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誰にでもあるやる気スイッチ【作業興奮】とは

はじめに


都立大学パーソナルジム「TRAINER‘S GYM(トレーナーズジム)」でパーソナルトレーナーをしております【西川 可奈子】がご紹介致します。

勉強、ダイエット、運動•••色々始めようと思っているのにやる気が出ない。
やらなきゃいけない事は分かっているのに億劫。
意思の問題ではなく、誰にでも起こることです。
今回はやる気になる方法をお伝えしてききます!

作業興奮とは?

作業興奮とは、
「一旦行動を開始すると、やる気が出て簡単に作業を継続することができる」
この心理現象こそが作業興奮です。

【作業興奮のメカニズム】
1、手足を動かすことで脳の側坐核が刺激を受ける。
2、側坐核が刺激を受けると幸福ホルモンであるドーパミンが分泌。
3、ドーパミンが分泌されることで、やる気が起きて作業が継続できる。

 【作業興奮が起きやすい条件】
・簡単に着手できるタスクであること。
・十分な睡眠が取れていること。
・着手したことで何らかのメリットが得られること。

作業興奮の活用のコツ

作業興奮の体験は、多くの人が経験していると思います。
一度やり始めたら止まらなくなる現象です。

うまく作業興奮という体の特徴を活用できれば、やる気スイッチは自分でコントロールできる可能性があります。
実際に活用できるように、コツをご紹介します。

□作業に取り掛かるまでのハードルをかなり低くして、実際に手足を動かせる設定をしておく。
例:
仕事するためにパソコンの電源をつける。
運動するために音楽をかける。
朝運動するために着替えを近くに置いておく。

□ルールを設定しておく。
やるべきことを考えたら「5秒ルールで、とりあえず5秒やってみる。」

5秒ルールとは、「何かを行動しようと思った時に、すぐさま5・4・3・2・1とカウントダウンをしてカウント0までに行動に移す」こと。

終わりに

いつでもやる気満々の人はいません。三日坊主になったり、後回しにすることもありますが、作業興奮の原理とコツを活用して自分のやる気をコントロールできるようになれば人生が変わるかもしれません!
【思い立ったら吉日】。
作業興奮を使って、自分のやる気スイッチのON・OFFの切り替えをしていきましょう。

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