見出し画像

FPが医療保険について思うこと

皆様はどんな保険に入っているでしょうか?
保険の営業にお任せの方もいらっしゃる時思います。

保険の募集員の資格を持ち、実際にさまざまな商品を提案してきたFPが考える入っていた方が良い商品を年代ごとに考えました。

まず、大前提はお金が準備できる方は保険は最低限でいいと思います。ライフステージでお金を用意できてない場合、保険商品を活用すべきです。

独身、または若いうちは医療費を現金で用意するのは大変です。
財形や預金でまずは財産形成することをお勧めします。
それでもある程度の資産が貯まるまでは掛け捨ての定期医療保険をお勧めします。
公的には高額療養費制度、傷病手当制度があります。
しかし全額を預金で賄うのは大変です。
その差額分を保険で補填するイメージです。
がん保険は統計データでは若年層の罹患率は低いので個人的にはいりません。

家族がいる、ローンがある、教育費がかかる世帯は、資産に応じて考えます。
ローンは団体生命で死亡や就労不能リスクを担保する商品があります。それで事たります。
資産がある場合は、保険に費やすより、資産を増やすことを考える方が建設的です。
ただし、家計に三大疾病に罹患した方がいる場合は、終身がん保険を契約するのはありです。
資産形成にイデコやニーサを選択肢に入れてポートフォリオを組み、資産に厚みを作りましょう。

老年期は、基本的に今までの資産を切り崩す時期です。既存の保険商品は必ず見直し、断捨離してください。新たに保険に加入するなら国民共済で充分だと思います。

あくまでも、資産を形成している方に限定の提案です。取捨選択は自己責任でお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?