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3,23 あの頃の匂い

春の匂いがする。

というか、

これいつからかわかんないんだけど

匂いでこれあの時の匂いだってなる瞬間が時々ある。

なんの匂いとかってことじゃないんよ。

本当にふとした時の匂いで

高校の頃、西部練習場に向かう川沿いの道の匂い思い出したり、

中学の頃、外周させられてた並木道の匂い思い出したり、

一年前、スペインに春が来た時の匂い思い出したり。

なんだろうこれ。

うわ、いつの匂いだろって。

めっちゃ考える。

で、それで思い出した記憶ってやっぱりかけがえのないものなんじゃないかなって最近思う。

走りは嫌だったし、

監督に怒られるのはムカつくし、

部活の男子に馬鹿にされるのは悔しいし、

だけど、やっぱりどこを切り取っても周りには大切な人たちがいたんだなって思う。

一緒に頑張ろうって言ってくれた高校の仲間も、

お前には負けねぇって張り合ってくれる中学の男子サッカー部の仲間もいたり。

なんだろ。

めっちゃまとまりないけど、

なんやろ、

めっちゃ幸せもんだなって思う。

自分には思い出すと幸せな気持ちになれる瞬間が数え切れないほどあることが嬉しい。

あいつ元気かな。

あの子何してるかな。

すごく幸せで、

でももう戻れないことが悲しくて、

悲しくなれるのも幸せだよねって。

幸せをありがとう。

きっとその環境はたくさんの大人が作ってくれたものだから、

自分も次の子供たちが幸せだったって思えるように

できることがあったら頑張ろうなんて思ってます。

会いたい人が沢山だ。

帰ったら会いに行こう。



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