日本共産党問題とこんにちの日本の政治状況

【哲学的思想問題考20240711】
『日本共産党問題』

・共産党の<現象的存在>は「社民主義」。
・が、<本質的存在>には、「全体主義・一党独裁主義」の可能性がまだ<有る>ように感じられる。
・党自体の体質と党員の体質が、そう懸念を抱かせしめる。
・無謬主義。
・対他存在(特に、党への批判者)への過剰な攻撃など、その懸念の理由。
・ゆえに、「支持政党無し」の私としては、例えば、「共産党単独政権」を支持するまでには、至っていない。

・が、こんにちの日本の政治において、日本共産党の果たしている役割と使命は、最大限に評価すべきだと考えている。
・現憲法に基づく政策を掲げ、憲法に背く政治と政党に最も厳しく対峙しているのは、他ならぬ日本共産党ではないか。
・安倍政治のモリカケ問題や政治献金パーティ問題、現岸田政権下での裏金・脱税問題・統一教会との<癒着>問題などなどで果たしたアカハタの功績は多大である。
・権力の不正、利権勢力の実態などを、ジャーナリズムが果たし得ていないなか、追及し、明らかにした事実は、極めて大きい。
・本当は、日本共産党こそ「愛国」の政党であり、「反日」との見立ては、事実を見ていない「偏見」だろう。
・戦後民主主義を守る戦いの最前線に立っているのが、日本共産党であることは事実として認めるべきではないか。

・だからこそ、既得権益勢力は、旧来の「反共攻撃」を以て、共産党への国民の支持を妨害しているわけだ。

・本当に、自由と民主主義を尊重する国民が、低俗な「反共攻撃」に同調することなく、日本共産党に、例えば、衆議院議員100名~150名ほどの勢力を与えれば、日本の政治を劇的に良い方向---国民と国のための政治---に変革できると思うのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?