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京都・浄土宗総本山【知恩院】

京都三大門巡りの旅行プラン。南禅寺から知恩院へと歩いて向かう。徒歩20分ほどかな?あまり遠くはない。

下調べが甘く、南禅寺からのルートでは目的地の三門の前に黒門が現れてそこから階段を上がって御影堂へ到達してしまう。

臨済宗のお寺では庭の掃除に精力的に励む姿が目立ったけど、僧侶の方々が姿を表すことは少なかった。

ちょうど昼時に訪れたからか御影堂では僧侶らが集って、お経をあげる準備に直面。

京都観光は景観にばかり目がいくけど、こーいう堂内の雰囲気を味わえたのは良かった。

御影堂は徳川家光が寛永十六年(1639)に建立。

日本文化に多大な影響を与えてきた浄土宗の本山寺院の建築としての文化史的意義も高く、御影堂は国宝に指定されている。

御影堂 国宝

法然上人を祀る東山にある浄土宗総本山。開山は宗祖の法然、承安五年(1175)の創建とされる。

本願寺の浄土真宗の宗祖の親鸞は、浄土宗の法然の弟子。

法然と親鸞の生涯や逸話も勉強しなきゃ。まだほとんど無知。京都を観光して社寺のまとめをしだすと学ぶことが尽きない。

この時間がいくらあっても足りない、学ぶことが尽きないほど、人生の時間潰しの最高の娯楽。

徳川(松平)家の宗派が浄土宗であったこともあり、徳川家からの保護、支援によって拡大したらしい。

最後になった目当ての三門。さすがの迫力。南禅寺の22m級の三門を見てきたばかりなのに壮観。

三門 国宝

国宝である知恩院の三門は現存する日本最大の二重門で、高さ24m、横幅50m。

徳川秀忠の命で元和七年(1621)に建立された。南禅寺の三門が寛永五年(1628)で同時代の作品。

仁和寺の二王門は徳川家光の時代で少し後だが、同じく江戸初期の作品。

知恩院は二条城とともに京都における徳川家の拠点とされていた。

御影堂に法然上人が祀られ、阿弥陀堂に阿弥陀如来が祀られている。

☀️ 第3回京都観光 2021.10.15 【前泊】
南禅寺→知恩院→相国寺→大徳寺→黄梅院(大徳寺塔頭)

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