2024 5/16

画像1 「一日一日を大切に生きろ」「明日はきっといい日になる」とか言う啓蒙的な言葉が世の中に溢れている。そのように自らを律して生きることができる人はどれだけいるのだろうか。人生に完全に絶望してしまったわけでもなく、日々の中にそれなりに楽しみはあるし、待ち遠しいイベントも控えていたりもする。だが、それ以外の毎日はその楽しみやイベントを迎えるまでの「耐え」の時間なのだ。だからこそ日々の労働も徒労の如く感じるし、あの日何を食べて、何を感じたのか思い出すことは容易ではない。それくらいおざなりに生きてしまっているのである。

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