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2月20日(2011年) こいつぁ春から縁起でもねえ

この日も例によって仕事で、結果はインターネットか何かで見ただけだった。「まだプレシーズンマッチだし」という気持ちがある一方で、負けた相手が大宮というのが妙にシャクにさわった気分だった。

鹿島対水戸、柏対千葉と同じ県をホームとするチーム同士で毎年プレシーズンマッチを行なっている例もあるが、浦和対大宮はその例ではない。それで良いと思う。毎年行うと決めてしまうと、キャンプなどの日程にも少なからず影響が及ぶと考えるからである。また、ダービーは極力「真剣勝負」の場でしてほしい、という思いもある。大宮がJ2にすっかり定着してしまっているため、対戦の可能性は天皇杯くらいに限られているが、だからと言って無理にプレシーズンマッチで毎年顔を合わせる必要はない、というのが私の考えである。

それにしても、この日のスコアは0-3。数字の上では完敗である。鳥栖戦に続く連敗という事も重なって、本当に悪い気分だった。その悪い気分は、2011シーズンほぼ1年を通して続いてしまう事になる。その予兆のような大宮戦での敗戦。「こいつぁ春から縁起でもねえ」というプレシーズンだった。

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