2021年4月のメッセージ

力強い風が吹いています。
あなたの背中を一押しする風でもあり、足元がおぼつかない人であれば、吹き飛ばされそうになる風です。

つまりは、受け手によって感じ方が違う風ということになります。

強めの勢いが流れの中にあると思ってください。
それをどう生かしていくのかは一人一人に任せられています。
任せられているということは、今のあなたのあり方が大いに影響してしまうということですね。あなたの状況ではなくて、あなたのありようです。

今、物事がうまくいってないからより悪くなる、または、今、調子がいいからもっと良くなる、という単純な話ではありません。様々な状況のなかであなたがどのように対応していくのかが大事だということです。

下り坂に感じていても気持ちが上向きであれば、その後押しが起こります。物事が順調でも気持ちが沈んでいるのであれば、それが後押しされます。なので、状況の如何にかかわらず、前向きでいる方が良いことになります。

自分の力でどうにかしようと一生懸命がんばるよりは、流れてくる”風”の力を借りて、それに乗っていく、あるいは、風に任せてしまう、ぐらいの心地でいいです。

気持ちを向け過ぎると、余分な干渉をしてしまい、自然な流れを邪魔してしまいます。凧をあげようと思う時には、風の流れを読んで、それに沿った方向にあげます。自分の力で凧をあげようと思っても無理があります。すでにある自然の力を借りるからこそ凧は上がります。

同じように、自分の力だけでどうにかしようとか思わず、どちらかというと、自分の握りしめているものを手放すことで、本来のパワーが流れ込んできて活性化すると思いましょう。

そういう意味での追い風です。
風の流れに逆らうとなかなか進めません。
弱々しく立っていると、風に吹き飛ばされてしまいます。

適度に背中を押してもらって軽々と進んでいけるような状態、状況は、どんなふうか？考えてみましょう。
その風に乗っていけば、自分が思っている以上の成果が出せるでしょう。

では楽しい4月となりますように。

「和音」2021.4.1

追記：
風の時代だからというわけではないと思いますが、「風」というキーワードが出てきました。

2月にも風について書いてました。この時の風は、風に吹き飛ばされないように風に向かえ（動け）ということでした。

今回は「背中を押してもらえ」という風です。
悪い方向に向かえば、足を引っ張られますが。

前向きになって素直に流れに乗っていくとよい、ということなのでしょう。

タンポポの種が風に乗って飛んでいき、どこか新たな場所で芽を出すように、自由な発想でフットワーク軽く進む方がいいのかな？と思いました。

天気も暖かくなり、桜も満開です。
心地よい4月を過ごししたいですね。

悦月（えつき）