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2月23日(2019年) またお会いしましたね

清尾さん、そうでしたね。この日の開幕戦、前年の天皇杯決勝戦の再現でしたね。確かに「おい、天皇杯決勝戦の再現か」と、私も確かに思いました。

似たような感じだったのが、2006年。ゼロックス・スーパーカップで戦ったG大阪と僅か1週間後に再び相まみえることになった。「またお会いしましたね」といった気分だった。この時も、スーパーカップで3-1と倒したG大阪にアウェーで1-1。スコアこそ違えど「勝ち」→「引き分け」の流れは同じだった。

注目度の高い開幕戦に、リーグ側は話題性のあるカードを組むようである。初めてタイトル(ナビスコ杯優勝)を獲得した翌2004年は、前年リーグチャンピオンの横浜FMだった。2年続けてアウェー鹿島戦だった時(2009年、2010年)もあれば、広島から戦力補強し「サンフレッズ」などと言われた年(2013年)など、その広島との開幕戦が組まれた。まあ、話題性のあるカードを組んで地上波中継など、より注目を集めようという考えは理解はできるのだが。

この日の仙台戦に「またかぁ」の気分を抱いた一方で、Jリーグ30周年の今年、開幕戦が同日開催ではなく、川崎対横浜FMが金曜日単独開催されたことに一抹の寂しさも覚えた(30年前の開幕戦もV川崎対横浜Mと、川崎のチームこそ違えど、川崎と横浜のチームのカードだった)。私だけかもしれないが、人間というものは勝手なものである。

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