今、ニュートラルな視点が必要ではないか?
【哲学的思想問題考20240713】
『既存と既成を根本的に見直す時』
既存のもの、既成のものを、今、いったんリセットして、根本から見直すべき時かもしれない。
★日本国内において
・先の都知事選においても明らかになった政党間の政治的戦いという位相からの脱却。
「反共」一点張りの「連合」に縛られた立憲民主党の<限界>に鑑みて、政党政治そのものを根本的に見直し、市民の市民による市民のための政治の具現化に向けて言わば「市民革命」とでも称すべき政党より市民が主役の政治システムの構築が考えられてもいいのではないか?
・物価高騰が止まらないなかでの経済政策の「消費税」問題。
3%で導入したが、今は10%。それも近い将来、欧米並みに20%まで引き上げるべきという声も出始めている。そもそも、「社会福祉時代」に入り、その財源確保が課題となっていたのだが、現実は、大企業の法人税と富裕層の所得税に厚い優遇措置を講じる結果となっている。
※野党からも、せめて食料品は非課税にという声が聞こえてこないのはどういう事か?
★国際関係において
・軍事防衛問題。大幅な軍事費増額と日米韓の共同演習に加えてNATOとの共同軍事演習。ロシアの目と鼻の先での威嚇行為。ロシアが対抗措置として、例えば中国と共同で日本海で軍事演習を行ったとしたら、日本国民の不安は如何ばかりか? またキューバと共同で、米国大陸近くで、軍事演習を行った場合も考えて見るべきではないか? そういう<報復>を行わないロシア・プーチン政治をどう捉えるべきか?
・ウクライナの負債を全面的に請け負う政策問題。どこまで時間を遡るべきかという点はあるにしても、ロシアのウクライナ領土内への軍事侵攻(非戦闘員の居住エリアへの空爆は一線を超えている)は許されないが、しかし、事実上の「国家総動員態勢」で、強制的な徴兵による戦闘を続けるゼレンスキー大統領の政策と思想を、ニュートラルな視点で検証すべき時ではないか?
※つまり、日本の軍事的な国際協力の在り方に関して、いったん現状をリセットしてみるべきではないか?
・「日米地位協定」「日米合意」による<主権と独立>問題。沖縄での理不尽な女子への性的虐待を見るまでもなく、あまりにも米国の圧力に従属しつづけている現実に際し、「日米同盟」の在り方を、このまま「無理心中」どころか、「肩代わり」させられるのではないかとの危惧を以て、根本的に見直すべきではないか?
すべてのリアクション:
1津吹 純平
いいね!
コメントする
シェア
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?