自然は社会的評価を無視する
うつを患ってから、私は意図して定期的に自然に触れることにしている。
手っ取り早いのは近所のお寺だ。
街の外れにポツンとあるのだが、入り口から門までがすでに現世とは
隔世の感がある。
門をくぐれば境内がよく整備されており桃源郷のごとしである。
時々海にも山にも行く。
私は首都圏内に住んではいるが、
比較的通勤並みの運賃で海にも山にも出やすいので
リフレッシュに月一くらいのペースで足を運んでいる。
特に海は良い。
トンビの円を描くリズム、小鳥のさえずり、波の音、
フナムシのうご