴は魅力的に聞こえるかもしれませんが、実際には多くの課題やリスクがあります。例えば、メタバースと連携することで
文字SNSの魅力が失われたり、AIやARの技術が悪用されたり、審査や制裁が公平でなかったり、プライバシーとセキュリティが侵害
されたりする可能性があります。また、これらの特徴が本当にユーザーのニーズに合っているのかも疑問です。文字SNSのユーザーは
シンプルでスピーディなコミュニケーションを求めているのではないでしょうか?

私はMetaがTwitterの代替サービスに手を出すというのはいい策ではないと思います。文字SNSは衰退するという見方もありますが、
それは画像や動画SNSに比べて成長が遅いだけであり、まだまだ需要があると思います。Twitterはその需要を満たすために、
自分の強みを生かしながら、問題を解決する方法を探していくべきです。Metaはメタバースに注力することで、新しい市場を開拓する
チャンスがあると思います。文字SNSはTwitterに任せておくのが賢明だと思います。

と締めたいところですが,Twitterの改悪が進んでいるのでまあ,可能性は十分といったところではないでしょうか。


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