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眉下切開 カウセ報告⑤ 6/20 e:Topクリニックの有料カウセ

5件目、最後のカウンセリングは赤坂見附のe:Topクリニックの増田院長。
e:Topクリニックは、湘南で目周り整形で有名になった女医の増田先生が2年前に独立して開業したクリニックである。
赤坂見附駅の10番出口の目の前のビルの中という非常にアクセス良い場所にある。

このクリニックにカウンセリングに実際に足を運ぶと言いたくなることがたくさん出てきた。
増田院長の印象も別に悪くはなかったし、対応してくれたスタッフもとても親切だった。。。
しかし、有料でやるようなカウンセリングではなかったことは間違いない。

何から書いたらいいのかと思うほどツッコミどころは満載である。
まずは私のカウンセリングの時の話から。
クリニックに入るとすぐに受付があって手続きを終えると狭い個室に案内された。
他の患者さんと顔を合わせないようにという配慮がしっかりなされている。
まずは個室(カウンセリングルーム)でスマホを通して問診票に記入をし、その問診票を見たカウンセラーさんが先生に聞くまでもないような質問に対して先に回答を伝えに来てくれた。
カウンセリングの時にスムーズに医師との会話ができるようにとの配慮をここでも感じた。

完全予約制なので待ち時間も短く、院長先生のカウンセリングを受けることができた。
増田院長は若い女性の先生で、良く言えば親しみやすい、普通に言えば緊張しないで話ができる方だった。
YouTubeではもう少しテンションが高くて明るいが、実際には少し緊張感が足りないくらいのテンションである。

私が目尻のたるみのせいでせっかく引いたアイラインも思い通りのラインにならないから眉下リフトをしたいと言うと、
「でも、このたるみだと眉下リフトをしても半年か1年で元に戻ると思うよ」
と、のっけから言われてしまった。
私の場合、眉下リフトは意味がないらしいのである。
そんなことは他のクリニックでは言われなかった。
そしてなんと!
「あなたの場合は前額リフトでおでこ全体を引き上げた方がいい。そうすれば眉の位置が高くなって、おでこや目周りのシワやバニーラインも引き上がってシワが消えるから」
という言葉が続いたのだった。
これって美容外科医としての彼女のこだわりから言っているのか、それとも「二重の相談→眼瞼下垂に持ってって料金釣り上げ」の美容外科あるあるパターンなのか、ちょっと素人の私では判別がつかない。。。
その後、まぶたの切除する位置にマーカーで印を付けてくれた。
カウンセリングだけでここまでしてくれるのは、さすが有料である。
その際に言われたことは
「右の方が取る量が多くて、それでも5ミリ程度。切開位置は眉毛の長さちょうどで眉毛よりも長くなることはない。既に眉のアートメイクをいているので傷は目立たなさそう」
ということだった。
モニターに関しては、当たり前だがすぐに戻りそうなたるみでは無理だと言われた。

その後は雑談だった。
まずは私の額とこめかみのヒアルロン酸がとてもきれいに入っていると褒めちぎられた。
どこでやったのかと聞かれたのでクリニック名を教えると、初めて聞いたクリニックらしくてさっそくパソコンで調べてHPを見ていた。
私がカウンセリングは皆さん何件くらい回っているらしいですか?と聞くと、だいたい3件程度らしいという。
私が5件回ったと言うと、それは多すぎるのではないかと驚かれた。
いやそんなっ。
石を投げれば美容外科に当たりそうな東京の都心に住んでいて3件ってむしろ私だったら少ないと思う。
しかも特別な手術ではなく一番ニーズがある目の手術である。
できる医師、うまい医師、得意な医師もそれこそたくさんいるのだ。
それから、私の指の関節の形を見て
「それってへバーデン結節だと思うよ。たぶん更年期障害もあると思うけど。痛くない? 指輪できる?」
と聞いてきた。
「痛くはないし、指輪も今日はしていないだけで普段は普通にしてますよ」
と答えたら「あっ、そう」という素っ気ない返事が返ってきた。

まあ、こんな感じで3,300円の有料カウンセリングは終わった。
初の有料カウセだったのでどの程度しっかりやってくれるのだろうと思って楽しみだったが、正直、とても有料の価値は感じなかった。
カウンセリングと言っても雑談が半分だったし、上まぶたのたるみを取って欲しいのに眉下リフトでは解決しないと言われて、その対案や対策も提示してくれなくて、もっと大掛かりな手術になって金額が張る前額リフトをいきなり勧めてくるとは、この医師のどこに信頼を感じていいのかわからない。
私の悩みの解決どころか、上手なヒアル注入の医師情報を患者の私が提供するというあべこべ状態。
何よりも、有料なのに客(患者)に敬語を使っていない。
美容クリニックは客商売であるという意識を持っているとは微塵も感じられなかった。
客に敬語を使わない美容外科の医師はたくさんいる。
しかし、それが許されるのは無料カウセだ。
安くないカウセ料を取るなら、来る客に対して対価に応じた扱いをするべきである。

e:Topクリニックに有料でもカウンセリングに行ってみたいと思った理由は、症例を見て非常に傷跡がきれいだと驚いたからである。
実際、カウセの後に増田先生に手術してもらって1年弱だという男性看護師の傷跡を見せてもらったが、とても細くてきれいだった。
腕は確かだと思う。
しかし、同じくらいのパフォーマンスを出せる医師もたくさんいると思った。
カウセが有料なのに中身も薄く、他よりも高い手術代を取るクリニックを選ぶ理由がまったく見当たらない。

e:Topクリニックは8月から値上げするそうである。
私が8月下旬に手術を予定していると言うと、値上げ後の見積もりを出してくれた。
眉下切開は現在40万円だが、8月からは45万円になるそうだ。
総費用では他の個人クリニックと20万円ほどの差が出る。
しかも45万円出して手術しても1年後には戻ってしまう結果になるらしい。

少しくらい高くても先生との相性や美的感覚がバッチリ合って希望通りの結果が得られるなら考えようと思っていたが、e:Topは私の選択肢の中からパーフェクトに消え去った。
でも、有料カウセは経験としては行って良かった。

見積金額
「眉下切開」(麻酔・薬代込み)
通常価格:約52万円(税込)
※ 上記の金額は8月以降の金額。見積書の期限は1ヶ月。


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