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2022年10月のメッセージ

今月は飛躍の月です。
今までやってきたこと、準備してきたことがカタチになっていきます。
物事が動き始めます。胎動、躍動といった感じです。

世の中ではますます不穏な空気が流れていきますが、一部の人たちはそれがエネルギー源となって活力が増します。
ありがたいことにこのエネルギーは伝染していきます。今はまだその雛型を作る感じなので、その動きはそう大きくありません。水面下でふつふつとわきおこり、タイミングがきたら一気に現れそうです(それは今月ではないです)。

縄文人のDNAや霊脈上にいる人たちにそれが起こり始めるでしょう。
そうでない人たちから見ると、無意味でバカなことをしているように見えます。
「なんかわからんけど、やる気が出て元気だ。でもあんまり理性的に動いていないな」と感じる人はその流れに乗っている人なのでしょう。
理屈ではなく、何者かに動かされているような感覚です。表立って現れるわけではありませんが、社会の中にその兆しを見る人も少なからずいます。

日本人は本来、逆境に強い民族です。ゴジラに街を壊されても必ず復興します。現代人の多くはその魂を忘れてしまっていますが、今月はそれを思い出す良い時期となります。

それと同時に、無気力、無関心になる人も増えます。
何をしても無意味に思えて、行動することをやめてしまうのです。
この人らは身近な快楽に逃げます。家でゴロゴロしたり、動画やテレビをボーッと見たり、思考停止してゲームをしたり、小さな安心の中に閉じこもります。
そうなると、なかなかそこから出づらくなるので、そうなる前に気持ちを切り替えましょう。

イチゴ大福を思い浮かべてください。
中に赤いイチゴが入っていて、外側は白いもちもちした皮で覆われています。
中のイチゴが縄文的な熱い血潮だとしたら、外側の餅がやる気が起きない部分と見てください。
白い餅はふわふわもちもちと心地良いですが、意力を注ぐものはなく、今に甘んじる感じです。その奥には、血が通ったやる気や進む力、行動力が眠っていますが、そちらに気がつかないと、白い曖昧で心地いい触感の中で過ごします。

すべての人の中にこのイチゴに当たる部分はあるのですが、白い餅の部分が多すぎてたどり着けなくなっています。なので意図的にその感覚に心を向ける必要があります。

これは頭を使って辿り着けるものではなく、ハートで感じるものです。
文字通り胸のあたりの感覚です。ハートチャクラと言ってもいいでしょう。
胸腺を再認識することが大事です。胸腺の活力が減っている人が増えています。
生命力を持ち、社会生活を営むうえで大切なところなので、あえて、胸(ハート)のあたりを意識して日々を過ごすといいです。

自分の言動がハートから来ているのか、理性からなのか?
「情動的になれ」という話ではなく、自分の心の温かさ、心臓の躍動を感じて日々過ごしましょう、ということです。

世の中が不穏になっていくほどに、頭の中は不安と恐れで一杯になります。
胸(ハート)は萎縮してしまいます。感じることができなくなります。
ハートの力を信じて、その温かみを感じていると、不安や恐れは消えていきます。自己肯定感が増し、人のためにできることをしたいと前向きに考えるようになります。

パイプが2本、自分につながっていて、一本は不活性な液体が自分に流れ入ってきて、もうひとつのパイプからは躍動的な赤い元気な血液がハートから送り込まれてくる、と想像してください。
それらのパイプのバルブは自分で調整できます。強弱を変えられるのです。

イメージで良いですが、不活性な流れのパイプは1/4ぐらい残して閉め、ハートの熱い血潮のパイプのバルブはもっと開けましょう。ハートのパイプを100%開けて、不活性のパイプを0%にするよりは、8:2か、7:3ぐらいの割合にしておきましょう。そのほうが持続しやすいからです。

一気に開けるより、少しずつ開いていくほうがいいです。毎日、あるいは2〜3日に一回ぐらい、ハートのパイプを少し開け、不活性のパイプを少し閉めて調子していきましょう。

実際にパイプの流れをイメージしてバルブを閉めたり開いたりして、自分の中に入ってくる量が調整されているのを感じてください。

心臓がドクドクと動き、ハートが温かく感じられればOKです。
赤くドックンドックンしているハートをイメージで両手で持って温めるのも良いです。動いているハートの鼓動を手のひらで感じましょう。
あなたの生命の源泉です。「生きたい」という思いと、「もっとちゃんと生きたい」という思い。切ない願いを感じとりましょう。それを感じたら、そのハートを実際に胸に入れるしぐさをしながら胸に戻すイメージをしてください。

現代人は無味乾燥した社会でひからびているか、その中で必死にもがいていますが、イチゴ大福の中にはみずみずしいイチゴがあるように、あなたの中にはいつも熱い血潮をたぎらせているハートが潜んでいます。そこへの意識を持続しながら、そこからやってくるエネルギーを受け取ってください。

縄文系の人々が活性化し始めるのはそのパイプを無意識に開き始めるからです。とくに心にブロックのない人にはそれは自然に起こるので、なんだかワクワクウキウキする、バカ騒ぎがしたい、やる気が出る、きちんとしたことはどうでもよくなる、という気持ちが湧き上がります。

簡単にいえば、今月は「バカになれ」ということです。
理性に支配されず、心の赴くままに行動するなら、それがおもしろい流れにつながっていきます。

動けなくなっている人にとっても動きやすい月となるので、心や思考が固まって自分に閉じこもる方向に向かうよりは、意図的に外に向かう方が良いです。

「殻を破る」というよりは「羽目をはずす」です。
ただし自己責任でお願いします。
羽目を外しすぎて痛い目に遭うことはできれば避けたいですね。

今月、バカになったり、自分のハートの熱さにつながれた人はグラウンディング力が増します。この先、ジェットコースターに乗るような状況(比喩です)に遭遇しても、お祭り感覚、遊び感覚、ゲーム感覚で乗り切っていけます。
その土台となる精神を今月養っておきたいですね。その方法はすでに述べた通りです。

では楽しい10月をお過ごしください。

「和音」2022.10.1


追記:

私たちは「人生」という”娯楽”を楽しみにこの世界に来ていると考えましょう。
バーチャルゲームの世界がこの世界です。

今これを読んでいるあなたはアバター。
あなたの本体ではありません。
意識を本体に戻し、アバターであるあなたをどう動かしていくのか?
そう思うと楽しくなってきませんか?

あらゆる体験を通して感じること、身につくこと、意識すること、すべてが恩寵です。

ところで「胸腺」の話が出てきました。
胸腺は免疫と関わりが深いところです。
思春期の頃に最大になり、その後は小さくなっていくそうです。

免疫細胞は胸腺と骨髄で作られます。免疫系の中心的な役割を担うT細胞は胸腺の中で増殖、分化をし、成熟します。

免疫は「自己」と「非自己」を判断する機能です。
自分だと思えば受け入れ、自分と違う異質なものだと思えば排除に向かいます。
その教育が胸腺でなされます。

温かいハートを意識することは、免疫力にもつながっていきます。

今回出てきたイメージワークは、精神的活力と身体的な生命力を増すことの両方に関わっているのでしょう。

最近、イメージの力のすごさを再認識しています。
私もこのイメージワークしようと思います。

では楽しい10月となりますように!

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