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休日日記/二〇二四年七月十四日(日)
久しぶりの日曜日の休み。ほんとに何年ぶりだろう。
希望したわけではないが、他との兼ね合いで休みになった。
混雑が嫌いなので休むなら平日に限る。
朝起きて、とりあえず、ホンコンやきそばを食べる。
ホンコンやきそばを食べるとき、いつもプラス1品どうするか問題に直面する。
目玉焼き、ツナ缶あたりが定番だ。
この日は100円ちょっとのホルモン缶を試してみた。
これは、ひとつの正解だった。
業務スーパーで買った冷凍ニラも合わせて立派な一品である。
あいかわらずメンタルは不調だが、会心の出来にひさしぶりに心が上向く。
世間的には連休の二日目。
AOAOに行ってみたら、ものすごく賑わっている。
自分は夜の遅い時間に行くことが多いのでちょっと新鮮。
広さや展示物を考慮すると、水族館としては決して安くない場所だと思うが、やはり立地の良さは大きい。
イワトビペンギンは相変わらず難しいが、コガタペンギンの名前はだいぶん覚えた。
フリッパーにピンクのバンドをつけているのがソラ、オレンジがアクア、その子供が紫のバンドでラムネだ。
青のアイス(よく泳いでいるのを見る)、緑のウミ(葛西臨海水族園からの転校生)も覚えたが、マリン(赤)、アオ(黄)が怪しい。
あと一息ではあるが、アオなら青のバンドでいいじゃんと小学生のように駄々をこねたい気持ちになるのは致し方ないところだろう。
前回の流れで引き続き春フェスの動画を視聴。この日は5作品。
星稜高等学校『神様の放送室』が良かった。
放送法の理念を高校生活に置き換えて直接的に風刺する作品。
前に見た豆球はふざけている方向に傑作だったが、本作は真面目な社会劇。
都知事選を見ていると、現実は本作のようにはいかないことと突きつけられる。
現状、感動的なことは創作の中にしかない。
なので、本作を理想論として切り捨てるのは簡単だったりする。
それでも、高校生が作っているんだ、理想論で何が悪いんだ、若者が理想を語らないで誰が語るんだ、若者ナメんな、未来があるから若者なんだと、脳内で激しめに自己完結させた。
現実に負けっぱなしのおじさんは応援するのみ。出る幕ではないのである。
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