炭酸飲料を久しぶりに自販機で買って思ったこと。

僕が、普段飲むのはお茶、特に緑茶や烏龍茶、麦茶など甘くないお茶だ。
子供の頃から家にあるのがそういうお茶だったし、寝る前にお湯を沸かして、急須でお茶を入れて飲むっていう文化がうちにはあったから必然的にこの嗜好が生まれたのだと思う。

ただ、そんな僕でも炭酸飲料を買いたくなるような時がある。体中がくたびれていて、自分を甘やかしたい時だ。別に落ち着く味がお茶なだけで、清涼飲料水系の飲み物も好きなのだ。その上、駅などに置いている自動販売機などでは、綾鷹160円、三ツ矢サイダー140円みたいなことがあって、わざわざここで買うなら安い方の三ツ矢サイダーの方が楽しくないか?とか思って、買うという次第なのだ。

そういうわけでこの前、三ツ矢サイダーを買った。美味しかった。
やっぱり、あの開ける時のプシュゥーッって音がいい。炭酸飲料の価値の9割はあの瞬間にあると言っても過言じゃない。あのもしかしたら、溢れ出てしまうんじゃないかっていう感じもたまらない。そこで思った。
「炭酸飲料だけ、ものすごく強い勢いで落下してくる自動販売機があったら、ロシアンルーレット的な感じで面白いんじゃないか?」

人は炭酸を飲む前に、普通できるだけ振動を与えないようにする。もちろん開けた後に溢れ出てしまわないようにするためだ。でも、それと同時にあの溢れ出てしまった時の興奮を待ち侘びてもいるんじゃないか?夏祭りとかで、ラムネを開ける時にビー玉がうまく押し込めなくてラムネが溢れてしまい、半分も残っていなかったり、シャンパンで机の上がビシャビシャになったりってなんか楽しいじゃないか。

そこで、上のような自動販売機があったら、そのワクワク感を共有できるんじゃないかなとふと思った。もちろん設置する場所は検討しないとだけど笑

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