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2月18日(2017年) 何の感慨もない試合

この日は例によって仕事だった。鹿島とのスーパーカップ。清尾さんと同じく、勝ち点15も下のチームがリーグ戦優勝という事への憤慨が先に立って、鹿島の天皇杯優勝により繰り上がり出場となったこの日の試合にも、私には単なるプレシーズンマッチくらいの気持ちで、何の感慨も無かった。

何度も描いているが、前年のリーグ戦のチャンピオンシップは矛盾に満ちたものだった。年間勝ち点1位でもアドバンテージはチャンピオンシップ1回戦パスくらいしかなく、鹿島との決定戦も2試合合計で同勝敗、同得失点差の場合は延長戦という愚策だった。せめて2試合合計が同じなら、成績上位のチームの勝ちとならないと、年間勝ち点1位が殆ど無意味となってしまう。一体全体勝ち点で15も劣るチームが優勝、などというリーグが日本以外の何処にあるというのか。「チャンピオンシップありき」で進められた実行委員会への怒りが、このスーパーカップで再び蘇ってしまった。

試合は一時は2点差を追いつく白熱したものとなったが、怒りが再沸騰していた私には、2-3の結果を聞いて「あっ、そう」くらいの感想しか沸いてこなかった。協賛社や戦った選手達には大変失礼なのではあるが、それくらい感慨のないスーパーカップだった。

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