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姉と同級生は恋敵6


 どうも。山下○○です。僕は、同級生の田村真佑ちゃんに恋をしています。そして、ブラコンな姉の山下美月が居ます。今日は、町内の花火大会です。僕は今日、勝負をする。



○○:姉ちゃん!そろそろ行くよ。

美月:分かってる!


ピンポーン


○○:はーい!

響:よっ!そろそろ時間だぜ。

史緒里:準備出来てる?

○○:あー。もうちょっと待ってて。すぐ行くから。

響:おう。

○○:姉ちゃん!響と史緒里さん来たぜ。

美月:よし!終わった。お待たせ!どう?

○○:・・・似合ってるよ。

美月:ふふっ。ありがとう。○○も甚平似合ってんじゃん。カッコいいよ。

○○:・・・どうも😳

美月:あ、照れてる。

○○:照れてない!

美月:照れてる!

○○:照れてない。ほら!二人を待たせてんだから早く行くよ!

美月:あ、そうだった。


美月:お待たせ!

史緒里:良いよ。準備に時間掛かるもんね。

美月:そうなんだよね。

史緒里:ていうか、美月。浴衣似合ってんじゃん。可愛い。

美月:そういう史緒里も似合ってるよ。


史緒里:ふふっ。ありがとう。じゃあ、行こう。

美月:let's go!

○○:響。甚平似合ってんじゃん。

響:俺はなんでも似合うんだよ。

○○:はいはい。


 一方、その頃。真佑ちゃんは・・・


真佑:大丈夫かな?ねぇ、奈於!変じゃない?

奈於:もう!変じゃないって!ちゃんと可愛いよ。

真佑:ホントに?

奈於:ホントだって。もう~。なんでそんなに弱気なの?今日、告白するんでしょ?

真佑:うん。

奈於:可愛いんだから、自信もって。ね?

真佑:・・・うん。頑張る。

巧:真佑、一昨日からずっとなんだ。

奈於:まあでも、可愛いじゃないですか。

巧:まあね。でも、奈於ちゃんも可愛いよ。

奈於:え?そ、そうですかね/////

巧:うん。ふふっ。

奈於:えへへ/////

真佑:あれ?(奈於の顔が赤い。奈於って、お兄ちゃんの事、好きなのかな?)

巧:お!来たみたいだな。

○○:ごめん。遅くなった。

巧:いや、全然。むしろ時間通りだよ。

美月:ごめんね。

響:お!弓木の浴衣、似合ってんじゃん!

奈於:ありがとう。

真佑:(顔、赤くない。やっぱり、お兄ちゃんの事を?)

巧:みんな似合ってるね。

史緒里:だね。

○○:真佑ちゃんも似合ってるね、浴衣。


○○:可愛い/////

真佑:あ、ありがとう/////

○○と真佑:・・・

○○:(やばい!可愛すぎる🥰)

真佑:(どうしよう!○○君、めっちゃカッコいいんですけど🥰)○、○○君も甚平、似合ってる。か、カッコいいよ/////

○○:ありがとう😊

真佑:う、うん。

全員:・・・(早く付き合えばいいのに。)

巧:さ!行こうぜ。腹減ったし。

史緒里:そうだね。


会場


巧:何食べるかな。

美月:史緒里は何食べる?

史緒里:私は、焼きそばかな。

美月:じゃあ行こう!

巧:いってら。じゃあ、奈於ちゃんは何食べる?

奈於:え?あ、じゃあたこ焼きかな。

巧:たこ焼きかぁ。じゃあ、一緒に行かない?

奈於:え、良いんですか?

巧:うん。勿論。それじゃあ、行こっか?

奈於:はい/////

真佑:んー。まただ。やっぱり奈於は、お兄ちゃんの事を・・・

○○:真佑ちゃん?

真佑:あ/////な、何?

○○:真佑ちゃんは何食べる?

真佑:あ、じゃあ、イカ焼きかな。

○○:イカ焼きかぁ。俺、苦手なんだよね。イカ。

真佑:そうなんだ。じゃあ、別のにする。

○○:あー、良いよ良いよ。イカ焼き食べたいんでしょ?

真佑:うん。

○○:じゃあ行こう!

真佑:あ、う、うん。

響:あ、俺は・・・

○○:ほら!響も行くぞ!

響:あ、おう!


美月:うーん!この焼きそば美味しい!

史緒里:ほんと!


奈於:うーん!このたこ焼き美味しい!

巧:ふふっ。

奈於:?

巧:美味しそうに食べるね。

奈於:あ/////ごめんなさい。つい・・・

巧:ふふっ。良いよ。よく食べる人、僕は好きだからね。

奈於:ふぇ/////

巧:ふふっ。可愛いね。

奈於://///


真佑:んー!美味しい!

響:ああ、めっちゃ美味い!○○も食えよ!

○○:いや。俺は良いよ。ちょっと、焼きそば買ってくる。

真佑:うん。いってらっしゃい。

響:ところでさ。

真佑:?

響:今日、告白するの?

真佑:え、何で?

響:なんとなく。

真佑:うん。そのつもり。

響:頑張れよ。

真佑:うん!

○○:買えた。

真佑と響:!?多っ!

○○:ふっ😏いったあきやーす!

真佑:凄いね。

響:ああ。


○○:ふぅー。ごっつぁん!

真佑と響:早っ!

○○:次は何食べる?

真佑:うーん。かき氷!

○○:じゃあ、行くか。

真佑:うん!

美月:あ、○○!

○○:姉ちゃん。何?

史緒里:今から、かき氷、食べるんだけどどう?

真佑:あ、私たちもかき氷食べようって。

美月:そうなんだ。ちょうど良いじゃん。一緒に行こ?

巧:じゃあ、俺達も良いかな。

○○:二人もかき氷?

奈於:うん。


○○:すいません。かき氷を下さい。

かき氷屋:はいよ。味は?

○○:味は?

美月:私、ブルーハワイ!

史緒里:私もブルーハワイで。

響:俺、コーラ!

巧:じゃあ、俺もコーラで。

奈於:私はイチゴ。

真佑:私もイチゴ。

○○:じゃあ、ブルーハワイとコーラを二つずつ。それから、イチゴを三つ下さい。

かき氷屋:はいよ。ちょっと待っててな。

○○:お願いします。


かき氷屋:おまちどおさん。ほい。ブルーハワイ二つ。

○○:はい。姉ちゃんと史緒里さんがブルーハワイね。

美月と史緒里:ありがとう。

かき氷屋:ほい。コーラを二つ。

○○:たっ君と響がコーラ。

巧と響:サンキュー!

かき氷屋:最後に、イチゴが三つ。

○○:はい。真佑ちゃんと奈於ちゃんがイチゴ。はい!

真佑と奈於:ありがとう。

○○:で、俺。ありがとうございます。

かき氷屋:おう!じゃあ、2100円ね。

○○:はい。

美月:ここは私たちが払うから。

史緒里:うん。お姉さん達に任せて。

○○:じゃあ、お願いします。

巧:おう!じゃあ、一人700円ね。

美月と史緒里:うん。

かき氷屋:はい。またな!

全員:はい。


美月:うーん。美味しい!

史緒里:うんうん。

巧:慌てて食うと、頭キーンとするぜ。

響:分かってるって!ガブガブ!うっ!頭がキーンとする。

○○:言ってるそばから此かよ。

真佑:ふふっ。

奈於:相変わらずだね。

真佑:うん。ところで、奈於さぁ。

奈於:?

真佑:お兄ちゃんの事、好きなの?

奈於:・・・え/////

真佑:やっぱり。そうなんだね?

奈於:う、うん。

真佑:ふふっ。でも、いつから好きなの?

奈於:実は、初めて会った時からなの。

真佑:それって、めっちゃ前からじゃん!

奈於:う、うん。

真佑:もう!言ってくれれば良かったのに。

奈於:ごめんね。

真佑:ううん。でも、頑張ってね。私、応援するから!

奈於:うん。ありがとう。

真佑:ふふっ。


 そんなこんなで、あっという間に花火の打ち上げが始まる時間になった。



美月:そろそろ、打ち上げだね。

史緒里:そうだね。そろそろ移動しよっか。

巧:だな。

響:久しぶりに見るな。打ち上げ花火。

奈於:去年も見たじゃん。

響:そうだっけ。

真佑:ふふっ。

○○:真佑ちゃん。

真佑:?どうしたの?

○○:大事な話が有るんだ。

真佑:・・・(大事な話?何だろう。)うん。

○○:ちょっと、一緒に来てほしいんだ!

真佑:え?あ、ちょっと!

美月:とうとう二人が付き合うんだ。

巧:だな。頑張れよ、真佑。

史緒里:真佑ちゃんも告白するの?

巧:そのつもりだったみたい。まあでも、まさか○○も告白するつもりだったとはね。

奈於:やっと、付き合うんですね。もう、私。ずっとそばで見てきましたから、もどかしくてもどかしくて!

響:ホントだよな。明らかに両思いなのに。

巧:俺も、告白するかな。

奈於:え?

巧:奈於ちゃん。

奈於:は、はい。

巧:ちょっと来て!

奈於:え?あ、ちょっと!

響:え?あの二人も?

美月:みたいだね。

史緒里:一気に二組もカップルが生まれるとは。あながち言い伝えも、間違いじゃないね。

響:言い伝えって?

史緒里:知らない?この花火大会で付き合うカップルは、永遠に一緒に居られるって話。

響:初めて聞きました。

美月:ふふっ。○○を取られるのは嫌だけど、真佑ちゃんなら良いかな。

史緒里:ふふっ。美月も大人になったね。

美月:なっ!?私は、とっくに大人です!

史緒里:まだまだ子供だよ。私も美月も。

美月:うーん、まあいっか!私達は、どうする?

史緒里:三人で見よっか。

響:良いんですか?

美月:ふふっ。let's go!

史緒里:go!

響:ハハハッ!両手に花だな。アハハ!



To be continued……





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