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今という時の連続は永遠に続く

毎年この時期になると「自分に捧げる言葉メッセージ」といって、申し込まれた方のお名前を見てメッセージを書き下ろすサービスをしています。その期間中はこちらに今までに書いたメッセージをランダムに選んで載せていきます。
今までnoteに載せた分はマガジンの「メッセージ集」にまとめてあります。その他、いのちおりblog と自分に捧げる言葉(FB版)にも載せてます。

では、今日のメッセージです。
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砂時計のように
砂が地面にさらさらと落ちてきて、
地面の上にどんどんと降り注いでいきます。

その砂は浜辺の砂のように心地よく、
さらさらと落ちていくひそやかな音は
私の心を落ち着けます。

砂が落ちる大地はしっかりと根づいており、
波紋が広がるように砂は落ちていきます。

砂の小さな一粒一粒が
一人一人のいのちのようにみえ、
幾千、幾万という数の思いが
その中に潜んでいます。

あなたのこだわりはその砂の一粒一粒。

大きな宇宙からみれば、
ほんの小さな一粒です。

けれどもそれがあることで
宇宙は成り立っているのですから、
貴重な貴重な一粒一粒です。

時が流れるように
サラサラと落ちていく砂のごとく、
私たちの生も刻々と過ぎていきます。

今という時にこだわれば、
短い一生が見えてきますが、

今という時の連続に目を向ければ、
それは永遠に続きます。

どこに視点を向けるかで、
その全体像は変わってきます。

近視眼的に見る時と、
遠くから俯瞰的に眺める時と。

部分と全体を見つめるふたつの視点を
いつも持つようにし、

全体の流れを感じながら
細部を調節するようにすると
おのずといい流れの中に
身を置いているでしょう。

(S.Fさまへのメッセージ) 160111
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一粒なんてちっぽけなものだけれど、その一粒がなければ宇宙も成立しません。
小さな一粒一粒が集まっているのがこの宇宙ですから。

自分が些細な存在だとしても、それは同時にこの宇宙をも変える影響力を持つ存在でもあります。そこをもっと自覚して過ごすことは、自分にとってもこの宇宙にとっても意義のあることですね。

12月26日まで↓


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