信用と仕事。

今日、髪を切りに行ったのですが、そこで店長からお客さんのクレームが来た時の話を聞きました。

いわく、新人のシャンプーがヘタなのでなんとかしろ(意訳)とのこと。

店の回転率のためには人を雇いたいが、若い子はすぐやめるし、経験を積ませたいからやってもらいたいけどクレームが……とボヤかれてました。

若い子が辞めやすいというのは一般論的にそうかもしれないと思いつつ、実際がどうかは分からんしがんばって続けてる子もいるかもと思ったんですが、今回は本題でないので置いといて。

能力があるなしに関わらず、初見の相手というのは未知の存在で、今まで関係を続けてきた相手から変わったりすると不安に感じます。フリマとかで個人とネットで取引する時なんかもお互い知らないし、評価値とかもあるけどやっぱり最初は緊張します。

ちゃんとトラブルなくやり取りできるだろうかとか、早く返事してくれるか、内容に相違ないかとか。

でも、何度か繰り返して問題なかったり、良く対応してもらうと信頼関係が生まれます。
そうなると、条件次第ですが他の未知の取引相手よりも候補になりやすいです。
特に高額商品とかハイリスクなケースだとより顕著です。

僕は趣味でよくゲームをするのですが、その世界の中でもそういった話が出てきます。

中世の王制の世界で、騎士に憧れている主人公(少年)が晴れて騎士団に入団し、初めての仕事に就くのですが、依頼主に不安がられてしまいます。

街から街へ荷物を運ぶ時に、襲ってくる盗賊から護衛してほしいという依頼でした。

以前は別の騎士団が受けていた仕事を訳あって主人公の騎士団が代わりに受けることに。

出来たばかりの騎士団であることや、少年少女が混じっていることに不安を感じたのかもしれません。
それが主人公は面白くなくて、つっかかります。

団長がいさめて、こういうことはコツコツ地道に積み重ねていかねばならないと諭します。
そんなもんですかねえ、と返す主人公に年相応さを感じました。

他にも、違うゲームですが、最初は手紙配達、届け物、薬の素材がほしいなど安くて簡単な依頼を受けるものがあったりします。

これらの面白いところは、最初は駆け出しなので、安くて小さな仕事しか貰えませんが、調子に乗ってあれこれ受けていると期限が過ぎて間に合わず失敗し、お金が貰えないばかりか悪い評価がついて仕事の話が貰えなくなるところです。

逆に小さな依頼でも期限内にこなしたり、予定より早く終わらせたりプラスαのクオリティーで納めると評価が上がります。

すると、周囲の人が認めてくれるコメントをし始めて、より難しくてお金がたくさん貰える仕事の話が来ます。

現実はゲームほどシンプルにできるわけではないですが、基本的な構造としてはやっぱり共通しています。

最初は失敗したり、モチベーションの上がらないことをしたりして面白くないかもしれないけど。

でも、相手から「あなたに頼んでよかった。また次も頼みたい」と認められたり、大きな仕事や高い報酬を貰うことには、そういった嫌なこと地味なこと面白くないことがたくさん積み重なって高い場所に届くようになるのだと改めて思いました。

…と、自分に言い聞かせるために書いてみました。
(というか長過ぎですか。文章まとめるのへたでごめんなさい。読みにくいのもごめんなさい。創作せずにゲームしてごめんなさい)

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