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最近読んだ本-2024年3月後半編

50代半ばのメーカー勤務サラリーマン、中小企業診断士見習い(登録前)です。この記事のタイトルにある2024年3月は、1回目の実務補習を終了し、4月の実務従事の準備に充てている期間でした。
その期間中に読んだ本を記載していきたいと思います。

実務補習の予習として読んでいた本です。自分自身は飲食業に全く詳しくないのですが、それでも何名か飲食店店主や経営者に知り合いがいます。皆、明るい笑顔を絶やさない人達ばかりなのですが、人知れず苦労をしていたのだなということが偲ばれました。
この本では飲食店の開業を目指す人向けに立地や店舗に関する知識、売上予測や投資判断・開業資金準備、従業員採用や許認可・各種届出を解りやすく紹介しています。
開業しても大半は3年~5年で閉店に追い込まれる業界の為、多方面に渡る慎重な準備が必要だと感じられました。

実務補習・実務従事を受けるにあたり、少しは「コンサル的」な勉強がしたいと思いました。この本ではビジネススクールで教えられる様々なフレームワークの中からよく使われる50の手法を取り上げて解説しています。SWOT分析・3C分析等の戦略・マーケティング手法、動機付け&衛生理論・SECIモデルといった組織マネジメント手法から損益分岐点分析・NPV・WACC等の会計・ファイナンス手法まで、中小企業診断士試験でもおなじみの各知識が整理されています。
試験対策で覚えた知識を実戦で思い出し活用するため、常に持ち歩く一冊になりそうです。

普段からExcelでため込んだデータをAIにかけて、今まで時間をかけていた分析を自動化・省力化できないかと考えていました。
この本はChat GPTで得られた回答をExcelに転記し、編集するところから、Excel上でChat GPTを活用できるAPIの操作方法、独自コマンドの作り方などがわかりやすく解説されています。
ボリュームもそこまで多くはなく(私でも2・3日で読了できた)、やりたかった大量データの分析、、などの手法までは掲載されていないのですが、さらに実践的な参考書に進んだり、この本で得られた基礎知識を応用することで、これまで「知識・発想の壁打ち」程度にしか使えていなかったChat GPTの活用をさらに広げられるのではと思いました。

(了)

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