存在することの実感は自分で見つけるしかない
あちらこちらを見渡すのをやめて、
目を閉じてじっとしていよう。
いろんな思いが出てくるけれど、
それらはみんな、心が生み出す作り話。
じっと座って息をしていると、
自分のからだが脈打つのわかる。
その音に耳を傾けよう。
どくどくと流れる血液の音を感じながら、
静かに呼吸をくりかえす。
他には何もいらない。身一つで十分。
私はここに生きている。
今ここに存在している。
それさえも幻想かもしれない。
存在することの実感は自分で見つけるしかない。
今ここにいる実感は、感じようとする人に訪れる。
(T.S.さまへのメッセージ) 181229
================
今ここにいる実感。
生きている実感。
現代人は身も心も頭も忙しく、我ここにあらずで過ごしています。
今ここにいる実感や生きている実感を感じている人はどれほどいるでしょうか?
毎日を過ごしていて、自分が生きていることはもちろんわかっています。
けれどもそれが本当に「生きている」ことになるかどうかは別な話です。
息をしていればいい
心臓が動いていればいい
という話ではなく、今ここであふれんばかりの生きている感触を感じているか?
そういう生き方をしているか?
という話です。
耳が痛いですね。
何かとなあなあになっていたり、心ここにあらずでいろんなことを考えていたり。
本当はシンプルなのにややこしくしていたり。「今日がダメなら明日でいいや」と考えていたり。
1秒1秒を大切にすることは時間を大切にすることになるけど、同時に自分の時間、命を大切にすることにもなります。時間は自分の命を刻んでいます。
外の世界ばかり見ていると、あれを手に入れないと、あれもしないと、と得ることばかりを追い求めがちです。
でも本当はそんなにいらない。虚栄心や欠乏感、嫉妬、羨望、洗脳などで、それがないといけないと思わされていることがほとんど。その刷り込みに気付いて一つ一つを剥がしていくと、シンプルな生き方が見えてきます。
たくさんの物や情報に囲まれて清潔で便利な生活もありがたいですけどね。
本日12/26で「自分に捧げる言葉メッセージ」受付終了します!
あなたのお名前を見ながらおりてくるメッセージをお伝えします。
あなたにはどんなメッセージが届くでしょうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?