第10話 チームプレー
これまでの
仮面ライダーディケイドwith乃木恋は・・・
過去の時代から戻った祐次と晃。二人は、ピンチのWやアクセル、乃木坂メンバーを助けた。そして祐次は、過去で起きた事、「皆を守るために戦う。」という自分の気持ちを打ち明けた。それから祐次は、W・アクセルと共に三人の大幹部と戦った。Wはアポロガイストと、アクセルはイカデビルと戦い、勝利した。そして祐次は、父の敵である地獄大使と戦った。地獄大使は爆散した。「貴様の復讐は終わらない。楽しむと良い。本当の真実を知るまでを。」という意味深な言葉を残して。そして祐次は、これからも乃木坂のマネージャーとして、皆を守ると決めたのだった。
世界の破壊者、ディケイド!
皆を守る為に戦うと決めた、その瞳は何を見る?
祐次:おはよう。
梅澤:おはよう、富永君。
くぼした:おはよう。
祐次:おはよう。
梅澤:あれ?富永君って、二限からじゃないの?
祐次:いやあ、長期休みの時の合宿の日程、決まったんだけど。
梅澤:あ、ほんとに?じゃあ、今日のレッスンのときに発表してくれる?
祐次:了解です。ん?
翔太郎:(動:👋)
祐次:じゃあ、また後で。
梅澤:うん。・・・事件かな?
山下:うん。
久保:かもね。
翔太郎:悪いな。講義中だったか?
祐次:いえ。二限からなんで大丈夫です。それで、どうしたんですか?
翔太郎:ああ。ちょっと、手伝って欲しくてな。映像学科の高島真也って知ってるか?
祐次:ああ、はい。話した事は無いですけど、同じ学科なんで名前だけなら。結構、優秀な奴だったと思いますけど。其奴がどうかしたんですか?
翔太郎:実は、タレコミが有ってな。
祐次:タレコミ?
翔太郎:ああ。高島真也が、ガイアメモリを買った、っていうタレコミだ。
祐次:誰が、そんなタレコミを?
翔太郎:さあな。でも、いちおう調べておこうと思ってな。それで、同じ学科のお前に、頼みに来たわけだ。
祐次:なるほど。分かりました。お手伝いします。
翔太郎:悪いな。
祐次:いえ。とりあえず、ガーディーで調べてみます。
翔太郎:ああ。頼む。
祐次:はい。
ガーディー
祐次:アッキー、いる?
晃:祐次?どうした?
祐次:ちょっと、翔太郎さんの手伝いをしてるんだけど、映像学科の高島真也について調べて欲しいんだ。
晃:ふうん。分かった。調べてみるよ。
祐次:悪い。なんか分かったら、連絡頂戴。
晃:ああ。
大学
祐次:そんじゃあまずは、聞き込みでもするか。
構内のカフェ
祐次:ちょっと良い?
学生:?何?
祐次:高島真也って知ってる?
学生:うん、勿論。高島がどうしたの?
祐次:ちょっと、高島の事を知りたくてさ。高島ってどういう人なのかな?性格とか。
学生:うーん、そうね。一言で言うと、カメラオタク、かな。
祐次:カメラオタク?
学生:うん。まあ、映像学科の人は大体そうだと思うけど、高島は特に好きかも。
祐次:そうなんだ。周りからの評判とか、交友関係とかはどうかな?
学生:結構、人気有るんじゃないかな。よく女子に告白されてるし。あ。そういえば、彼女が居たと思うよ?
祐次:彼女?誰かと交際してるの?
学生:うん。確か名前は・・・そうそう!山田梨香子。
祐次:山田梨香子。どの学科かは分かる?
学生:映像学科だよ。あ、ほら。あの子。
祐次:?彼女が山田梨香子?
学生:そうだよ。結構、美人でしょ?
祐次:うん、そうだね。(心:乃木坂に居ても不思議じゃないな。)ありがとう。彼女にも、話を聞いてみるよ。
学生:あ、うん。
祐次:じゃ。
学生:うん。頑張ってね。
祐次:ちょっと良いかな?
梨香子:?あなたは?
祐次:あ、うん。俺、映像学科の祐次って言うんだけど、高島真也の事を知りたくてさ。君が、高島真也と交際してるって聞いてさ。
梨香子:(心:ふふっ。やっぱり、イケメンね。"欲しくなるわ")・・・どうして真也の事を?
祐次:ちょっと気になってさ。良かったら、色々、教えてくれない?高島真也の事。
梨香子:・・・分かったわ。で、何を知りたいの?
祐次:高島真也は、周りからの人気が高いって聞いたんだけど、実際の所、どうなの?
梨香子:そうね。人気はかなり有ると思う。真也を狙ってる女子も多いし。
祐次:そうなんだ。じゃあ逆に、高島真也を嫌ってる人は?
梨香子:居ないよ。絶対。
祐次:どうして、そう言い切れるの?
梨香子:私が言うんだもん。間違いナシ。
祐次:そう。(心:まあ、高島を嫌ってる奴を探しても、意味はないけど。)あ、じゃあさ。高島が、誰かを恨んでるって事はない?
梨香子:・・・真也は、少し、自意識高めなの。完璧主義で、自分が一番じゃないと気が済まないっていうか。でも、ほんとに其れだけだよ。
祐次:そっか。(心:自分が一番じゃないと、気が済まない、か。その方向で当たってみるか。)最後に一つだけ。良いかな?
梨香子:何?
祐次:高島が最近、何を買ったか分かる?
梨香子:・・・
祐次:?(心:この感じ、何か知ってる?)
梨香子:・・・いくらの彼女でも、其処までは分からないわよ。
祐次:・・・だよね。ごめん。時間取っちゃって。でもお陰で、色々分かったよ。ありがとう。
梨香子:いえ。
祐次:それじゃあ。(心:彼女、明らかに何かを隠してる。それに、高島が完璧主義ってのも気になる。)
📱Prrrrrrr
祐次:もしもし。
晃(電話):もしもし、祐次?高島真也の事、調べといたよ。
祐次:おう、サンキュー。それで、どうだった?
晃(電):ああ。高島真也、乃木坂大学・映像学科の二年生。中学の頃から、写真を撮るのが好きだったみたいだな。中学や高校では、色んなコンクールで賞も取ってる。でも、最近はイマイチみたいだな。どの賞も、優秀賞止まり。へたすりゃあ、優秀賞の候補にも挙がってない。最優秀賞が全然取れてない。
祐次:そっか。(心:完璧主義の人間がこの成績じゃ、自暴自棄にもなるかもな。ガイアメモリに手を出しても不思議じゃない。)アッキー。高島真也の交際相手の山田梨香子が言ってたんだけど、高島真也は完璧主義みたいなんだ。そこで、悪いけど、高島が此までに参加したコンクールで、高島より成績が良かった人間全員を調べてくれ。
晃(電):全員を調べるったって、どう調べるんだよ。
祐次:とりあえず、乃木坂大学の学生で探してみてよ。
晃(電):分かった。該当者をリストアップして送る。
祐次:ありがとう。それともう一つ。"交際相手"も頼むな。
晃:交際相手?ああ、成る程な。分かった。
祐次:じゃあ宜しく。
晃(電):ああ。
📱ピッ
祐次:よし。ん?やべっ!もうすぐ講義の時間だ。急がないと。
梨香子:もしもし。うん、そう。来たよ。"仮面ライダー"。
?(電):分かった。後は、俺に任せろ。
梨香子:うん。お願い。
📱ピッ
梨香子:これで貴方は、"私の物"。ふふっ。
一方その頃、翔太郎は・・・
翔太郎:悪いな。ありがとう。
学生:いえ。
翔太郎:うーん。
ときめ:翔太郎!
翔太郎:おう。ときめ。どうだった?
ときめ:ううん。どれも、手掛かりにはならなそうだね。
翔太郎:そうか。
ときめ:やっぱり、誰かのイタズラなんじゃないの?
翔太郎:その可能性も有るかもしれないが、乃木坂大学の事を、わざわざイタズラで風都の探偵事務所にするか?
ときめ:確かに。
翔太郎:それに、イタズラじゃないって決めつけてたら、犠牲者が出る可能性も有る。そうなってからじゃ遅いからな。
ときめ:だよね。
翔太郎:よし。もう少し、聞き込みしてみるか。
ときめ:うん。
昼休み
翔太郎:祐次!
祐次:すいません。遅くなりました。
翔太郎:いや。気にすんなよ。
祐次:ときめさんも、こんにちは。
ときめ:こんにちは。
翔太郎:高島真也の事、何か分かったか?
祐次:あ、はい。アッキーにも調べてもらいました。まず、高島真也がカメラにハマったのは、中学の頃からでした。中学や高校の頃には、色んなコンクールで賞を取っていました。
ときめ:腕は確かって事ね。
祐次:はい。でも、最近はイマイチみたいです。
翔太郎:イマイチ?
祐次:はい。最近の成績は、良くて優秀賞。中には、落選したコンクールも有るみたいです。
翔太郎:イマイチ伸び悩んでるって事か。
ときめ:それが、ガイアメモリに手を出した理由?
祐次:そこまでは分かりません。ただ、高島真也は完璧主義だったみたいです。
翔太郎:完璧主義?
祐次:はい。高島真也の交際相手である、山田梨香子から聞いたんですけど、高島は自意識が高くて、何事も一番じゃないと気が済まないらしいです。
ときめ:その性格なら、今の成績に納得してないよね。
翔太郎:だろうな。メモリに手を出しても不思議じゃない。
祐次:はい。そこでアッキーに、高島が応募したコンクールで、高島より成績が良かった人間をリストアップして送ってもらいました。これがそのリストです。
翔太郎:二十人ぐらいか。
祐次:でも此は、あくまでも乃木坂大学の学生だけです。此処の学生以外も、狙われる可能性が有ります。そっちの方も、アッキーに調べてもらってます。
翔太郎:晃、重労働だな。
祐次:・・・今度、パフェの奢りです。
ときめ:あはは😅
翔太郎:とりあえず、此処の学生以外の方は、照井に頼んでみるか。
祐次:じゃあ、情報は照井さんに送るよう、アッキーに伝えておきます。
翔太郎:頼む。とりあえず、この二十人を当たるか。
祐次:はい。じゃあ俺は、十人を引き受けます。
翔太郎:いや。祐次は、この六人を頼む。
ときめ:私達は、残りの十四人を調べるから。
祐次:え、でも。
翔太郎:お前は、講義が有るだろ?だから、気にすんな。それに、俺達は探偵だ。聞き込みは慣れてる。だろ?
祐次:・・・分かりました。ありがとうございます。じゃあ。
翔太郎:ああ。行くか、ときめ。
ときめ:うん。
それから俺達は、二手に分かれて聞き込みをした。だが、特に異変は起きておらず、手掛かりを得ることは出来なかった。
レッスン室
祐次:うーん。(心:高島真也は、ガイアメモリを買って何がしたいんだ?それに、あの交際相手の山田梨香子。彼女は、何かを隠していた。一体何を・・・いや。今は、レッスンが先だな。)
弓木:先輩!
祐次:弓木。どうした?
弓木:いえ。何か考え事ですか?
祐次:ああ、うん。ちょっとね。
弓木:そうですか。何か有ったら、何でも言ってくださいね。私も、力になりますから。
祐次:ふっ😏ありがとう、弓木。
弓木:いえ。
ハム子コーチ:全員集合!
メンバー:はい!
ハム子:ええ、今日のレッスンは、少し早いですがここまでにします。それと、マネージャーから発表が有ります。長期休みの時の合宿についてよ。マネージャー、お願い。
祐次:はい。ええ、発表します。まず日程ですが、八月の二十三日~二十六日の四日間です。二十三日は、朝八時に東門から出発します。少なくとも、十五分前には集合するようにお願いします。
メンバー:はい!
祐次:そして、二十六日は、昼の十一時に合宿先を出発予定ですが、帰りについては、また合宿中に発表します。
メンバー:はい。
祐次:発表は以上です。何か質問は?
メンバー:無いです!
祐次:じゃあ、終わります。
ハム子:ありがとう。それじゃあ、今日は解散!
祐次とメンバー:お疲れ様でした!
祐次:ふぅ。(心:さて、どうするかな。うーん。とりあえず、翔太郎さん達と合流するか。)
🚪コンコン
祐次:?はい。
🚪ガラガラ
?:どうも。
祐次:どちら様ですか?
?:映像学科の、"高島"です。
祐次:!?(心:高島真也!?何故、奴が此処に。)
高島:実は、人を探してるんです。最近話題の、"仮面ライダー"を。
メンバー:!?
祐次:その仮面ライダーが何か?
高島:以前、乃木坂は仮面ライダーに会っていますよね。それで、何か知っていないかなと思いましてね。
祐次:なるほど。
高島:とりあえず、"貴方の正体"を教えて下さい。
祐次:・・・
マスカレイド!
祐次:!?くっ。此奴は・・・
マスカレイド:ハアッ!
祐次:ふっ。ハッ!
マスカレイド:グッ。
弓木:先輩。
祐次:(心:此処じゃ被害が大きい。)
高島:おお、流石は仮面ライダーだ。
祐次:お前・・・
高島:ふふっ。それじゃあ、やりましょうか。
高島真也は、ガイアメモリを取り出した。
フラッシュ!
高島:変身。
フラッシュ・ドーパント:ハアッ!ふふっ。さあ勝負だ。仮面ライダー!
祐次:ちっ。皆は隙を見てレッスン室を出るんだ。梅澤、お願い。
梅澤:分かった!
祐次:変身!
KAMENRIDE!DECADE!
フラッシュ:ハアッ!
ディケイド:ふっ。ハッ!ハアッ!
フラッシュ:うおっ!やるな。だが、フラッシュ!
ディケイド:!?(心:目くらましか。だが!)
ATTACKRIDE!
INVISIBLE!
フラッシュ:!?何処だ?
ディケイド:ハアッ!
フラッシュ:グアッ!
ディケイド:ふっ。ハアッ!
フラッシュ:クソッ。
ディケイド:今だ。梅澤!
梅澤:うん!皆、行くよ!
メンバー:はい。
フラッシュ:ふん。フラッ・・・
ディケイド:させるか!ハッ!
フラッシュ:グアッ!ちっ。ハアッ!
ディケイド:ふっ。ハッ!(心:このままじゃ、レッスン室がぶっ壊れる。外に出さねぇと。)グッ!フッ!ハッ!ハアッ!
フラッシュ:グアッ!
ディケイド:今だ!ハッ!
フラッシュ:グアッ!
ディケイド:ふっ!
屋外ステージ
梅澤:此処まで来れば大丈夫かな。
山下:そうだね。
久保:あの人、富永君を狙ってたのかな。
梅澤:かもね。
弓木:先輩は、あの人を調べていたのかもしれません。
梅澤:あの人を?そういえば、翔太郎さんが富永君に会いに来てたけど。
山下:この事だったんだ。
久保:うん。あれ?翔太郎さんだ。
弓木:ホントですね。
翔太郎:あれ?レッスンは?
梅澤:今日は早めに終わったんです。
翔太郎:そうなのか。
ときめ:あれ?祐次は?
弓木:あ、先輩。今、ドーパントと。
翔太郎:マジ!?早く言ってよ。それで、祐次は?
弓木:多分、レッスン室に・・・
フラッシュ:グアッ!
全員:!?
翔太郎:ドーパント。それに、あのカーテン。祐次か!
ディケイド:ふっ!ハッ!
フラッシュ:グッ!やはり強いな。だが、俺より上の人間は存在してはいけないんだ!ハアッ!
ディケイド:!?グッ!グアッ!
翔太郎:祐次!
ディケイド:翔太郎さん。彼奴、高島真也です。
翔太郎:何!?タレコミはホントだった訳か。フィリップ!変身だ。
フィリップ(通信):分かった。でも、少し待ってくれないか?
説明しよう!左翔太郎とフィリップは、ダブルドライバーを填めているとき、電話でなくても、お互いに会話が出来るのだ。
翔太郎:え?ああ、分かった。祐次、悪い。もうちょっと待っててくれ。
ディケイド:え?グアッ!
フラッシュ:余所見をするな!フラッシュ!
ディケイド:!?翔太郎さん!目閉じて!
翔太郎:え?ドワッ!うっ。目が、チカチカする!
ディケイド:彼奴のメモリはフラッシュ。あの光は目くらましです。
翔太郎:なるほど。
フラッシュ:ハアッ!
ディケイド:くっ!ハッ!ハアッ!
フラッシュ:グアッ!
フィリップ:翔太郎!
翔太郎:フィリップ!わざわざ来たのか?
フィリップ:ああ。間もなく、二人も到着する。行こう。
翔太郎:ああ。
サイクロン!ジョーカー!
翔太郎とフィリップ:変身!
サイクロン!ジョーカー!
W:さあ!お前の罪を数えろ!
W:ハアッ!
フラッシュ:くっ!増えたか。
?:こっちも居るぞ!ハアッ!
フラッシュ:グアッ!お前は誰だ!
アクセル:俺に質問するな。さあ!振り切るぜ!
フラッシュ:ライダーが三人。面白い。
亜樹子:三人じゃないわ。四人よ。
フラッシュ:四人?三人だろ。
W(翔太郎):俺達は、二人で一人の仮面ライダーだ!
フラッシュ:ふん。どうでも良い!倒せば同じだ!ハアッ!
Wとアクセル:ふっ!
ディケイド:ふっ!ハアッ!
フラッシュ:グアッ!
W(翔太郎):協力して奴を倒すぞ。
アクセル:了解だ!
ディケイド:分かった。
アクセル:ふっ!ハッ!
フラッシュ:グアッ!
W:ハッ!
フラッシュ:くっ!
ディケイド:ハアッ!ハッ!
フラッシュ:グアッ!
W(翔太郎):照井!彼奴の光は、見るな!視界が一瞬だが奪われる。
アクセル:分かった。ハアッ!
フラッシュ:くっ!
W(翔太郎):行くぞ、照井!祐次!
アクセル:ああ!ハッ!
ディケイド:分かった。ふっ!
フラッシュ:クソッ。厄介だな。だが、俺が一番だということを、証明する!スーパー、フラッシュ!
ディケイド:目、閉じて!
Wとアクセル:くっ!
三ライダー:!?グッ!グアーーーッ!
フラッシュ:ふん。目くらましだけが、フラッシュじゃないわ!ハアッ!
アクセル:グアッ!
W:グッ!
ディケイド:くっ!
フラッシュ:お前が死ねば、映像学科が一人消える。
ディケイド:何!?
フラッシュ:スーパーフラッシュ!
ディケイド:グッ!グアッ!
弓木:先輩!
フラッシュ:どんどん行くぜ!
W(翔太郎):させるか!
ルナ!メタル!
W:ハアッ!
フラッシュ:グッ!
アクセル:ふっ。
エンジン!スチーム!
アクセル:ハアッ!
フラッシュ:グッ。
アクセル:大丈夫か?
ディケイド:はい。ありがとうございます。
フラッシュ:ちっ。
W(翔太郎):どうする?フィリップ。
W(フィリップ):奴のフラッシュを遮れば、いけるはず。
アクセル:だろうな。行くぞ!
W:ああ。
ディケイド:了解!
ATTACKRIDE!BLAST!
ディケイド:ハッ!
フラッシュ:グッ!
ヒート!ジョーカー!
Wとアクセル:ハアッ・・・
ディケイド:ハッ!
Wとアクセル:グアッ!
全員:!?
ディケイド:あ、ごめん!
亜樹子:ちょっと!何やってんのよ!
ディケイド:すいません。
フラッシュ:ふん。仲間割れか。スーパーフラッシュ!
Wとアクセル:!?グッ!グアーーーッ!
ディケイド:!?
ときめ:翔太郎!
亜樹子:竜君!
フィリップ:はっ!翔太郎、照井竜。大丈夫か?
翔太郎:グッ!
照井:くっ!
ディケイド:・・・(心:俺は、あの二人を・・・)!?
回想
祐次:俺の所為なんだ・・・俺さえ居なければ・・・誰も死なずに・・・済んだ、筈なんだ・・・誰も
現実
ディケイド:あの時と、同じだ。翔太郎さんも照井さんも、俺の所為で・・・
フラッシュ:ははっ!ショックか?聞いたとおりだな。ハッ!
ディケイド:グアッ!
フラッシュ:Wもアクセルも、お前の所為で怪我をした。お前の所為でな!ハアッ!
ディケイド:グアッ!くっ!(心:俺は、皆を守る為に戦うと決めた。でも、今は二人を傷付けた。俺は・・・やっぱり。)
フラッシュ:ふん。ハッ!
ディケイド:グアッ!
フラッシュ:スーパーフラッシュ!
ディケイド:!?グッ!グアーーーッ!
弓木:先輩!
全員:!?
祐次:うっ。くっ!
弓木:先輩。大丈夫ですか?
祐次:くっ・・・
フラッシュ:ふん。トドメだ!
弓木:あ。
祐次:くっ!頼む!
KAMENRIDE!AGITO!
祐次:はっ!
アギト:フッ!ハッ!ハアッ!
フラッシュ:くっ!
アギト:ハアーー・・・
アギト:ふっ!ハアッ!
フラッシュ:!?グッ!グアッ!ちっ。今は見逃してやる。フラッシュ!
全員:うっ。
祐次:逃げたか・・・
アギト:それじゃあ、また。
弓木:あ、消えた。
祐次:・・・くっ!
ときめ:これで良し。
翔太郎:悪いな。
ときめ:ううん。
照井:助かった。所長。
亜樹子:いいえ。で。なんでWとアクセルを攻撃したの?
祐次:・・・フラッシュに、当てようとしたら、Wとアクセルに偶々、当たって・・・
亜樹子:偶々って、一歩間違えれば、死んでたかもしれないんだよ?!分かってるの?!
祐次:・・・
翔太郎:止せ、亜樹子!祐次だって、わざとやった訳じゃないだろ。
亜樹子:でも・・・
祐次:ごめんなさい!
全員:!?
祐次:俺の所為で、二人は・・・本当にごめんなさい!
翔太郎:気にすんなよ。
照井:そうだ。そこまで、大きな怪我じゃない。
フィリップ:この失敗を、次に繋げれば良いのさ。
祐次:・・・
晃:そもそも、お前が二人に合わせること自体、無理じゃないか?
翔太郎:確かにな。お前の強さは本物だ。だから、自分のやりたい様にやればいいんじゃないか?
照井:そういえば、左とフィリップも、同じ様な事があったな。
フィリップ:ふふっ。そうだね。
ときめ:そうなの?
翔太郎:そういえば、ときめには話したこと無かったな。あれは、エクストリームになるきっかけの話だ。
フィリップ:あの時は、僕の力が強すぎて翔太郎が付いて来れなくなっていたんだ。Wになっても、上手く戦えなかった、むしろ。変身も出来なかった。
亜樹子:あの時の翔太郎君。スッゴくショックを受けてたね。
翔太郎:ああ。
照井:結局、あの時は、どうやって持ち直したんだ?
翔太郎:ああ。木彫りの熊だ。
翔とフィと亜樹以外:木彫りの熊?
翔太郎:ああ。俺達には、鳴海荘吉という師匠が居たんだ。
弓木:師匠?
亜樹子:そう。因みに、鳴海荘吉は私のお父さんだよ。
晃:へぇ。
翔太郎:おやっさんが残した木彫りの熊に、メッセージが隠されてあったんだ。
晃:何て書いてあったんです?
翔太郎:〈Nobody’s perfect.〉 誰も完璧じゃない。
祐次:・・・
翔太郎:そもそも人間は完璧にはなれない。必ず何かの欠点がある。でも人間は皆、完璧を求めてしまい、過ちを犯す。まさに高島真也の事だな。
祐次:・・・(心:そういえば、高島真也は完璧を目指していた。でも完璧にはなれず、ガイアメモリに手を出した。)
翔太郎:でも、だからこそ、次に繋げる事が出来るんだ。俺達が、再びWとして戦えた様にな。
フィリップ:勿論、その言葉だけで立ち直れた訳じゃない。翔太郎は、僕に合わせると言った。そのお陰で、僕達は究極のW、エクストリームになれた。だから・・・
祐次:だから、俺も大丈夫。そう言いたいのか?
翔太郎:そうだ。
祐次:そんな訳ない!
全員:!?
弓木:先輩?
祐次:俺は、あんた達とは違う!あんた達が出来たからって、俺が出来るとは限らない!俺は!あんた達が思う程強くない!
全員:・・・
祐次:・・・🚶
晃:・・・!?これは・・・何のつもりだ?
祐次:俺は、皆を守ると決めた。でも、俺は二人を傷付けた。そんな俺に、戦う資格はない。🚶
🚪ガラガラ
弓木:先輩!
全員:・・・
祐次は晃に、ディケイドライバーとディエンドライバーを押し付け部屋を出て行った。
晃:いきなりチームプレーは、キツかったかな?
翔太郎:かもな。
晃:・・・弓木ちゃん。
弓木:はい・・・
晃:祐次の事、任せても良いかな?
弓木:私が?
晃:うん。祐次は多分、遠慮してるんだと思う。
弓木:どうして?
晃:皆からしたら、祐次は裏切ってないのかもしれない。けど祐次は、皆を裏切ったと思ってるんだ。仮にも、利用しようとした訳だからな。
弓木:でもそれは・・・
晃:うん。祐次の思い込みだ。だからこそ、自分は皆に合わせないといけない。そう思ってるんだ。
弓木:・・・でも、どうして私なんですか?
晃:祐次は、弓木ちゃんになら、話せるんじゃないかと思ってさ。祐次は、君の前では自然体で居れている。そんな気がするんだ。だから、頼めないかな?
弓木:・・・分かりました!行って来ます!
🚪ガラガラ
翔太郎:彼奴は、分からないのかもな。仲間とは何なのか。
晃:基本的に彼奴は、ずっと一人で戦っていたから、誰かと一緒に戦うという概念がないんです。だから、慣れるまで時間が掛かるかもしれません。でも、彼奴の強さは本物です。だから、これからも祐次と一緒に戦って下さい。お願いします!
翔太郎:なんか勘違いしてないか?
晃:え?
フィリップ:僕達は、辞めるつもりはないよ。
照井:ああ。彼奴はもう、俺達の仲間だ。
翔太郎:これからも、一緒に戦うさ。
晃:皆さん・・・ありがとうございます!
三人:ああ。
河川敷
祐次:はぁ~~😞
弓木:先輩!
祐次:弓木・・・
弓木:・・・良かったら、どうぞ🍌
祐次:・・・あ、ありがとう。(心:なんでバナナ?・・・まあ、いっか。)
弓木:お隣、良いですか?
祐次:うん・・・
・・・
弓木:・・・晃さんが言ってました。
祐次:・・・何て?
弓木:先輩が、遠慮してるんじゃないかって。
祐次:・・・
弓木:先輩の中では、私達を裏切ったって思ってるんじゃないかって。
祐次:・・・そうだって言ったら?
弓木:気にしなくて良いと思います。
祐次:え?
弓木:翔太郎さんだって言ってたじゃないですか。過ちを犯すからこそ、次に繋げられるって。
祐次:皆が皆、そうなるとは限らない。
弓木:そうかもしれません。けど、私は信じたいです!先輩なら、次に繋げられるって。一つのチームとして、翔太郎さん達と戦えるって!私は信じてます!
祐次:・・・俺は、翔太郎さん達に、合わせないと・・・
弓木:先輩は先輩です!
祐次:!?
弓木:確かに。先輩は、翔太郎さん達とは違います。でも、誰かを守りたいって気持ちは同じの筈です。先輩も聞いてたじゃないですか。Wが、エクストリームになったときの話を。強すぎるフィリップさんに、翔太郎さんが合わせたって。
祐次:・・・つまり、その時のフィリップさんが、今の俺って事?
弓木:はい。先輩のやりたい様にやれば良いんです。
祐次:俺の、やりたい様に?
弓木:はい!
祐次:・・・
?:ハッ!
祐次:!?危ない!
弓木:きゃっ!
祐次:弓木、大丈夫?
弓木:はい、大丈夫です。それより今のは?
祐次:・・・彼奴の仕業だ。
弓木:彼奴?あ!
?:ふん。
祐次と弓木:フラッシュ・ドーパント。
フラッシュ:ディケイド!今度こそ、貴様を倒す!そして、その女もな!
弓木:!?
祐次:ふざけんな!弓木には、指一本触れさせやしない!命に代えてでも守ってみせる!
弓木:先輩・・・
フラッシュ:ふん。フラッシュ!
祐次:弓木!
弓木:うっ。
祐次:大丈夫?
弓木:はい。平気です。
祐次:うん。高島真也!お前は何故、ガイアメモリに手を出した?
フラッシュ:ふん。(動:人間の状態に戻った。)
高島:決まっているだろ。俺が誰よりも一番なんだ。なのに、何奴も此奴も俺を落とした!誰よりも優れている俺をだ!俺より上の奴は、存在してはいけないんだ!だから、この魔法の小箱で全てを潰す!変身!
フラッシュ!
フラッシュ:ハアッ!
祐次:くっ!今度こそ、お前を倒す!変身!
・・・
祐次:そっか。ベルト、アッキーに渡したままだ。
弓木:どうするんですか?
祐次:・・・!?弓木!
弓木:わっ!
フラッシュ:はははっ!変身出来ない貴様など、ただの雑魚だ!ハアッ!
祐次:くっ!グアッ!
弓木:先輩!
フラッシュ:はははっ!スーパー・・・
祐次:!?まずい!変身出来ない今、あれを喰らえば只じゃ済まない。それに、あのままじゃ弓木が・・・弓木!逃げろ!
弓木:!?
?:ハアッ!
フラッシュ:フラッ・・・グアッ!
三人:!?
フラッシュ:誰だ!
弓木:翔太郎さん達?
祐次:いや、Wの弾道じゃない。まさか!?
?:ちょっと、倒しちゃ駄目じゃない!私が貰うって言ったでしょ?
フラッシュ:あ、ごめん。
?:分かれば良いのよ。ごめんなさいね。祐次君?
祐次と弓木:!?
祐次:どうして俺の名前を知ってる?
?:ふふっ。一度だけ、会ったじゃない。ふふっ。私は、プリーズよ。
祐次:プリーズ・ドーパントか。
プリーズ:そうよ。とりあえず、貴方を貰うわ。
弓木:え!?
プリーズ:貴方に用はないわ。フラッシュ!
フラッシュ:ああ!
弓木:え?
フラッシュ:死ね。ハアッ!
弓木:!?
祐次:弓木ーーーーっ!
ATTACKRIDE!BARRIER!
フラッシュ:!?うっ!
プリーズ:くっ!
弓木:きゃっ!
祐次:!?ふっ。
祐次:弓木!大丈夫?
弓木:うっ。はい。大丈夫です。
祐次:良かった・・・
弓木:ごめんなさい。先輩。
祐次:ううん。俺こそごめん。守るって言ったのに、危険な目に・・・
弓木:先輩は悪くないです。
祐次:弓木・・・
翔太郎:大丈夫か?
弓木:皆さん。はい。大丈夫です。
祐次:・・・アッキー。
晃:どうした?
祐次:ベルト、頂戴。
晃:ああ。はい。
祐次:翔太郎さん。フィリップさん。
翔太郎とフィリップ:ん?
祐次:照井さん。
照井:なんだ。
祐次:さっきはごめんなさい!俺は、お二人を・・・
翔太郎:考えるのは止めだ。
祐次:え?
翔太郎:お前はこれまで通り、全力で行け!
照井:俺達が、お前に合わせる。
フィリップ:君は君だ。
祐次:!?
回想
弓木:先輩は先輩です!
祐次:!?弓木・・・
現実
祐次:良いんですか?俺の全力は、遥かに上ですよ。
フィリップ:ふふっ。言ってくれるね。
翔太郎:一応、俺達は先輩なんだからな?
照井:ああ。嘗めてもらっては困る。
祐次:ふっ😏じゃあ行きますよ。先輩方!
三人:ああ!
サイクロン!ジョーカー!
アクセル!
KAMENRIDE!
照井:変っ・・・身っ!
アクセル!
翔太郎とフィリップ:変身!
サイクロン!ジョーカー!
祐次:変身!
DECADE!
アクセル:さあ!振り切るぜ!
W:さあ!お前の罪を数えろ!
ディケイド:(動:手をパンパン。)ふっ!
ディケイド:先輩方!フラッシュは任せます。
Wとアクセル:分かった。ハアッ!
フラッシュ:くっ!
ディケイド:プリーズ!お前の相手は俺だ!
プリーズ:ふふっ。嬉しいわ。貴方を、私に頂戴?
ディケイド:ああ。思う存分くれてやる。敗北の二文字をな!
プリーズ:ふふっ。それは要らないかな。ハアッ!
ディケイド:はっ!ダアッ!
プリーズ:くっ!
ディケイド:ハアッ!
プリーズ:くっ!
ディケイド:お前にプレゼントだ。変身。
KAMENRIDE!ZX!
弓木:あれは?
晃:仮面ライダーZX。身体中に色んな武器を隠してるパーフェクトサイボーグだ。忍者ライダーという異名もある。
弓木:へぇ。
プリーズ:ふふっ。何をくれるの?
DZX:此だよ。十字手裏剣!ハッ!
プリーズ:!?グアッ!
DZX:じゃんじゃん行くぜ!衝撃集中爆弾!
プリーズ:くっ!グアッ!
DZX:も一つオマケに、マイクロチェーン!
プリーズ:くっ!何これ・・・
DZX:ハアッ!
プリーズ:きゃっ!
DZX:行くぜ。
FINAL ATTACKRIDE!
Z Z Z ZX!
DZX:ハアッ!
プリーズ:!?
DZX:ZXキーーーーック!
プリーズ:くっ!キャーーーッ!
弓木:やった!
晃:いや、まだだ!
弓木:え?
プリーズ:ハアッ!
DZX:よっ!(動:ディケイドに戻った。)
ディケイド:なかなかしぶといな。
プリーズ:ふふっ。ハアッ!
ディケイド:ふっ!
W(翔太郎):ハアッ!
フラッシュ:くっ!
アクセル:ハッ!
フラッシュ:グアッ!フラッシュ!
W(フィリップ):目を!
W(翔太郎)とアクセル:んっ。
フラッシュ:スーパーフラッシュ!
Wとアクセル:くっ!グアッ!
W(フィリップ):あの技のコンボは厄介だ。
W(翔太郎):けど、どうする?
アクセル:スピードで倒すか。
W(翔太郎):スピードならお前の方が有利だろ。
アクセル:ああ。
W(フィリップ):少し気になることがある。
アクセル:なんだ?
W(フィリップ):プリーズ・ドーパントの能力だ。プリーズは、能力という能力を使ってない。
W(翔太郎):それもそうだな。
ディケイド:ハッ!ハアッ!
プリーズ:うっ!
ディケイド:ハアッ!
W(翔太郎):祐次なら、能力を見る前に倒しちまいそうだけどな。
アクセル:確かにな。
フラッシュ:無視するな!スーパーフラッシュ!
W(翔太郎):何度も同じ手を喰うか!
メタル!
サイクロン!メタル!
W:ハッ!
フラッシュ:!?
プリーズ:待っていたわ!ハアッ!
Wとアクセル:消えた!?
ディケイド:ハア・・・ぐっ!グアーーッ!
Wとアクセル:!?
弓木:先輩!
ディケイド:くっ!
晃:一体何がどうなったんだ?
ディケイド:奴の能力か。
弓木:え?
ディケイド:奴のメモリはプリーズ。頂戴という意味だ。つまり奴には、何かを引き寄せる力がある。プリーズを倒さないと、フラッシュは倒せない。ハアッ!
プリーズ:くっ!
W(翔太郎):成る程な。フィリップ!
ジョーカー!
W(翔太郎):エクストリームで、メモリの能力を!
W(フィリップ):分かった。
サイクロン!ジョーカー!
W:ふっ!はっ!
エクストリーム!
W:プリズムビッカー!
プリズム!
W(フィリップ):プリーズの全てを閲覧した。
プリズム!マキシマムドライブ!
W:プリズムブレイク!ハアッ!
プリーズ:!?キャーッ!
W(翔太郎):祐次!
ATTACKRIDE!BLAST!
ディケイド:ハッ!
プリーズ:きゃっ!
フラッシュ:!?止めろ!
FINAL ATTACKRIDE!
DE DE DE DECADE!
ディケイド:ディメンションブラスト!ハッ!
プリーズ:!?キャーーーッ!
フラッシュ:!?
?:うっ!
梅澤:あの人は?
ディケイド:やっぱりアンタだったんだな。高島真也の交際相手。"山田梨香子"さん。
梨香子:くっ!どうして?
ディケイド:アンタに話を聞いた時、何かを隠していた。そこで、アッキーに調べてもらったのさ。そしたら、バッチリ映像が残ってたよ。アンタが、高島真也と一緒にメモリを買っている所がね。
フラッシュ:許さん。よくも梨香子を!こうなったら、ハアッ!
フラッシュは攻撃した。弓木達に。
全員:!?
ディケイド:ふっ!
ATTACKRIDE!SLASH!
ディケイド:ハアーー・・・ハアッ!
弓木:先輩・・・
ディケイド:大丈夫か?
弓木:はい。
フラッシュ:ちっ。
ディケイド:テメェ・・・今、何をしようとした。
フラッシュ:其奴等を殺そうとした。
ディケイド:何故だ?
フラッシュ:梨香子にした事を、やっただけだ。
ディケイド:そうか。光には光だ。変身。
KAMENRIDE!BLACK RX!
DRX:俺は太陽の子。仮面ライダーBLACK RX!
DRX:ハッ!ハアッ!
フラッシュ:ぐっ!なら!スーパーフラッシュ!
DRX:キングストーンフラッシュ!
フラッシュ:!?ぐっ!グアーーッ!
DRX:ハッ!とおっ!RXキーック!
フラッシュ:グアーーーーーッ!
DRX:先輩!
Wとアクセル:ああ!
アクセル!アップグレード!
アクセル:ふっ!はっ!
ブースター!
FINAL ATTACKRIDE!
DRX:リボルケイン!
W:ふっ!はっ!
エクストリーム!マキシマムドライブ!
エンジン!マキシマムドライブ!
アクセル:ふっ!ハアーー・・・
Wとアクセル:ハッ!
W:ダブルエクストリーム!ハアッ!
フラッシュ:!?グアッ!
アクセル:ハアーーーッ!
フラッシュ:ぐっ!
B B B BLACK RX!
DRX:リボルクラッシュ!ハッ!
フラッシュ:うっ!くっ!
DRX:ふっ!ほおっ。ハッ!
フラッシュ:グアーーーーッ!
高島:ぐっ!うっ!
高島真也の体から、メモリが放出され、砕けた。メモリブレイクの完了だ。
DRX:ふぃ~。(動:ディケイドの姿に戻った。)
ディケイド:山田さん。あんたは、何故メモリを?
梨香子:・・・真也は、成績の事で悩んでいた。私も、何か力になりたかった。そんな時に、メモリを買ったの。真也は、フラッシュのメモリで成績が上だった人を消す。そして私は、その消した人からカメラの腕を奪う。
ディケイド:なんで、メモリだったんだ?自分の力で、どうにかしようとは思わなかったのか?貴方がやろうとしたことは、間違いだった。
梨香子:じゃあ、どうすれば良かったのよ?
ディケイド:さあな。俺には分からん。でも、あんたの高島を助けたいという気持ちは本当だった筈だ。高島の事は、貴方が一番理解しているだろ。恋人なんだから。
高島:梨香子ごめん!俺が、ちゃんとしていれば。
梨香子:ううん。私こそごめん。貴方の事、ちゃんと理解しているつもりだったのに。本当にごめんなさい。
高島:良いんだ。なあ、仮面ライダー。一つ聞いても良いか?
ディケイド:なんだ?
高島:俺達、やり直せるかな?
ディケイド:その気持ちが有れば、きっとやり直せる。結局あんた達は、誰も傷つけなかった。それだけで十分さ。
高島:アンタは、どうやって立ち直ったんだ?
ディケイド:教えてくれたからな。仲間が、弓木が。俺は俺。やりたい様にやる。弓木は俺の恋人じゃないけど、俺の中では、失いたくない大切な人だ。大切な人が居る人間は強い。守りたい物が有るからな。
梨香子:守りたい、物・・・
ディケイド:ああ。(動:変身解除。)
祐次:(動:弓木の方に顔を向ける。)
弓木:?
祐次:😊(動:頷く。)
弓木:・・・😄
高島:そうか。君を始めに狙って良かったよ。
祐次:馬鹿言ってんじゃねぇよ。こっちは良くない。・・・まあでも。アンタ等のお陰で大事な事に気付けた気がするよ。
梨香子:お似合いよ。貴方と彼女は。
祐次://///う、うるせぇ。とっとと行け!いや、行っちゃ駄目か。
真也と梨香子:☺️
W:ふぅ~。(動:メモリが飛んでいって、変身解除。)
翔太郎:もう大丈夫そうだな。
フィリップ:ああ。
アクセル:ふっ😏そうだな。(動:メモリを抜いて、変身解除。)
照井:二人を確保する。
祐次:照井さん。後はお願いします。
照井:ああ。高島真也、山田梨香子。ガイアメモリ使用の罪で逮捕する。行こうか。
高島と梨香子:はい。
ときめ:ところで、タレコミをしたのは誰だったの?
翔太郎:あ!そういえば、誰だったんだ?
祐次:山田梨香子かもしれません。
亜樹子:どうして彼女が?
祐次:止めて欲しかったんじゃないですか?自分と恋人を。まあ、本人に聞いてみないと分からないですけど。
フィリップ:ふふっ。そうだね。
弓木:先輩!
祐次:弓木。ありがとね。弓木のお陰で、色々吹っ切れたよ。
弓木:いえ。力になれたなら良かったです。
祐次:やっぱり、俺には弓木が必要みたいだ。
弓木:え/////
祐次:ふふっ。これからも宜しくね。
弓木:あ/////はい!
祐次:☺️
弓木:😄
全員:😊
祐次:改めて。これからも宜しくお願いします。翔太郎先輩!
翔太郎:ああ。
祐次:フィリップ先輩!
フィリップ:ああ。
祐次:竜先輩!
照井:ああ。
祐次:亜樹子先輩!ときめ先輩!
亜樹子とときめ:うん。
祐次:☺️
今此処に、一つのチームが誕生した。最強のワンチームが。
祐次:必ず守ってみせる。このチームで。
次回
仮面ライダーディケイドwith乃木恋
祐次:今日から三日間の合宿です。
弓木:おはようございます。先輩!
祐次:合宿先にまで来るなよ。
翔太郎:行くぞ。
フィリップ:新たな幹部か?
ディケイド:気を付けて下さい!彼奴は、姿を消せます!
照井:何!?
Wとアクセル:祐次!
弓木:先輩!
全てを破壊し、全てを繋げ!
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