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2月7日(2016年) 2年越しの悲願

湘南から遠藤航がやってきた。確か前の年もオファーを出していたと記憶している。この日は、2年越しの悲願が成就した日となった。

2年半の在籍で、ルヴァン杯優勝、ACL優勝とタイトル獲得に大いなる貢献をしてくれた。何度でも言うが、年間勝ち点1位でありながら理不尽な2シーズン制の壁にリーグ制覇が成し遂げられなかったのが惜しい。それでも浦和の「第2の黄金期」ともいうべきチームを主力として支えてくれたのは間違いない事実である。

彼の実力は、海外や日本代表での活躍を見れば一目瞭然。フィジカルの強いブンデスリーガでデュエルNo1に輝いたり、先のカタールW杯でも存在感を大いに見せつけた。次期日本代表の主将の声まである。

入団記者会見の日、彼の活躍は十分に予想はしていたが、ここまでの成長は(失礼ながら)頭に描いていなかった。「もっと海外で活躍を」と思う自分がいる一方で、「浦和でもう一肌」と思う自分もいる。今の彼の市場価値から金額的に無理かもしれないが、「浦和で」と思っているのは私だけではないだろう。いつの日か、浦和の赤を着た遠藤航の姿が見られる時が来ますことを。


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