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第3回ラーの翼神竜って思ったほど弱くない

皆さんこんにちは。ラーの使徒になりたい人です。

今回は、現状でラーデッキがどのようになったか、今後のデッキ構築の際の個人的な思いなどを書いていこうと思います。

この記事は自分の忘備録としても書いていますが、もし興味があれば拙い文章ですが読んでいただけると幸いです。


今時点でのデッキ構成


こちらが、現在使用しているデッキになります。
今までのデッキ構築での考え方の差異としては以下となります。

1.ラーを出さなくても場持ちする状況が増えたので無理にラーを意識する必要がなくなった

ラーを主役に考えているなら矛盾するじゃないかと思う人もいるでしょうが、僕のデッキの考え方はあくまでラーを出したら終わりではなく、そこから勝ちを拾いにいける確率を高めていくというのが根底にあります。

ただラーを盤面に出すだけなら簡単にできます。

今はこんな簡単にラーを出せるんだと思われる方もいると思います。
でも、そこから相手に対して勝利を得ることは限りなく難しいと思います。
何よりラーの特性上、1番活かされるのは後攻を取る時です。

今まで一本だった道が枝分かれして相手がどこを妨害して良いのか分からない、妨害しても次の手でモンスターが出てくる状況を作れるようになったことにより可能性が見出せるようになりました。

2.「灰流うらら」などの汎用カードを無理なく採用できるようになった

後攻を取ることが多いこのデッキでは自分のターンにどれだけ相手の妨害が存在するかで難易度が変わります。
よって手札から効果を発動できるカードなどは必須と考えます。
しかし、以前までは必要なカードを引くためにデッキに無駄(その時点では無駄ではないですが)なカードを入れることが多く、そんな枠の余裕がありませんでした。

ですが、ラーのサーチカードなどが増えたおかげでその問題も解消され、枠に余裕ができて今ではギミックの動きができるカードを15枚まで減らすことができました。

3.「ゴッド・ブレイズ・キャノン」の有効利用ができるようになった

「ゴッド・ブレイズ・キャノン」はラーが効果を受けない効果のみを使うことが大半の目的で、どうせモンスターを並べているのならラーで攻撃して相手のモンスターを墓地に送ったあと総攻撃した方がいいんじゃないかと思う場面が多々ありました。
が、「真なる太陽神」の

②:「ラーの翼神竜」以外の特殊召喚されたモンスターは、そのターンには攻撃できない。

この効果とすごく噛み合っており、そのターンに特殊召喚した攻撃できないモンスターを攻撃力にすることで無駄がなくなりました。

4.手札に余裕ができた


今までのラーは召喚するだけで手札リソースがなくなって妨害も何もできたものではなかったです。
それが昨今のカード追加によって手札も温存したままターンを返すことができるので心の余裕ができました。

5.エモさがある。

これは強さとかではないですが強さとコンセプトを両立できたデッキだと思います。
何よりもホルスモンスターとはエジプト神話繋がりでカードを意識して選別しました。

なので、実際のデュエルもやっていて勝手な妄想ができたりしていてデッキを回していて飽きないです。

ホルスモンスターはいろんなところで見かけますが、これだけコンセプトと強さを両立できるのはラーをおいて他にないと思います。

展開について

最近の遊戯王をご存知の方ならデッキを見たらなんとなく察してもらえるかと思います。
ホルスモンスターを使って一気に展開してからのラーをアドバンス召喚です。

これでかなり安定性が増した上に、状況によってはランク8のエクシーズ召喚も狙えるので先行ならジャイアントレーナー、タイタニックギャラクシーなどの妨害も可能になります。
更に増殖するGに対しても基本的にホルスはチェーンを挟まない特殊召喚のため先打ちする必要があるのでドローさせないという選択肢も取れます。

初動について

手札に来て欲しいカードは以下の4枚です。

「ホルスの栄光-イムセティ-」
「ガーディアンスライム」
「王の棺」
「真なる太陽神」

理想の初手



理想はイムセティとガーディアンスライムが来た場合、イムセティの手札から起動する効果で「ガーディアンスライム」を墓地に送ることにより、「王の棺」サーチ+1ドローに加えて「ラーの翼神竜」と書かれた魔法罠をサーチと何故か手札が1枚増えます。
ここから「王の棺」を発動してホルスモンスターを2体墓地へ送るために2枚手札を捨てたとしてもまだ2枚手札が残っており、更にホルスモンスター3体で「熱血指導王ジャイアントレーナー」をエクシーズ召喚することで3ドローできて手札5枚の状態で相手ターンを迎えることができます。

相手ターンは「真なる太陽神」によって特殊召喚したモンスターはラー以外攻撃できないので魔法を除去されない限りは問題ありません。

もし初手に「真なる太陽神」が来た場合は先に発動しておけば「ガーディアンスライム」をサーチできるのでそこから動くことができます。

後攻でかつ相手の妨害がない場合は「真なる太陽神」「ガーディアンスライム」どちらかで「古の呪文」をサーチして「ラーの翼神竜」をサーチし「古の呪文」の墓地効果を使用した後にホルス3体をリリースしてラーをアドバンス召喚します。

これで元々の攻撃力が7900のラーが召喚できます。
ここに残りのライフを100まで減らすことで更にラーの攻撃力を上げることができるのでほとんどの状況でワンキルを決めれます。

カードごとの枚数採用理由について


ラーの翼神竜
球体形
不死鳥

まずラーの本体は何はともあれ手札かデッキにいないとラーギミック自体が止まるため、3枚の採用です。
理由は球体形の効果が理由です。

②:このカードをリリースして発動できる。手札・デッキから「ラーの翼神竜」1体を、召喚条件を無視し、攻撃力・守備力を4000にして特殊召喚する。


なんと墓地に対応してません。
なので本体が全部墓地に行くと実質ラーのループができなくなります。

球体形は以前3枚投入でしたが、サーチできるようになったため2枚採用です。また、不死鳥は球体形を墓地からも呼び出せるために枚数は問題ないと判断しました。

不死鳥は手札に来ても事故になるし、元々短期決戦向けのデッキのため最悪墓穴されても問題ないので1枚採用です。サイドを考慮するならサイドに1枚入れておくのは検討しています。


真なる太陽神、ガーディアンスライム、ホルスの栄光-イムセティ-、王の棺


真なる太陽神
ガーディアンスライム


ホルスの栄光-イムセティ-
王の棺

デッキエンジンのため、基本的には3枚採用です。
王の棺のみ悩みましたが、デッキ枚数の都合で2枚にしています。

ハーピィの羽根箒、灰流うらら、増殖するG、無限泡影、墓穴の指名者

基本的に盤面に妨害を立てるデッキではないのでなるべくメインギミックに支障がないように多めに投入しています。

交差する魂

意外と入れておくと便利。

千年の啓示、死者蘇生、ゴッド・ブレイズ・キャノン

千年の啓示は不死鳥を出したい時に便利で、普段は死者蘇生を使い回すために使いますが、コストが重いので1枚採用です。
ゴッド・ブレイズ・キャノンもラー本体がフィールドにいなければ意味のないカードなので初手で引かないように1枚です。

十種神鏡陣

レベル10のトレードインみたいなもので、手札の質が大事なこのデッキとは結構相性がいいです。

エクストラデッキ

神・スライム

主にフィールドにいるガーディアンスライムを墓地に送る役目と、ラーのリリースを担います。
以前はかなり重要でしたが、今は他のギミックが充実してきたので出す機会は減りましたがエクストラに特に入れたいモンスターも多くないので3枚採用です。

熱血指導王ジャイアントレーナー

大体先行でホルスを落とした時に使います。
このデッキでは手札から妨害もかなり大事なので3ドローは強いです。

タイタニックギャラクシー

ホルスが2体しか並ばなかった時とかに使います。
ランク8でエクストラに余裕があったので採用しました。

ドラッグラビオン、ヌメロンドラゴン

第二のワンパン枠。
ラーが出せずにホルスしか並ばないけどワンキルできる時に出します。
素材はタキオンですけどなんでもいいと思います。

グスタフマックス、ジャガーノートリーベ

第三のワンパン枠。
レベル10が並んだ時には選択肢になります。
グスタフマックスの2000バーンだけでもフィニッシャーになる時も。

マスカレーナ、リトルナイト

展開がもたついた時の時間稼ぎ用です。
あまり出したことはないので保険程度に。

このデッキの欠点

ブルーアイズデッキとかギャラクシーをくんだひととかなら分かると思いますが、高レベルモンスターがたくさん採用されているので来て欲しくないカードが来た時の事故っぷりが半端ないです。

特にラーの翼神竜が3枚手札に来た時は泣きそうになります。不死鳥もしかり。
イムセティ以外のホルスモンスターが手札に来ても厄介です。

2枚初動でないと動きにくい点も今の環境だと遅いと感じます。

ただ、そこはカードゲームなので他のデッキも事故手札というものは存在します。なのでどのデッキも100%勝てるわけではないとは思っています。

その事故をどこまで減らすことができるかがデッキ構築の最大の醍醐味と考えています。

今後の構築について

現状真なる太陽神が永続魔法なのでディアベルゼを入れて更に展開できないか、最近たくさんのカードが追加されている幻想魔族なども組み合わせて考えたいと思います。

今後は他のテーマと組んだ時のラーデッキの所感などを記録として残しておこうと思います。
ここまで読んでくださった方、長々と閲覧していただきありがとうございます。
至らない点はありますが、今後ともよろしくお願いします。

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