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12月31日(2005年) 仕事に忙殺された大晦日

この日も仕事だった。元日も営業だった(本当に売れなかったなあ)この当時は、営業しながら翌日からのチラシ特売の準備に忙殺される日だった。幸いなことに、大晦日は閉店後1時間半以内に全員退社、という有難い規定(この制度は本当に良かった)があったため、それほど遅くならずに帰宅できた(と言っても、家に着くと23時に近かったが)。翌日の天皇杯決勝戦も当然あきらめである。

私が入社したのは1987年。1年目だけ正月3が日が休日で、2年目の冬になると元日を除いて営業、と変わった。そして、いつしか元日も営業になってしまった。2010年代の半ばに元日も休業に戻り、私が2017年に退社すると、ほどなくして正月3が日すべて休日に戻っていた。浦和が絶頂の時期に元日も仕事という、この上ない損な巡り合わせだった事になる。

この年も翌年も、「せめて」とばかり年内最後の休日を天皇杯準決勝の日に合わせて取り、浦和もきっちり勝ち上がってくれたのが救いだった。この2回の準決勝の記憶がはっきりしているのも、決勝戦に参戦できなかった為かもしれない。また、私が年末年始に休めるようになった途端、天皇杯決勝の日程も早まってしまった。何とも皮肉な現象である。

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