帰り道

バスで帰った

バスは相席必須だった

今相席をさせてもらった人

良い声のおじいさんだった

おじいさんは僕のバス停を聞くと

「もうすぐは降りるから席変えよう」

言われ

窓側の席に座った

僕は嬉しかった

他人と関われた事を誇らしく思った

窓側の席に座れたから、ご老人が乗ってきても

勇気を出して声を掛ける選択肢も無くなって

安心した

そして、横のおじいさんは

乗ってきたおばあちゃんに先を譲った

もうすぐ降りるから

そう言って

凄い!と思った

おじいさんがおばあさんに席を譲る

初めて見た

かっこいいと思った

そして、おばあさんは遠慮と感謝を口に出して

僕の横に座る

なんかもうほっこりした

感謝は言っただけじゃ、感謝では無い

そう思う

でもおばあちゃんは、明らかに感謝をしていた

想いと言葉の掛け算でやっと気持ちは伝わる

それを目指したい

そして、おばあちゃんは座ると

バス停で会話をしていた

バスで立席の学生のカバンを膝の上に置いた


優しいな


もう優しさって最強だなって思った


かっこよくなりたい


だから、人に対して強い優しさを持ちたい


最初は偽善でも、純度100%の自分が思う善者になろう


今日の帰り道は良い発見が多かった


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