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義姉との暮らしはドキドキしっぱなし


 僕の名前は秋元○○。最近、母親が再婚した。再婚相手には娘さんが居て、名前は秋元真夏さん。僕は彼女に片想い中。一目惚れだった。今は一緒に暮らしているんだけど、彼女はスタイルが良い。なのに、部屋では薄着だ。だから僕は、常にドキドキしっぱなし。



○○:ふぁ~🥱

○母:おはよう。

○○:おはよう。

真父:おはよう、○○君。

○○:おはようございます。

○母:そのご飯、まだ作り立てだから。冷めない内に食べちゃいなさい。

○○:はーい。いただきます。パクッ👄うん!今日も美味い!

○母:ふふっ。それはどうも。

○○:今日はゆっくりなんですか?

真父:ん?いや、今日は休みだよ。

○○:・・・えっ?休み?

○母:もう今日は土曜日よ。

○○:えっ!?土曜日!?マジで?

○母:そんな嘘付かないわよ。

○○:マジか・・・今日休みか。

○母:大体、昨日から夏休みじゃない。アンタ。

○○:・・・そうでした。そういえば姉さんは?

真父:まだ寝てるよ。休みの日はゆっくりだからね。

○○:そうなんだ・・・

○母:それから、私達、明日からしばらく帰らないから。

○○:ほーい。・・・はっ?いやいや、どういう事?

○母:決まってるじゃない!新婚旅行よ!

○○:あ、成る程ね。で、行き先は何処なのさ?

二人:ハワイ。

○○:・・・良いなぁ。

○母:一週間の予定なの。

○○:一週間!?まあまあ長いのね。

○母:まあね。この人、私のお願いは何でも聞いてくれるから。

○○:母さんの希望かい。すいません。母が我が儘ばっかり言って。

○母:そんなに言ってないんですけど。

真父:ふふっ。気にしてないよ。それに、こんな可愛い人に頼ってもらえて、男として鼻が高いよ。

○母:もう~/////恥ずかしいわよ。でも、ありがとう。大好きよ。ギュッ

真父:僕も大好きだよ。ギュッ

二人:チュッ💏

○○:・・・(心:何を見せられてるんだ?僕は。)ウォホンッ!

二人:?

○○:鬱陶しいので離れて下さい。

二人:ちぇっ。

?:相変わらずだね。お父さんは。

真父:おはよう・・・真夏。

真夏:おはよう。

○母:おはよう、まなっちゃん。

真夏:おはよう。○○君もおはよう。

○○:おはよう・・・(心:うわぁ・・・今日も可愛い。)

真夏:いただきます。パクッ👄うん。今日も美味しいです。

○母:ふふっ。良かった。

真父:真夏。僕達、明日から新婚旅行でハワイに行くんだ。

真夏:え、明日?いきなりだね。

○母:ごめんね。一週間行くんだ。

真夏:一週間!?そりゃまた長いね。

○母:だから、暫くは○○の事、お願いね。

真夏:うん、分かった。よろしくね。

○○:う、うん・・・(心:2人きり・・・大丈夫かな・・・

真夏:あ、そうだ。ねぇ○○君。

○○:なに?

真夏:ちょっと付き合ってくれない?

○○:えっ?

真夏:ちょっとね。

○○:あ、うん。


 朝ご飯を食べ終え、僕は姉さんと出掛けることになった。


真夏:お待たせ。

○○:ううん、全然・・・!?

真夏:どうかな?似合ってる?

○○:あ、うん・・・とても、似合ってる。可愛い・・・

真夏:ふふっ。ありがとう。

真夏:じゃあ、行こっか。

○○:うん。それで、何か買いに行くの?

真夏:うん。だってお母さん、もうすぐ誕生日でしょ?

○○:あ、うん。もしかして・・・

真夏:そっ。誕生日プレゼントをね。

○○:そっか、ありがとう。

真夏:ううん。家族だからね。

○○:姉さん・・・

真夏:ふふっ。お母さんって、欲しいものとか有るかな?

○○:あぁ~、ハンドクリームが無くなりそうって言ってたけど・・・

真夏:じゃあ、ハンドクリームと何かもう一品で良いかな。

○○:うん。良いと思う。


ショッピングモール


真夏:じゃあ、とりあえずハンドクリームから見ていこうか。

○○:はーい。

真夏:いつも同じ物を使ってる?

○○:うん。雪肌精のハンドセラムだよ。

真夏:へぇ~、雪肌精なんだ。じゃあ・・・あっ!あった・・・これで合ってる?

○○:うん、合ってる。

真夏:じゃあ、ハンドクリームはOKだね。

○○:うん。あのさ。

真夏:なに?

○○:もう一品は、美顔器でも良いかな?

真夏:美顔器・・・うん!良いと思う!

○○:じゃあ、行こ。

真夏:うん!


家電コーナー


○○:とは言ったものの、美顔器とか分かんないしな。

真夏:大丈夫!えっと~・・・こういう物とか良いかなって思うけど・・・

○○:ん~~・・・


~~


~~


~~


~~


~~


~~


~~


 無事に美顔器を買えた僕達は、折角来たんだからって事で、ショッピングモールを見て回る事に。(美顔器を選ぶところはカットさせていただきます。よく分からないので。ちゃんと調べて書けよ、とも思うんですけどね。)


真夏:じゃあ、どこから行く?

○○:うーん・・・姉さんは無いの?

真夏:私?うーん・・・あ!じゃあ、彼処に行きたいな。あ、でも・・・○○君はちょっと行きづらいかな・・・

○○:?どこかは分かんないけど、大丈夫だよ。行こ?

真夏:うん・・・


 そして、僕達がやって来たのは・・・


○○:・・・うぅ~・・・居づらい/////


 ランジェリーショップだった。なんなんだこの、生きてる心地がしない空間は。周りの人の目が冷たく感じる。早く出たいです。姉さん。


○○:ね、姉さん?ま、まだ?

真夏:ごめん、ちょっと待って・・・ねぇ○
○君。

○○:な、なに?

真夏:赤と浅紫、どれが良いと思う?

○○:そんなの分からないです/////

真夏:じゃあ、赤色と紫色、どっちが好き?

○○:えっ?えっと~・・・赤、かな。

真夏:じゃあ赤にするね。

○○:あ、うん・・・

真夏:先、出てて良いよ。

○○:うん・・・



真夏:お待たせ。

○○:ううん。

真夏:じゃあ次は、○○君の行きたいところに行こっか。

○○:うん。

真夏:どこが良い?

○○:うーん・・・やっぱり彼処かな。

真夏:?


トイザらス


真夏:おもちゃかぁ、○○君、玩具コレクターなの?

○○:ううん。ただ特撮が好きなだけだよ。

真夏:へぇ~・・・

○○:今日は、ガッチャードを見ようかなって思って。姉さんからしたらつまらないと思うけど、大丈夫?

真夏:うん、全然大丈夫だよ。

○○:なら良いけど。


 僕は早速、変身ベルトを見ていた。


○○:うーんと、今持ってないのは・・・エクスガッチャリバー、ガッチャーイグナイター、テンライナーにクロスホッパーだな。武器系だと・・・ガッチャージガンとガッチャートルネード、ヴァルバラッシャーだな。うーん・・・どうしようかな・・・

真夏:・・・(心:すごく真剣に見てる・・・可愛い。ああいう無邪気なところ、好きだなぁ/////)ふふっ。

○○:・・・よし、此と此にしよう。

真夏:決まった?

○○:うん。エクスガッチャリバーと、ガッチャーイグナイターにする。じゃあ、お会計してくるね。

真夏:うん。外で待ってるから。

○○:はーい。

真夏:・・・考えてみれば、高校生だもんね○○君は。まだまだ子供かな。ふふっ。その子供を好きになったわけだけど・・・


 姉さんがそんな風に思ってることを知る由も無い僕は、お会計を終え、姉さんと合流した。その後、お昼時だったのでフードコートにやってきた。


真夏:○○君は何を食べる?

○○:うーん・・・じゃあチャーハンにしようかな。

真夏:だけ?

○○:うん。あ、チャーハンは大盛りが良いな。

真夏:分かった。じゃあ、私はラーメンにしようかな。注文してくるから待っててね。

○○:はーい。チラッ👀ふふん。(心:買えて良かった。ふふっ。)


 その後、注文の料理が届いた。


二人:いただきます。

○○:パクッ👄うん~、美味しい!

真夏:ズズッ👄うん、美味しい!

二人:・・・ふふっ。

○○:美味しいね。

真夏:うん。今日、来て良かったね。

○○:うん。おもちゃも買えたし、美味しいチャーハンも食べれたし。

真夏:ふふっ。なんか・・・デートみたいで楽しかったよ。

○○:えっ・・・で、デート?/////

真夏:うん。ふふっ。

○○:で、デート・・・(心:えっ、なに?どういう事?そ、それって、え?僕の事を?いや、まさかね。)

真夏:ほら。早く食べないと冷めちゃうよ。

○○:あ、うん。


 ご飯を食べ終えた僕達は帰ることにした。


真夏:喜んでくれるかな、お母さん。

○○:大丈夫だよ。

真夏:だと良いな。渡すなら、当日が良いかな?

○○:うーん・・・明日から一週間だからなぁ・・・当日はハワイに居るから無理だよ。

真夏:じゃあ、帰ってから渡しちゃおうか。

○○:うん。

真夏:ふふっ。



自宅


子二人:ただいま。

親二人:おかえり。

○母:なんか色々買ってるわね。

○○:へへっ、ガッチャードだよ。

○母:自分のお金?

○○:勿論!後、チャーハン食べた!すげぇ美味かったよ。

○母:ふふっ。良かったわね。

真夏:お母さん。

○母:ん~?なーに?

真夏:○○君。

○○:あ、うん。母さん、明後日、誕生日でしょ?

○母:え?えぇ、そうだけど。なんで?

真夏:コレ、私達からの誕生日プレゼント。二人でお金出し合って買ったんだ。

○母:まあスゴい!美顔器じゃない!高かったんじゃない?

○○:そうだよ。だから、大事に使ってね。

○母:ありがとう。二人とも。

○○:えへへ。

真夏:うん!


 無事にプレゼントを渡せた。母さんは父さんと買い物に行ってしまい、今は姉さんとお留守番だ。そんな姉さんはというと・・・


真夏:暇だね。

○○:そ、そうだね。(心:うぅ~・・・また薄着だ。なんであんなに無防備なんだ。)

真夏:ねぇ、○○君。

○○:な、なに?

真夏:・・・好きな人、居る?

○○:へっ?

真夏:だから、好きな人。居る?

○○:な、なんで、急に?

真夏:何となく?ほら、高校生だし、そういう年頃かなって思ってさ。

○○:成る程・・・

真夏:で?居るの?

○○:・・・居るよ。

真夏:っ!そ、そうなんだ・・・ど、どんな人なの?

○○:・・・僕より年上で、優しくて、可愛くて、童顔だけど大人な人だよ。後、家では薄着で、無防備な人かな。

真夏:・・・家では薄着・・・なんで知ってるの?もしかして、もう恋人同士ってこと?

○○:・・・はぁ~。違うよ。僕が好きなのは・・・姉さんだよ。

真夏:へっ?わ、私!?

○○:うん。

真夏:っ/////(心:嘘・・・○○君が、私の事を好き・・・)ほ、ホントに?

○○:ホントだよ。嘘なんか付かないって。

真夏:そっか・・・

○○:・・・姉さん。ううん。真夏さん!

真夏:!?はい。

○○:真夏さんの事が好きです。僕と、付き合って下さい!

真夏:ホントに良いの?

○○:え?

真夏:だって私、○○君の六つ年上だよ?私よりもっと良い人が・・・

○○:そんなの関係ないよ。真夏さんが良いんだ。

真夏:・・・私も、○○君の事が好きだよ。

○○:ほ、ホント?

真夏:うん。でも、この気持ちは封印しようって思ってたの。

○○:え?な、なんで?

真夏:理由は二つ。一つは、さっきも言ったけど、年齢の問題。○○君は高校一年生、私は大学三年生。今は、青少年保護育成条例っていう法律が有って、合意の上で体の関係を持ったとしても、「淫行」として罰せられる可能性がある。ましてや、○○君は今15歳。16歳未満であれば、更に重く罰せられる可能性がある。

○○:・・・

真夏:そしてもう一つは、姉弟だという事。

○○:姉弟・・・

真夏:うん。お互いの親が再婚して、私達は姉弟になった。もちろん、血縁関係は無いから、付き合ったって問題はない。でも、姉弟である私達が付き合うって事は、それなりに問題はある。親への説明とかね。

○○:・・・それでも、僕は真夏さんと付き合いたい!親への説明もちゃんとする!それと、青少年保護育成条例の事も!だから!

真夏:○○君。

○○:・・・

真夏:私も一緒だよ。

○○:え?

真夏:二人で、支え合っていかないと。一緒に、お父さん達に説明しよう。コレは、私達二人でやらないといけない事だから。

○○:・・・じゃあ・・・

真夏:うん。宜しくね。○○君。

○○:😀うん!

真夏:ふふっ。じゃあ、呼び方変えよっか。

○○:え?呼び方?

真夏:うん。真夏さん、だと、壁があるかなって。だから。

○○:えっと、じゃあ・・・なんて呼んだらいい?

真夏:うーん・・・まなっちゃん、が良いかな。

○○:・・・ま、まなっちゃん・・・

真夏:ふふっ。可愛い。ナデナデ👋

○○://///

親二人:ただいま。

真夏:おかえり。

○○:お、おかえり/////

真夏:お父さん、お母さん。大事な話があるの。

○○:・・・

親二人:・・・

真父:どうした、改まって・・・

○○:僕達二人から、伝えたいことがあるんだ。

○母:・・・そう。ついに来たのね。この時が。

子二人:え?

真父:そうだね。来たみたいだ。この時が。

子二人:・・・はい?

○母:分かってるわよ。付き合い始めたんでしょ?

子二人:え!?

真父:なんだ、違うのかい?

子二人:・・・違わないけど。

○母:知ってたわよ。二人が互いに意識し有ってるの。

子二人:えぇ~!?

真父:○○君なんか、あからさまだったもんな。薄着の真夏を見て照れていたし。

○○:・・・/////(心:バレている。)

○母:まなっちゃんは、明らかに顔が違ったもの。アレは、恋する乙女の顔だった。私には分かる。

真夏:・・・/////(心:バレている。)

真父:ま、要するに、二人ともバレバレだったって事だ。

子二人:・・・はぁ~。

○母:ふふっ。・・・でも良いの?付き合うって事は、二人は特別な関係になるって事。貴方達には、年齢という最大の問題がある。勿論、私達は応援する。でも、世間が許すかは分からない。たとえ何があっても、二人で協力して乗り越えられる?

○○:正直、その時になってみないと分からない。でも、一つだけ言えることがある。

三人:・・・

○○:僕は、まなっちゃんが大好きだ。何があっても、必ず守る。だからお父さん!

三人:・・・

真父:なんだい?

○○:娘さんを、僕に下さい!

真夏:!?

真父:ふふっ。結婚の挨拶みたいだね。

○○:あ、いや・・・その~・・・あはは😅

真父:真夏。

真夏:はい。

真父:○○君はまだ高校生。そして、君は大学生。年齢で言えば大人だ。○○君の事、支えてあげるんだよ。

真夏:うん。分かってる。

真父:うん。○○君。

○○:はい!

真父:娘を頼むよ。

○○:あ、はい!ありがとうございます!

親二人:ふふっ。

○母:まなっちゃん。

真夏:はい。

○母:○○の事、宜しくね。

真夏:はい!

○母:後、ちゃんと避妊はするのよ?

子二人:!?

○○://///

真夏:お、お母さん!/////

○母:ふふっ。


 こうして、付き合うことになった僕達。ちなみに、親が新婚旅行でハワイに行ってる間に、関係が少しアップするのだが、この時の僕達は、まだ知らない。





To be continued…?



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