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吹雪の中を歩く

演劇、ケンジトシを観るにあたり、思いついたことを自由に書いています。ケンジの童話には幼い兄弟や子供が吹雪の中を歩く場面が出てきます。
 
吹雪の中を歩いたことある?さっきまで嘘みたいに、うっすら陽がさしていたと思ったら、1分後には降ってくる雪と風に舞い上がる雪で街中でホワイトアウトする。

歩道を歩いているのに、風で雪が吹き溜まって急に深くなった所に足を取られたと思ったら、今度は風で雪が吹き払われたつるつるのアイスバーンが出現する。
何でこんなところ歩いているんだろうと、心が折れそうになる。

こんな音は聞いたことないと思うような、文字通り、ごうごうという風の音が空の上で鳴っている。こんな吹雪の中を兄弟で、兄と妹だけで歩くのはどんなにか心細かっただろう。
と、思いながら近年最強の寒波の中を歩いて、仕事に出かけたのは、一昨日のこと。            

ここからは蛇足、じゃあ車なら楽かと言えば、吹雪の中を運転すると吹き付ける雪が、フロントガラスいっぱいに広がって車が浮き上がるような気がして感覚がおかしくなってくる、停めると追突される恐れがあるので、見えなくても自分を信じて進むしかないとても怖い。





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