10年前の自分に

10年前のことを思い出そうとして、まず思い出したことは部活のことであった。

小学校の頃からサッカーをやってきたこともあり、中学校でも迷わずにサッカー部に入部した。
しかしながら、中学のサッカー部の練習は、それまでに自分がやってきた半ば遊びのような練習とは比べ物にならないほどハードなものであった。あまりにもキツくて、コーチであるOBが憎らしいぐらいであった。大学生になった今でもたまに夢の中でその頃の練習を思い出す。

ただ、このしんどかった経験をしてよかったと思っている。きつい時でも自分をうまくコントロールして、乗り越えられる力を得られたと思っているからである。中学に入るまで何不自由なく暮らし、ぬくぬくと育ってきた僕が、もしそのまま大人になっていたとしたら、挫折したらすぐに折れてしまう人間になっていたかもしれない。サッカー部の練習で肉体的にも精神的にもタフになれたと思っている。

だからこそ今10年前の僕に伝えたい
「よく頑張った!!!」

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