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2022年5月のメッセージ

新しい道が開いています。
その道を見つける者はその道を行くでしょう。

私たちが何を思おうと、所詮は〇〇の手のひらの上(←仏、神、宇宙意識等、それに見合う好きな言葉を当てはめてください)すべてお見通しなのです。

それはあなた自身の高次の意識であり、宇宙全体に偏在する潜在的意識でもあります。私たちの知らぬところで、その意識は私たちの言葉で言えば「対話」をしています。その領域へは私たちの言語思考ではたどり着けないので、どうにも言葉では表しづらいです。

私たちは地上であくせくと動いていますが、宇宙規模で見れば、何も起こっていないように見えます。しかし耳を澄ますと、無限とも思える小さな振動が伝わってきます。
その一つ一つに注目するのではなく、全体的な、あるいは、部分的でももっと大きな領域での動きの傾向を知ることで、何がどうなっているかをつかめます。

天上から大きな空間が地上に向けて開いており、通過口のようになっています。「でも地上から上にあがれないよね」と思っているうちはその通過口は見えません。

あ、上に通じる空間が開いている。あそこに行きたいなー。
と単純に思えるのであれば(単純に今の世界を捨てられるのであれば)、あなたは気づいたらそちらの世界に移っています。

多くの人が今の世界や状況に未練があるのですんなりとはいきません。
しかし「行きたい」という思いはあります。この思いを認識している人としていない人(気づいていない人)とではまた違いが出てきます。

行きたいけど、今に未練が残り、行けないと感じる人には強制断捨離的なことが起こります。いろいろと変化が起きたり、古きを手放す作業がありますが、対応していきましょう。

後腐れのない人はさっさと移行しましょう。そういう人はほぼ無意識に移行しています。同じ状況、環境にいても、何かが変わったと感じる場合がそうです。

大半の人はそんなことを考えずに過ごします。
これを読んだ人は、自分の見ている景色がどう変化していくかで、自分の状況がつかめるでしょう。

ジタバタと自意識でもがいても、大いなるものの手のひらの上でジタバタしています。無駄なあがきはやめましょう。

私は大いなる者の手のひらの上にいるんだな。
この手は私を悪いようにはしないぞ。
他の悪しきものから私を救ってくれた手だぞ。
と感謝できるといいですね。

芥川龍之介の小説「蜘蛛の糸」では、お釈迦様がおろした蜘蛛の糸を登っていたカンダタが、自分の下にたくさんの罪人が登ってくるのを見て「降りろー!」と叫んだら、糸が自分のところからプツンと切れてまた地獄に落ちてしまったという話です。

私はそういうことはしないと思っていても、その時にならないと自分がどういう行動に出るかはなんとも言えません。

しかしそれについて考えることはできます。
「自分がどう行動したらいいか?」を考えるのではなく、「それはどういう状況で、何が起こったのか?」と全体のつながり(縁起)の中での関係性について考えましょう。
そうすると、自分がどうすればいいのかが見えてくるでしょう。

あなたの前に、天につながる通過口が見えています。光の柱みたいなものです。
この光の通過口を上に上がって上の世界に行きたい、見てみたい...。

地上を見渡すと、それが見えている人もいれば、見えていない人もいます。
その時、あなたは何を思い、どう行動するでしょう?

そんなことを今月、考えてみてください。

では、ステキな5月となりますように。

「和音」2022.4.30

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今月のメッセージは例えだと思って読むとわかりやすくなると思います。

・飛躍するチャンスが来ているのに、その準備ができていないとそれが見えない。
・準備ができている人は自然と移行する。
・現在に執着があると踏みとどまってしまう。
・自力でどうにかしようとあがくより、準備をして落ち着いていればいい。

そして後半は「蜘蛛の糸」を例に出し、関係性から出来事を読み解くことで、自分がどう行動すればいいかが見えてくるとあります。

高い抽象度が必要になってきますね。

ではステキな月となりますように。

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