日清の完全メシ(シーフード)CMを見て俺は(勝手に)失望した話。
見損なったぞ、日清!
❗️注意❗️
本記事はN.K.の個人的な思想に基づくものであり、あくまで個人的な感想です。
また、出演者に対するものでなく、日清の自社商品に対する扱いについておもうことになります。
日清食品は完全メシというシリーズを出している。
既存のカップヌードルに比べて栄養価バランスがよく、ヘルシー志向のコンセプトを持つ特徴がある。
それは良い。
健康志向は追い風の時勢だ。
気になったのは、CMにおける日清の既存の商品に対する扱いだ。
かなり細かいことをいう。
ひとによっては、気にもならないだろう。
該当するCMでは、ビートたけし氏が完全メシ(シーフード)の栄養価バランスやうまさをアピールしている。
出演者は日清の意向にそって宣伝文句を謳っている(とおもわれる)ので、出演者ではなく、このCMを構成した(ゴーサインを出したとおもわれる)日清に対する不満になる。
問題とおもうシーンは、完全メシ(シーフード)が既存のシーフードより優れているという演出のために、
「シーフードよりこっちだよな」
という発言とともにシーフードヌードルを転倒させるというところだ。
これを見たとき僕は悲しくなってしまった。
これはよくある当社比という表示に似ていて、わかりやすくアピールできるし、他社製品を引き合いに出さないので不要なトラブルも避けられるメリットの多い手法だ。
単純に上位互換ならそっちだな!
と消費者も選びやすい。
だが、どうなんだろうか。
その引き合いに出されたノーマルのシーフードヌードルも苦心の末に開発され、今まで多くのファンを獲得し、日清の経営を支えてきてくれたはずである。
それに対する仕打ちがコレなのか?
わかりやすいから。
自前なら落としても問題ないから。
自社製品に対するリスペクトが感じられない。
開発者への敬意も。
だったら対外的には問題でも他者製品をこき下ろしてるほうがよっぽど真っ当じゃねーか。
とおもってしまった。
些細なことかもしれない。
いやべつにそんな意図ないだろといわれるかもしれない。
けど。
親が子を愛さなくて誰が愛すんだ。
親バカで結構じゃん。
どっちもアンタの子だろ。
比較して優れたほうを立たせるのか?
ちょっと攻撃的というか、責める文章になってしまったけど、言いたいことは
たいせつにしてあげてよ!
がんばって生み出された
支えてきてくれた
その歴史を
今も生きるソイツを
ってことです。
まあ僕が過剰に受け取りすぎで、ほどんどの人は気にもしないとおもう。
進化と淘汰はセットだけどさ。
どんなヤツも生まれて生きてきたんだよ。
(自己肯定感の低い僕が誕生日近いという状況でナーバスになってたのかもしれん)
ちなみに僕、甲乙つけがたいけど敢えて選ぶなら、カップヌードルはプレーンがいちばん好きっす!
※2024.9.22
初稿。
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