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第3話 変身!!ディケイド

これまでの
仮面ライダーディケイドwith乃木恋は・・・


光一:逃げろ!祐次!俺の代わりに、世界を守ってくれ!

祐次:(やっぱり、彩華に似てる)

弓木:あの、ディケイド?の事が気になるというか。

ドーパント:大人しくしてろ!

弓木:うっ。

祐次:弓木!

ドーパント:はっ!

祐次:!?グッ!

ドーパント:じゃあな!

祐次:待て!グッ!グワァーーーーーー!

祐次:弓木を助ける為なら何でもする。たとえ、命を落としたとしても。

翔太郎:もしお前が死ねば、弓木ちゃんが悲しむ!それこそ、弓木ちゃんが負い目を感じてしまうぞ!自分の所為で、お前が死んだって。

祐次:(自分の所為・・・)

ディケイド(光一):祐次!グワァ!

祐次:お父さん!?

祐次:(弓木・・・)

翔太郎:自分の命以上に大切な物はない。

祐次:彼女、俺に言ったんだ。「何かあったら言ってください。」って、「私達も先輩の力になりたいので。」って。だから、弓木になら、ディケイドの事、話しても良いのかなって。

ボス:そうか。なら、話せばいい。お前がそう決めたなら、私達は何も言わん。

ボス:だけど、後悔だけはするなよ。絶対に。

祐次:はい。


世界の破壊者、ディケイド。
スーパーショッカーへの復讐を誓い、その瞳は何を見る?


 弓木が誘拐されて早三時間。いつ、弓木が殺されるか分からない。祐次は急いだ。弓木が捕らわれているであろう廃ビルに。
 一方その頃、翔太郎達は・・・


フィリップ:解けた!犯人達が落ち合うのは、○○地区の廃ビルだ。

翔太郎:よし、急ごう!

照井:所長達は、彼女たちを頼む。

亜樹子とときめ:了解。

梅澤:弓木ちゃんをお願いします。

翔太郎:ああ。

照井:任せろ。

フィリップ:僕も行く。

翔太郎:ああ。

亜樹子:頼んだわよ、仮面ライダー。

 祐次の出発から、30分後。翔太郎達も、廃ビルに向けて出発した。


竹中:依頼は達成した。報酬を貰おうか?

依頼人:良いわよ。でもそれは、この女を殺してからね。

竹中:ははっ、構わんよ。さっさとやりな。

依頼人:どうも。さあ終わりよ、弓木奈於さん?

弓木:どうして・・・どうしてこんなことを?

依頼人:どうして?ふふっ。決まってるじゃない。アイドルが嫌いだからよ!可愛いというだけで、周りにチヤホヤされて、楽しんでる。それが嫌なのよ!だからアイドルを殺すの。それがたとえ、大学のアイドルでもね?

弓木:っ!い、嫌・・・

依頼人:ふふっ。その怯えた顔!最高ね!アハハッ!アハハッ!アハハハハハハッ!

竹中:ははっ。怖っ!あんた、最高だね。

依頼人:でしょ?ふふっ、安心しなさい?楽に殺してあげるから。それじゃあ、さようなら?

祐次:そこまでだ!

竹中:あ?

依頼人:誰?

弓木:先・・・輩・・・?

竹中:テメェはあの時の!?

祐次:弓木を返せ!

依頼人:あんた、何なの?

祐次:その子のマネージャーだ!

依頼人:ふふっ。マネージャーって。アハハッ!マネージャーのあんたが来たところで何だというの?死にたくなければ、とっとと帰りなさい。

祐次:それは無理だな。

竹中:ならば死にな!

祐次:その前に、俺の話を聞けよ竹中浩二。お前は"闇のアイドル駆除"という、闇サイトを運営しているなぁ?そして、そのアイドル駆除者の名前は、"ケツァスター"。

竹中:!?

祐次:そして、前田千夏(まえだちか)。それは、あんたの名前だな。

前田千夏:!?どうしてそれを!

祐次:お前はそのサイトの中で、アイドル殺しというアカウント名で依頼をした。"乃木坂46のメンバーを潰して"と。

弓木:・・・

祐次:そして竹中。貴様は、闇のアイドル駆除の運営者だ。それと同時に、ケツァスターでもある。ケツァスターとは、ケツァルコアトルスドーパントの事だ。

竹中:くそっ!

前田:どうして私だって分かったの?

祐次:分かるさ。そういうことが出来る奴が居るからな。"俺の組織に"

竹中:俺の組織?お前、一体何者なんだ。

祐次:俺は、"ガーディー"の戦士だ。

竹中:ガーディーだと?なんだそれは!?

祐次:お前等は知らなくて良い。

前田:知りたいとも思わないわよ!あんた、死になさい!

 前田はガイアメモリを取り出した。

前田:行くわよ、ケツァスター!

竹中:ああ。

ケツァルコアトルス!
トライセラトップス!

Wドーパント:ハアッ!

祐次:やっぱり、持ってやがったか。誘拐されたアイドルを殺したのは、トライセラトップスドーパントに変身した、あんたの仕業だったんだな。

トライセラトップス:そうよ。

ケツァルコアトルス:お喋りは終わり。お前は知りすぎた。さあ、消えろ。

祐次:消える気はねぇな。弓木、もう少しの辛抱だ。待ってろ。必ず助ける。

弓木:先輩・・・もしかして。

ケツァルコアトルス:お前は、一体!?

祐次:俺は!仮面ライダーディケイドだ!覚えておけ!変身!

 KAMENRIDE!DECADE!



弓木:先輩が、ディケイド。

トライセラトップス:ふん。行くわよ!ハアッ!

ケツァルコアトルス:ハッ!

ディケイド:ハァーーーッ!ハッ!ヤアッ!

トライセラトップス:ぐっ!ガアッ!

ディケイド:ハアッ!ダアッ!

ケツァルコアトルス:ぐっ!ガハッ!

ディケイド:ハアッ!

トライセラトップス:グハッ!くそっ!

弓木:先輩がディケイド・・・(ディケイドが気になった理由、分かったかも。先輩、だったから、なんだ。)頑張って、ディケイド・・・

ディケイド:ハアーー、ダアーーーーッ!

Wドーパント:グワァーー!

 ディケイドにぶっ飛ばされたWドーパントは、ビルの下に落下した。そしてディケイドは、弓木の拘束を解いた。

ディケイド:大丈夫か、弓木?

弓木:はい。大丈夫です。それより、ディケイドの正体は先輩だったんですね。

ディケイド:ああ。弓木。この事は、誰にも言わないでくれ。絶対に。

弓木:分かりました。約束致します。

ディケイド:ありがとう。さあ、行こう。

弓木:はい。

 ディケイドは、弓木を連れて、廃ビルを脱出した。

トライセラトップス:くそっ!彼奴何なの?!

ケツァルコアトルス:彼奴と戦うのは分が悪い気がする。ここは、逃げるが勝ちだな。

トライセラトップス:そうね。

ディケイド:逃がさねえよ!

ケツァルコアトルス:くっ!

トライセラトップス:しつこい男は嫌われるよ?

ディケイド:別に好かれたいとも思わん。

ケツァルコアトルス:いちいち鼻につく奴だな。とっとと消えろ!

弓木:(先輩・・・)

ディケイド:消えるのは、お前等の方だ。弓木、隠れてろ。

弓木:はい!

トライセラトップス:こうなったら、仮面ライダーも弓木奈於も、二人とも殺す。

ディケイド:生憎だなぁ。俺は死なない。そして、弓木も死なせない。

ケツァルコアトルス:ほざけ!ハアーーー!

トライセラトップス:ハアーーー!

ディケイド:フッ!ダアッ!

 ディケイド対二人のドーパント。2対1の戦いが始まった。

ディケイド:ハアッ!ダアッ!テヤァッ!

ケツァルコアトルス:グハッ!

トライセラトップス:ウグッ!

ディケイド:ハアーー、ダアーーーーッ!

Wドーパント:グワァーー!

弓木:凄い・・・

翔太郎:弓木ちゃん!

弓木:翔太郎さん、フィリップさん。照井さんも。

照井:無事か?

弓木:はい。ディケイドに助けて貰いました。

フィリップ:ディケイドに?

弓木:はい。(先輩。約束通り、秘密にしておきます。)

翔太郎:そっか。(やっぱりディケイドは、祐次で間違いないか。)さて、どうする?フィリップ、照井。

フィリップ:きっと僕達が戦いに混ざれば、こないだ同様に攻撃されるかもしれない。

照井:それに、奴が我々より強いのは確かだ。

翔太郎:無闇に手を出さない方が良いか。

弓木:皆さんも戦ってください。

翔太郎:だけど・・・

弓木:大丈夫です。多分。

フィリップ:多分じゃ困る。ちゃんと確信してからじゃなきゃ。

翔太郎:まあまあ。フィリップ、行くぜ?
ジョーカー!

フィリップ:・・・分かった。翔太郎を信じるよ。
サイクロン!

アクセル!
照井:変っ!

翔太郎&フィリップ:変身!

照井:身っ!

サイクロン!ジョーカー!
アクセル!

W:さあ!お前の罪を数えろ!


アクセル:さあ!振り切るぜ!


弓木:え、フィリップさん?フィリップさん!どうして?

W(フィリップ):申し訳ないが、僕の体。宜しくね?

弓木:え、あ、はい。

ディケイド:ハッ!ヤアッ!ダアッ!

ケツァルコアトルス:ハアッ!

W:ハッ!

ケツァルコアトルス:グハッ!

W(翔太郎):よう!

ディケイド:またお前等か。(来るのは分かっていたが。)

アクセル:ケツァルコアトルスは、我々が倒す。

W(翔太郎):そっちは任せるぜ。

W(フィリップ):頼んだよ。

ディケイド:ふん。ハアッ!ダアッ!

トライセラトップス:グハッ!ぐっ!

アクセル:ハアッ!ダアッ!テヤァッ!

W(翔太郎):ハッ!フッ!ダアッ!

ケツァルコアトルス:グハッ!ぐっ!ガハッ!くそっ!

W(フィリップ):人型の内に倒そう。大きくなられたら厄介だ。

W(翔太郎):ああ、そうだな。

アクセル:なら、これで行くか。
アクセル!アップグレード!ブースター!


W(翔太郎):俺達はあれだな。

フィリップ:ふふっ。そうだね。

ルナ!トリガー!


W(翔太郎):ハッ!

ケツァルコアトルス:ぐっ!

アクセル:ハアッ!

ケツァルコアトルス:グハッ!くそっ!

トライセラトップス:ちょっと!しっかりしなさいよケツァスター!ぐっ!

ディケイド:余所見とは良い度胸だな!ハアッ!

トライセラトップス:キャアッ!あなたね!私は女よ?女に乱暴して、恥ずかしいと思わないの?

ディケイド:ははっ。笑わせるな!女だろうと男だろうと関係ないんだよ!今のお前は、只の化け物だ!

トライセラトップス:っ!もう許さない!

ケツァルコアトルス:俺をバカにするとどうなるか、思い知らせてやる!

Wドーパント:ハァーー、ハァーーーーッ!



ディケイド&弓木:巨大化した。

W(翔太郎):遅かったか。

W(フィリップ):まずいね。このままでは、

アクセル:彼女が巻き込まれる。

W(翔太郎):ディケイド!

ディケイド:あ?

W(フィリップ):ここで戦えば、彼女も危険だ。

ディケイド:・・・

弓木:あ。

 弓木は首を振った。まるで、"気にしないで"と言うように。

ディケイド:・・・断る。

W(翔太郎):何!?

W(フィリップ):本気で言ってるのかい?

アクセル:あの子を助けに来たんじゃないのか?

ディケイド:ドーパントを追ってたら彼女が居た。だから、ついでに助けた。それだけだ。

W(翔太郎):なら、あの子は死んでも良いってのか?

ディケイド:そんなに言うなら、お前達が彼女を連れて行けばいいだろう?手助けぐらいはしてやるよ。


W(翔太郎):これは、あの時の。

ディケイド:それを潜れば(くぐれば)大学に行ける。

W(フィリップ):行こう。今は彼女の命が優先だ。

アクセル:そうだな。

W(翔太郎):しょうがねぇ。弓木ちゃん!

弓木:あ、はい。あ、でもフィリップさんは?

W(翔太郎):そうだった。エクストリーム!


弓木:鳥?あ、フィリップさんの体が鳥さんの中に!?

ディケイド:(あれがW、第7のメモリ。エクストリームは、究極か。つまり、究極のW。フィリップの体を回収したということは、二人が一つになるのか?どちらにしても、強さは本物か。)

W(翔太郎):行くぞ。

ディケイド:すまん、弓木。!?ぐっ!ちっ!

トライセラトップス:グアーーッ!

ディケイド:何!?カーテンをぶち破っただと。

ケツァルコアトルス:グォーー!

ディケイド:くそっ!(弓木、皆。)

 トライセラトップス・ドーパントは、カーテンをぶち破った。そして!?

W(翔太郎):ディケイド・・・

弓木:大学だ・・・あ!?

梅澤:弓木ちゃん!

弓木:ご心配おかけしてすいませんでした。

山下:無事で良かったよ。

久保:本当だよ。

弓木:翔太郎さん達もありがとうございました。

W(フィリップ):気にしないでくれたまえ。

アクセル:それに君を助けたのは、ディケイドだ。俺達じゃない。

賀喜:ディケイドが!?

遠藤:ディケイドは、何がしたいんでしょう?

W(翔太郎):ディケイドは本当に助けたのか?

弓木:え?

W(翔太郎):彼奴も言ってただろ。ついでだって。

田村:ついで・・・

弓木:それでも、助けてくださったのは本当です。

W(翔太郎):・・・(彼奴は、ディケイドは祐次じゃないのか?でも、彼女が言わされてるって感じじゃない。だとすれば、本当のディケイドは一体・・・)

井上:ところで、あの鳥さんは何ですか?

亜樹子:あれはエクストリームメモリ。Wが究極のWになるための鳥型のメカなんだよ。

菅原:究極のWって事は、最強?

亜樹子:Wの最強フォームよ。

ときめ:!?翔太郎!

W(翔太郎):ん?あれは!?トライセラトップス・ドーパント。

W(フィリップ):あのカーテンを破ったのか!

アクセル:まずいぞ。このままでは、大学が!

弓木:どうして?(先輩・・・)

W(フィリップ):兎に角、どうにかしなければ。

W(翔太郎):亜樹子!リボルギャリーだ!

亜樹子:了解!カモン!リボルギャリー!


伊藤:あれって戦車?

亜樹子:あれはリボルギャリー。Wの戦いをサポートする戦車。あの中にマシンが格納されてるの。

阪口:凄い。

アクセル:左、フィリップ。どうする?

W(フィリップ):照井竜は、空から頼む。

アクセル:分かった。ハアッ!


与田:飛んだ!

W(フィリップ):翔太郎!僕達はヒートトリガーだ!

W(翔太郎):おう。
ヒート!

ヒート!トリガー!


W:ハッ!フッ!ハッ!

トライセラトップス:ぐっ!グアーーッ!

W:!?グワァーー!

アクセル:左!フィリップ!ハアッ!ダアッ!

トライセラトップス:グアーーッ!

アクセル:!?グハッ!

W(翔太郎):此奴、やべぇな!

アクセル:どうする。

W(フィリップ):翔太郎。ハードタービュラーで行こう。

W(翔太郎):だな。照井はあれを。

アクセル:ああ。


吉田:うわあ!ホバーバイクみたい。


岩本:なんか可愛い。

アクセル:ハアッ!


皆:ええーー!バイク!?

皆:しかも合体した!

ときめ:皆、ハモった。

亜樹子:うん。

W(翔太郎):行くぞ!ハアッ!

アクセル:ダアッ!

トライセラトップス:グワァーー!ガアッ!

W(翔太郎):フッ!ダアッ!

トライセラトップス:!?グワァーー!

アクセル:ハアーーッ!

トライセラトップス:グオーーーッ!

W(翔太郎):とりあえず、奴を弱らせるしかない。
トリガー!マキシマムドライブ!

W:トリガーエクスプロージョン!

トライセラトップス:グオーーーッ!

アクセル:効いてるぞ!ハアッ!

トライセラトップス:グオーーーッ!

W(フィリップ):一気に決めよう。

W(翔太郎):ああ。
サイクロン!ジョーカー!


エクストリーム!


佐藤:あれが、Wの最強フォーム。

W:プリズムビッカー!
プリズム!

アクセル:全て、振り切るぜ!
トライアル!

トライアル!

林:アクセルが青くなった!

矢久保:これで、赤と黄色と青。信号機みたい。

アクセル:ハッ!


アクセルトライアルの能力。高速移動が出来る。

黒見:速っ!

佐藤(璃):凄い。

松尾:アクセルはスピードタイプってことか。

W(翔太郎):ハアッ!ダアッ!

トライセラトップス:グオーーーッ!

アクセル:ハアッ!テヤァッ!

トライセラトップス:グワァーー!

W(フィリップ):よし、そろそろトドメだ。

W(翔太郎):ああ。!?

W&アクセル:グワァーー!

皆:あ!

ケツァルコアトルス:グオーーーッ!

アクセル:ケツァルコアトルス!?

W(翔太郎):何で此処に!?

W(フィリップ):ディケイドは一体・・・

弓木:あ!ディケイド!

W&アクセル:!?

ディケイド:ハアッ!ダアッ!

ケツァルコアトルス:グオンッ!

 ディケイドは、マシンディケイダーに乗り、ケツァルコアトルスドーパントを追いかけてきたようだ。ライドブッカーをガンモードにして攻撃していた。

ディケイド:ちっ!(よりにもよって大学に!とっとと倒さねぇと。だが!)やはり、これだと火力が足らん。ならば!

ATTACKRIDE!GIGANT!

ディケイド:テヤァッ!

ケツァルコアトルス:グオーーーッ!

W(翔太郎):あれは、

W(フィリップ):ミサイルのようだね。

アクセル:奴は、一体いくつの技を持ってるんだ?

W(翔太郎):まったく見当もつかねぇ。

W(フィリップ):まだまだ、いっぱい有るんだろうね。

アクセル:兎に角、ケツァルコアトルスは奴に任せよう。

W(フィリップ):そうだね。

W(翔太郎):行くぜ!

サイクロン!マキシマムドライブ!
ヒート!マキシマムドライブ!
ルナ!マキシマムドライブ!
ジョーカー!マキシマムドライブ!

W:ハアーー・・・

アクセル:フッ!
エンジン!マキシマムドライブ!

W:ビッカーチャージブレイク!ハアッ!

アクセル:ダアッ!

 Wは、ビッカーチャージブレイク。アクセルトライアルは、マシンガンスラッシャーをトライセラトップスに喰らわせた。

トライセラトップス:グオーーーッ!

アクセル:9.4秒!それがお前の絶望までのタイムだ!

トライセラトップス:グオーーーーーーッ!

亜樹子&ときめ:やった!

乃木坂:アクセル、速っ!

弓木:ちょっと可哀想です。

 前田の体から、メモリが排出され砕けた。

前田:アイドルは、要らない・・・

W(翔太郎):ふぅ~~。後は・・・

ケツァルコアトルス:グオーーーッ!

ディケイド:フッ!ハッ!ちっ!ちょこまかと!

ケツァルコアトルス:グオーーーッ!

ディケイド:しょうがねぇ。

 ディケイドは、バイクを止め、そのまま降車した。

ディケイド:下からが駄目なら、上からだ!ハアッ!

W(翔太郎):奴は何をする気だ?

W(フィリップ):ケツァルコアトルスの背中に乗った!?

アクセル:馬鹿な!振り落とされるぞ!

ディケイド:ふん。ハアッ!

ケツァルコアトルス:グオーーーッ!

亜樹子:剣を背中に刺した!

ときめ:一体何を?

ディケイド:ふん。散々振り回してくれたな、くそったれ!とっととくたばれ!

 FINAL ATTACKRIDE!
 DE DE DE DECADE!

ディケイド:フッ!ダアーーーーーーーッ!

 ディケイドは、ライドブッカーをソードモードにして背中に刺した。そして、背中に刺した剣に、ディケイドのライダーキック。ディメンションキックを喰らわせた。

ケツァルコアトルス:グオーーーーーーッ!

 竹中の体からメモリが排出し、そのまま砕けた。

竹中:俺は・・・スター・・・だぞ・・・

翔太郎:終わった。

フィリップ:ああ。

照井:前田千夏(まえだちか)。アイドル連続殺人事件について、話を聞かせて貰う。

前田:ふん。

照井:そして、竹中浩二。お前には誘拐事件についてだ。

竹中:俺は、頼まれただけだ。

照井:その辺も署で聞く。連れて行け!

刃野&真倉:はっ!

ディケイド:・・・ふん。

 ディケイドはマシンディケイダーに乗ろうと歩き出した。

弓木:あの!

ディケイド:・・・

皆:・・・

弓木:助けてくださってありがとうございました!

ディケイド:・・・

翔太郎:なんか言ったらどうだ?

ディケイド:・・・勘違いするな。さっきも言ったが、助けたのはついでだ。次は無い。じゃあな。

 ディケイドは、マシンディケイダーに乗り、走り去った。

弓木:ありがとうございました。(先輩。)

 その後の捜査で、竹中浩二の誘拐事件。前田千夏のアイドル連続殺人事件のどちらにおいても証拠が発見され、二人は逮捕となった。そして、ディケイドの正体は、不明のままだった。


ディケイドの作品の終わり

次回
仮面ライダーディケイドwith乃木恋


祐次:弓木には教えておこうと思ってな。ガーディーについて。

弓木:はじめまして。弓木奈於です。

祐次:ガーディー。オレが所属している組織だ。

祐次:Wやアクセルには話すな。メンバーにも。

アキラ:宜しく。

祐次:俺の目的は、家族の復讐だ。

祐次:邪魔する奴は潰す。それだけだ。

弓木:復讐は駄目です。先輩は、優しい先輩でいてください!

祐次:弓木・・・(俺は・・・復讐を・・・)


全てを破壊し、全てを繋げ!



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