天変地異


大地が崩れ落ちる

空が下へ、地は上へ


ぐるぐるぐるぐると

掻き回される


ああ、そうか


何も、2つあった訳じゃないんだ


それは、闇で

それは光


けれども、本当は

光も闇も存在していない


どれもぐるぐると混ざりあって

境界なんてどこにもない


ああ

僕の体が空間と溶け合う

僕はどこから、僕だろう


僕の体が大地と溶け合う

僕はどこから、僕じゃない?


意識も、感覚も、世界も

何もかもが分からない


全てが1つで

全ては無かったんだ


僕はもう、無となって

そして全てになった

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