十条駅の高架化

埼京線の赤羽・池袋間は赤羽以北が1985年に開通する前から赤羽線として存在していた区間であり、高架ではなく地上を走っている。そのため踏切が多くあり、特に十条駅付近にある踏切は開かずの踏切になっている。そこで、十条駅を高架化することによって踏切を解消する計画が進められている。工事は2020年度に始まり、2030年度に完成する予定である。十条駅が高架化されれば通過禁止駅でもなくなるだろうが、実際に埼京線の快速や通勤快速が通過するようになることは考えにくい。十条駅周辺には多くの住宅が立ち並んでおり、快速・通勤快速の通過によって本数が少なくなると混雑が悪化すると見込まれるためである。しかし、回送列車は通過できるようになるので車両運用の効率化は可能になり、増便が実現するかもしれない。

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