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髪は口ほどに物を言う


優れた髪の専門家は

大抵の事は

髪が教えてくれることを知ってます。


過去に美容室で行った技術内容と言葉に食違いがあると知れるのは

髪を観察した時に知る事ができます。

化学反応は言葉で誤魔化せても

髪は誤魔化せません。

しっかり反応履歴が出ます。


人の生活パターンを知るのも

言葉より髪を見た方が間違いがありません。


人のやったつもり、やってないつもりだった

も分かるし

迷いなく髪に最適な技術が行え

現状の髪のケアの改善やアドバイスが的確になります。


結果

最前最短の技術が提供でき、

アドバイスを受けた人が

それを理解すればするだけ

普段の髪によろしくない行為を行わないケアが身につき

無駄なケアがなくなり

納得させる事ができます。

この分析レベルが上がれば上がるだけ

髪をキレイにしたい方にとって

無駄な失費

無駄な時間

無駄な悩み

無駄な欲

を取り払えます。


相手が何も言わずとも

髪を見て

その方の行いを的確に分析してお伝えできれば

後は自分の技術力を落とし込みます。


技術力を磨くのも分析力を磨くのも

結局、細かく意識をもって

それを深掘れるか。

考えに考えて考えきれない時

壁にぶつかる事が沢山あります。


そのとき自分だったら

少し休んで

別分野に触れて

それを細かく意識して考えてます。


ごはん食べに行って真剣に食したりします。

そのとき

作り手の細かな手さばきを見たり

作り手のお料理に施された技を見たり

お料理を舌と目と鼻で分析して

作り手の話を聞いたりして閃きが生まれる事が多いです。


野菜を育てる時も

髪のケアの根本的なところを気づかせてくれます。

茎、根、葉、実、土の状態を見て

葉の状態はどうなのか、多いのか少ないのか

茎は痩せてるか、膨れすぎか

窒素か、リンか、カリウムか

細かな葉や茎から生える毛の状態で何をしたがっているのか

何を必要としているかを観察して

閃く事が意外にも

美容技術理論のスキルアップに繋がる事が多い気がします。


この頃、効率的に学ぶ事や分からなければ、

考える前に答えを知ってる人に聞く

考える前にGoogle検索する

が当たり前の時代で良い事とされております。


ぼくは、間違った考えかもしれませんが

それに頼らず、まず自分で考えて

その考えがまとまれば実験します。

これ、非効率ですよね。

でも、美容業では

人にはないオリジナルを生み出し続ける事が常にできるし

何より経験した実績で

目が肥える

指で感じる

舌で薬の劣化や反応がわかる

など

答えがない環境を模索して備わるものだと肌で感じます。


効率的から生産するも正しい事だと思いますが

時には非効率に

自分の五感で何かを感じて

閃きの訓練をし、

訓練でしか備わらない分析力を磨いてみるのも必要だと感じます。


目先の効率性で結果を得るより

目先の非効率の積み上げは

目先の効率性の結果に劣る

将来的に

非効率が

目先の効率性を上回る結果になる

そんな経験を沢山経知ってます。


この意味が分からなくても

いつか

髪は口ほどに物を言う

の意味が理解できるかと思います。


最後まで読んでくださりありがとうございました🙇‍♂️








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