見出し画像

7月30日(2011年) 等々力回顧

ここ暫く、等々力とご無沙汰しているなあ。この日の試合も参戦したのか、テレビ観戦だったかの記憶がない。

このスタジアムは、ご多分に漏れずチケットが取りづらい。故に、最近までチケット確保のためだけに川崎の後援会に加入していた(最近はレッドダイヤモンズ後援会がチケット斡旋をしてくれている)。川崎のチケット販売は後援会員や川崎市民優先販売等、いくつもの段階を経て一般発売となる。フロントも一般発売直前になると「浦和警報発令」なるハガキを自宅に送ってきた。「浦和サポがチケットを買える日が目前ですが、〇日現在〇枚残っています。このままでは等々力が真っ赤になってしまいます。一般発売日の前までに家族・友人たちの分までゲットを」旨の台詞がかかれ、笑ってしまったものだ。

等々力競技場は2階席の張り出しがあるため、音・声が反響して、応援に迫力が出ることで(川崎側の応援は、埼スタほどの迫力を感じないのだが)、より力が入る。売店も手際が良く、トイレも広い。加えてオーロラビジョンで紹介される川崎フロントの各種企画が笑える。ゲリラ豪雨で途中で中断となった鹿島戦の残り28分のためのバスツアー、「川崎の車窓から」(「世界のの車窓から」のパロディー)、映画の広告風のチケット販売告知など、何度もスタンドで吹き出した。

かつては、職場の徹夜棚卸しの立ち合いをした後、その足で等々力に入場順番のためのガムテ貼りに行ったりもした。ガムテ貼りをしていると、傍らの公園で歌本を持った老人が「ドレミファソラシドー」と歌っていたり、ホームレスがいたりと、「何だ、この恐ろしい光景は」と速攻でガムテを貼ってそそくさと競技場を後にした。また、東横線の車内から競技場が見えるのだが、実際駅に降り立って歩くと、競技場の脇に着くまで照明塔が見えず、仲間が迷った思い出もある。よし、また等々力に参戦することとしようか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?