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ジューンベリー



2023年5月18〜22日
庭の記録

シレネガリカ
昨年のこぼれ種かな、小さくてかわいい花。

葉っぱが、よくある雑草に似ていて花が咲くまで抜けずにいる。
大事に育てたら雑草だったってことは、よくあるのだ。
ニゲラグリーンマジック
花が終わり、種風船。
ラベンダー 濃紫早咲3号
イングリッシュ系

昨年、暑さに強いというフレンチラベンダーが地植えで2株枯れたから、ショックを受けてラベンダーは全て鉢植えに。暑さというか蒸れたんだろう。

枯れない程度に乾かし気味にってのが1番難しいんだよな。
とりあえず梅雨や長雨のときは軒下に移動できるようにしておく。


ホルデュームジュパダム
淡いピンクの穂が西日に透けてきれい。


ジューンベリー
赤黒いのが美味しい。

ジューンベリーの実を初めて食べた。

子供の頃、家の近くは田んぼや川や果樹畑や森や林があって、
木登りしたり、かぶと虫を見たり、落ち葉を集めたり、ピクニックしたり、探検できる好きな遊び場所がそこらへんにあり、毎日歩く通学路でもあった。

学校帰りに、木苺を見つけよく友達と採って食べたな。
その味と似ていた。

一年くらい前、その木苺のある林にいる夢を見た。

木の匂いとか、湿度や、夏なのにひんやりする感じ、自転車で木陰の道を通って学校のプールに行って、
ヘビやカエルから逃げて、
あの道は途中で二又に別れて、その先はどの道に出るんだっけ…  

夢を見てからそんなことを、ぼんやりよく考えるようになっていた。

今は、林も梨畑も住宅地になって面影なんてないのかもしれない。

行ってみたら同じ景色ではないだろうけど、あそこはあのまま、昔のまま残しておきたい所だ。

当時の友人とのやりとりや、気持ちが今更気になることもある。

子供の成長を、自分の記憶と重ねてるのかも知れないな。

思い出すのはいつも息子と同じくらいのときだ。
友達と自転車で遊びに行くってどんな感覚だったっけ、とか。

最近重ねているのは、あの木苺を食べていた頃。

私とは性別も違うし、随分違うような気がしていたけど、似てる気もしないでもない。

プチ反抗する息子に、似ているなら自分はどうだったか思い出している。

大人にこうしてもらったら良かったなって思いはあるけど、別の人格ならまた違うやり方がいいのか、…こういう答えが分からないこと考えるの疲れるな。


得意科目だけは、はっきりキレイに真逆である。
「考えずに出来る簡単だった」国語は、彼にとっては難しいらしい。

・この馬の気持ちは
・タクシーに乗っていた女の子が消えた理由

答え、空白とか。

確かに… 深く考えると難しいかもな。馬の気持ちやファンタジーの話なんて。
間違えるのが嫌なのもあるかもしれない。

何が分からないのか、簡単なことを教えるのが難しいことがよくある。

こぼさないように運ぶ、とかも。
この子は水をこばさずに運べる日が来るんだろうかって、最近まで本気で心配になっていた。
味噌汁を持って何でよそ見しながら早歩きするのか。

子供が学校に行った月曜の朝は、だいたいボーッとなって時間がすぐ過ぎて

まずはジューンベリー食べて脳内トリップしながら洗い物しようか

ってダラリとこれ書いている。

よしざわ窯の器に。

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