一歩ずつ

資源ゴミの日だと思って出しに行ったら、可燃ゴミの日でした。なんてこった。
慌ただしい日々特有の頭の中がこんがらがってる感じが、嫌だけど嫌じゃない…
春の穏やかで暖かな空気が、そう感じさせるのかな？

そんな今日は次男の卒業式でした。
兄の時から数えて12年通った小学校とも、今日でお別れです。
それだけで、なんだかグッときます。

次男は、いつもはふざける事が好きな息子なのですが、いざという時はめちゃめちゃ真面目になるタイプ。
証書をもらって保護者席の前を通る時も、最前列に座っている私に気付きながらも、ふざけることなく目もくれず、まっすぐ前を見つめて歩んで行きました。
その姿はとても堂々としていて、学生服を着ていることもあり、もう中学生の顔でした。芸人じゃないけれど。

今年に入って10cm背が伸びて私とほとんど変わらなくなり、買い物に行くと「母ちゃん、俺が持つよ」と重たい荷物も持ってくれるようになり、人前では照れてツンとした対応が多いけれど、家ではしょーがねーなーと母ちゃんの相手をしてくれる、そんな息子になりました。
成長は本当にあっという間です。

式が終わるとクラスに戻り、最後の学活をしました。
1人ずつ、クラスや友達、そして家族へ感謝の言葉を述べてくれました。息子は
「みんな、こんな俺と仲良くしてくれてありがとう。
お父さんお母さん、休みの日も朝早くから送り迎えとかお弁当準備をしてくれて、ありがとう。これからも迷惑かけるかもしれないけど、よろしくお願いします」
そう言ってくれました。

6年も過ごせば色々な事があったことでしょう。それこそ、いい事も嫌な事も。
でも、振り返ってみた時に“良かったな”と思えるなら、そこで過ごせたことは幸せだったんだな…と思います。
彼の人生はまだまだこれからです。
思い出を胸に、一歩ずつ自分らしく、歩みを進めていってほしいと思います。

式で泣いて、学活で泣いて、謝恩会ではしゃべくり倒して帰ってきた私を待っていたのは、長男が作ってくれたクレームブリュレでした。ホワイトデーという事で、初めて手作りしてくれたんです。
めっちゃ美味しくて、また泣けました。

私は幸せ者だなぁ…しみじみそう思いました。
ほんとに、みんなありがとう✨
これから、それぞれステージは変わりますが、自分らしくのびのびと、楽しく生きていきましょう！