過去の遺物。

               記憶にこびりついた罪悪感。

制作中ノベルゲーム「Orange peace」
メインヒロインイベント絵。

上記イラストは、旧Twitter時代に挙げていたものになる。(瞳の色はすこし変えた)
その頃は、進捗という名の自己欺瞞で
日々食い繋いでいるような感覚があった。

まわりが次々とリリースしていくなか、自分もなにかしていると証明するだけの行為。
そうすればその場にいる資格があるような気がしていた。 

作品が公開されなければ、作者の脳内完結で終わってしまう。
たくさん描いたラフも。
シーンに合わせたコピーも。
試行錯誤したキャラも。
それらを詰め込んだ物語も。

作品はよく、作者の子どものように比喩されることがある。
外に出してやりたい。
少なくとも、傷を舐めさせるために生んだわけじゃない。

光に、当ててやりたい。


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