レース当日

午前4時半に起床。宿で朝食を用意してくれるのでそれをいただきます。

宿の朝ごはん
みーみーさん曰く、品数は多いけど、ちょっとカロリーが足りないかもとのこと
冷静な分析


僕はアップ用にローラーを持ってきていなかったので、付近をウォーキング。
昨夜豪雨だったのに天気が良くて、もう路面も乾いている。
とても気持ちが良い。


アップ中のRice onワンピースを着た方を見かけたので、「これはコーヤマさんだ!」と思い、すかさず「ライスオン!」と声かけしておきました(笑)

その後宿に戻り、温泉に入って体を温め、着替えて私は車で会場の駐車場まで行きます。
宿からはけっこうな坂を登らないといけない(獲得標高200mくらい?)ので、極力足を使いたくなかったのと、車に荷物を全部積んでおけるので。(この選択であとで命拾いします)
会場で六甲山はぁはぁ倶楽部の同じジャージを着たキタノさんとHoooryさんとお会いして雑談。
この時アンクルバンドを付け忘れていたことに気付きます。
危なかった・・・
すぐに車に取りに行きました。

スタート時間が近づいてきましたが、同じ年代別の人数が少ないのか、あまり前に並ぶ人もおらず、できるだけ前の展開を見たかったので前の方へ並びます。
これは正解でした。
スタートしてすぐに前の方へ上がります。
しばらく直線を進み、最初の大きな左カーブを曲がったあたりでなんと先頭に!
乗鞍年代別の先頭に立てる日が来るとは・・・
前に誰もいない景色を一瞬楽しみますが、パワーを見ると5倍強。
斜度も上がってきたので落ち着いてペースを落とし、後続に先頭を譲ります。
まだ序盤なので皆元気でガンガン抜かれますが、こちらも4.5倍くらいでしっかり踏んでいるので気にしません。
お知り合いのカメオカさんにも抜かれましたが、先頭集団は休暇村の時点ですでに見えなくなっていました。
第二集団のトレインにしがみつきますが、私にとってはオーバーペースでかなりきつく、いつちぎれるか時間の問題でした。
三本滝までで第二集団からもちぎれ、もうあまり足が合いそうな人がいなくなりました。
とはいえ前には20人もいなかったと思い、このまま粘れば順位にも期待できる!と、ここから自分との戦いかと出せる限りの力で踏んでいきます。
サイコンを見ると三本滝までのタイムは18:45でした。

三本滝を超えてからはポツポツと集団から落ちてきた人がいるのでパスします。かなり足を使ったのか、抜き返されることはほぼありませんでした。
位が原まではつづら折りで斜度の変化が大きくなりますが、逆瀬川みたいにずっとキツイ勾配が続くわけではなく、キツくなってもすぐに緩みます。
ここでクリスクロスをやっていた効果が少しはあったのか、勾配がキツくなっても割と踏めていた気がします。
とはいえもう息も乱れ、いつもより体幹を使ったペダリングができていないような・・・
ボトルにはモンスターエナジーとアクエリアスを混ぜたものを満タンにしていましたが、甘ったるくてベタベタするし失敗でした。
口の中をさっぱりさせたくて位ヶ原で追加で水をもらいました。
位ヶ原を過ぎたあたりで後ろから同じ7000番台のゼッケンの人に抜かれました。(後で調べたら7339番の方でした)
まだ抜いていくくらい元気な人がいたのか!
結局この方に最後まで着いていくことになります。
着いていくといってもドラフティングが効くほどぴったりと着くことはできず、でも視界からは消えない距離でした。
スコットに乗ったピンクのサンボルトのワンピースの方。必死で着いていきました。
途中で後ろを振り返って「強いね~!」と言ってくれましたが、私は「もう無理~!」と返しました(笑)
「そんな三味線弾いて~」と言われましたが、こっちはもう限界や言うてるやろ(笑)
でもこういうやりとりはめちゃくちゃ楽しいです。
レースに出て良かった!と思える瞬間ですね。

森林限界を超えても風が弱くプッシュし続けます。
こんなに苦しいのは久しぶりです。
あと2キロくらいで足がなくなりました。
ダンシングなど、うかつに動きを変えると足が攣りそうな感覚があります。
ふくらはぎ、ハム、大腿四頭筋いずれも瀕死で、ケツが唯一まだ残っているか?!という状況。
結果的に足が攣ることはありませんでしたが、今年の乗鞍は暑かったので意図的に水分をたくさん取っていたのが良かったのかもしれません。
乗鞍に似たトレーニングコースとして六甲山では再度山がありますが、あちらは獲得標高が約850m。
乗鞍は1260mなので、再度山の1.5倍は登らなくてはいけません。
再度山ではギリギリ足がもつ感じでしたが、乗鞍で足がなくなるのは無理もありません。
それでも残り1キロくらいではまだ自己ベストが出せそうなタイム。
踏み続けました。
ゴールでラップを切った時、自己ベストが出せてたので安堵しました。

ゴール後すぐの所で止まってベンジャミンポーズで写真撮影。
私を引っ張ってくれたピンクの方は結局お会いできず・・・
下山荷物の場所でカメオカさんと会って少し会話。
かなりの好タイムだったようで、いつになっても追いつけません。

JETTジャージに身を包んだ都内から来たという方とお話ししましたが、名前を聞いたのに忘れてしまいました・・・(もしこれを見ておられたらコメントくださいm(._.)m)
スマホにでもメモしておくべきだった。
ゴール後の疲れている頭で覚えておけるわけがない。
他にもソレイユの方とも少しお話して下山。
下山の列でかんべさんと出会い一緒に下り始めましたが、私が「写真撮っていきまーす」と止まったので、以後はぐれてしまいました。

以上になります。
来年はまずシングルに入ることが目標でしょうか。
入賞に入るにはあと5分は縮めないといけない・・・
入賞は厳しくともシングルならやり方次第ではいけるかもしれません。
トライアスロンやマラソンの参加時期をよく考えて、来年は乗鞍に焦点を合わせて年間スケジュールを考えようと思います。


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