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ケトジェニックとは?

はじめに


都立大学パーソナルジム「TRAINER‘S GYM(トレーナーズジム)」でパーソナルトレーナーをしております【西川 可奈子】がご紹介致します。

ケトジェニックダイエットという食事方法をご存知でしょうか。
最近注目されている【食べるダイエット】です!
今日はケトジェニックとは何か?方法や注意ポイントまでご紹介していきます。

ケトジェニックダイエットとは?

ケトジェニック食事法は、もともとてんかんの患者さんのお食事方法でした。

炭水化物(糖質)をほとんど含まず、脂肪の多い食事を摂ると、肝臓は脂肪を脂肪酸とケトン体に分解します。

ケトン体は糖質に替わるエネルギー源として消費されます。
これがケトジェニックダイエットの原理です。

エネルギー源が糖質ではなく、ケトン体に変わった体の状態をケトーシスと呼びます。

ケトーシスになると、体に何らかの症状が現れることがありますが、1〜2週間程度で改善します。
【ケトーシスの症状】
・イライラ
・便秘もしくは下痢
・喉が渇く
・体のだるさ

ケトジェニックの方法は、栄養素の摂取量の割合がポイントです。

P(タンパク質)  30%
F(脂質)  60%
C(糖質)  10%

糖質の摂取を減らすことが最大のポイントです。

効果


副作用はいくつかありますが、ケトジェニックダイエットで得られるメリットは体脂肪燃焼だけではありません。
・アンチエイジング(糖化を防ぐ)
・むくみの改善
・免疫力向上
・食後の眠気を抑える
・空腹感を抑える

ポイント

ケトジェニックダイエットには、いくつかの注意点もあります。
□禁忌
肝臓疾患のある方、腎臓疾患のある方はケトジェニックは適していません。

□MCTオイル
脂肪燃焼に効果のあるMCTオイルですが、ケトジェニック中は体がケトーシスの状態になる手助けをしてくれます。

□タンパク質の摂取
代謝を上げてくれたり、体の組織や機能を正常に保つ役割のある栄養素です。
肉類や魚介類、卵、大豆、乳製品に多く含まれています。

□食物繊維の摂取
ケトジェニック中は、腸内環境が崩れる可能性があるため食物繊維を摂る意識を忘れずに。

良質な脂質とは?

脂質の中にもケトジェニック中に積極的に摂りたい食材があります。
・アボカド
・ナッツ
・チーズ
・魚
・オリーブオイル
・アマニ油
・卵

NGな食べ物たち

・ショートニング
・マーガリン
・酸化した油
・揚げ物

終わりに

食べないダイエットは非健康的ですし、リバウンドのリスクが非常に高いです。
ケトジェニックを正しく行うことで、しっかり食べてリバウンドしにくい体つくりをしていきましょう。

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