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クラシック音楽編のまとめも


好きになった音楽家のエピソード

ヘンデルとマッテゾンの決闘

 音楽家ヘンデルとその親友マッテゾンとの決闘。
 しかも、ヘンデルはこの決闘で一歩間違えれば亡くなっていたレベルの激闘だった。偶然、服のボタンに剣がはじかれなければ・・・という奇跡。
 漫画でしか見たことないぞ、その展開。

ワーグナーとドレスデン蜂起

 フランスの2月革命の流れで起きたドイツの3月革命。結果、ドレスデンで政府軍と革命軍がぶつかり、ワーグナーもこれに参加した。その結果、ワーグナーは政府から指名手配され、スイスに亡命した。
 歴史に名を残したほどの音楽家が指名手配される時代って何よそれ。

シューマンとミルテの花

 紆余曲折を経て、ようやく叶ったクララとの結婚。その式の前日に妻となるクララへ贈った歌曲集のタイトルが『ミルテの花』。その花の名は花嫁のブーケを意味するロマンティックなエピソード。甘ああああい!でも、事実関係には諸説あり。

キャラクターが良い音楽家

ハイドン

 おちゃめな音楽家ハイドン。うたたねする客に楽曲でイタズラしたり、部下の不満を演出に込めて上司に伝えたりと、怒りではなくユーモアで気持ちを伝える姿はまさに一流のエンターテイナー。

ショパン

 今回は記事にしなかった、ピアノで有名なオランダ出身の音楽家。彼は自身の作る曲に積極的に故郷の民謡スタイルなどを取り入れた。名曲『英雄ボロネーズ』のボロネーズとは『オランダ風』という意味のフランス語。

ヴェルディ

 オペラ王の名にふさわしく、その人生はきっとオペラでできていた。
 オペラに熱中したかと思えば、もうオペラは嫌だと言わんばかりに田舎で長い休暇を過ごした。それでもまだオペラを忘れられず、またオペラに熱中するのである。きっと心の底からオペラが大好きだったのだろうと感じた。

<学んだこと、感想>

 たった数週間、なぞった程度なので深いところは正直まだ分からない
 しかし、音楽家の人生に触れたこの数週間は、個人的に学びの多い時間だった

〇ヨーロッパの情勢に大きく影響されたクラシック音楽

 調べる前は、ルネサンス後の音楽はすでに大衆のものであったと思っていたが、それは間違いだった。
 クラシック音楽の始まりは、王族貴族の権力がまだ強く音楽家の地位は低かったのだ。それが近代に近づくにつれ、大衆へと広まっていくのである。

 その根幹を担ったのが産業革命であり、市民革命だった。

 そうした変わりゆく時代のうねりにあおられ、音楽のスタイルも、音楽家のスタイルも大きく変わっていったのだ。

〇偉大な音楽家だって一人の人間

 家族とのいざこざや、恋人との関係、人間的なだらしなさなど、歴史に名を残した音楽家たちもまた、我々と同じく恋をしたり悩んだりと親しみある人生のエピソードを持っている
 ただし、中には親友と決闘したり、革命に参加したり、結婚するために裁判を起こしたりと中々にハードな人生を送った人物もいたみたいだ。

〇感想とこれから

 音楽の知識を得られたり、軽い歴史の勉強になったりと学べたことは多い。しかし、同時に自身の教養のなさが浮き彫りになったように思う。今後も機会を見て芸術家の人生についてもう少し学んでいきたい。

 さて、次回以降の予定はヨーロッパの国について書いていきたい。ただ、上手く記事にまとめられるかも、どれくらいのボリュームになるかも分からない。ひとまず、3月の前半を調べ事にあて、3月中には記事にしたいと思っている。それと口調も変えます多分。間に合うといいな。

 それではまた。ここまで読んでくれてありがとうございました。

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