MMT(現代貨幣理論)の読み方
①MMTは財源論を克服するために生まれた。
政治家は「あれやります。これやります」と公約を掲げますが、財源について問われたとき、これまで苦しい言い訳をせざるを得ませんでした。MMTによれば、いくらでも借金すれば良いということですから渡りに舟というわけです。
②貨幣論という神学論争に持ち込みMMTの教義は創造された。
神学論争とは答えの出ない堂々巡りの議論のことです。かれらは、相手を神学論争に引きずりこみ疲弊させます。そもそも挑発に乗るべきではなかったのです。「貨幣はどこから生まれたか」そんな議論は現在必要ありません。
③MMTは誰が考えてもおかしな教義を一方的に語り続ける。
当たり前のことですが、MMTは議論に滅法弱いです。反論に窮すると「信じるのは自由」とか「貴方とは話しても無駄」とか居直ります。なんだか、私たちが異教徒を迫害しているような言いぶりです。
まとめ
MMTは、一部の政治家と貧困層には都合の良い考え方です。信教の自由として放置していいのでしょうか?単なる新興宗教だったらいいのですが・・・
MMTの提唱者ケルトン教授自身が、いみじくも日本はMMTの実験場といいました。この意味をわたしたち国民はよく考える必要があるでしょう。
以上
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