流行というものについておもうこと。
そこに愛はあるんか?
どこかで聞いたセリフだが、好きなフレーズで、今回のテーマに対する僕のお気持ちだ。
流行、というものがある。
流行りともいう。
すごく個人的な思想で申し訳ないが、僕はこの流行というものが好きではない。
テレビをみていてもそうだし、SNSを見ていてもそうだが、流行ってるときは猫も杓子もといった感じでもてはやすのに、一時を過ぎると、あれ? みなさんあれだけ騒いでいたのにどうしたんですか? と言わんばかりに話題から消える。
いやいやN.K.さん、流行ってそういうもんですよ。という声が聞こえてきそうだ。
うん。
わかってる。
わかった上で、好きになれん。
ブームが過ぎると、まるでなかったかのような扱いの商品、コンテンツ、文化、etc…ファービー人形とかラスカルとかよお!
オマエ、ホントにそれ好きだったのか?
って、言いたくなる。
いや、好きでなきゃいけない義務なんてないし、流行って楽しみかたそのものを否定したくない気持ちはある。
でも、その落差が激しいほど、もう興味なくなったのか?
別のものがいいのか?
さみしい気持ちになる。
重いか。
めんどくさいかもしれん。
でも、そんな気持ちになるから、僕は流行ってものがあんまり好きじゃない。
それより、誰も話題にしてなくても反応もらえなくても、何年もずっと自分が好きなものを発信している人が好きだ。
熱というのは冷めるものだし、僕自身まったく身に覚えがないわけじゃない。
人間の気持ちは変わる。
新しいものも必要だ。
気軽に触れれば良いともおもう。
だから、正確にいえば流行そのものというより、飽きて興味をなくされる、忘れ去られることが嫌なのかもしれない。
自然なこととはいえ、その間隔が短いと感じるほど切なくなる。
まあ、流行は流行として楽しめばいいんだけど、僕には難しそうだ。
流行ってると、周りと話題合いやすいってメリットもあるからね。
押さえとくのはアリとはおもう。
でも流行ってるからという理由で乗るってことは、たぶんしない。
仕事なら仕方ないが、すくなくともプライベートの趣味では、自分の気持ちはどうなのか、本当に好きだとおもっているのか、ということを大事にしたいとおもう。
※2024.9.13
初稿。
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