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免疫機能に対する栄養学的アプローチ

免疫システムが正常に機能するための最適な栄養状態は、ウイルス感染から保護するための重要な要素です
Optimal Nutritional Status for a Well-Functioning Immune System Is an Important Factor to Protect against Viral Infections

これから冬になって感染症がまた賑やかな時期に入るが、感染症予防には一体どんな方法があるんだろうか。

手洗いマスクは基本かもしれないけれど、体の免疫機能を調える上ではやはり食べ物が結構大事になるようだ。

今回取り上げる論文はコロナ禍が本格的になり始めた2020年春に発表されたもの。

大事なところをかいつまんで記すと

・栄養学的アプローチは安価でかつ高い効果が期待できる優れた方法である。

・多くの研究から、ビタミンA、B6、B12、C、D、E、葉酸、亜鉛、鉄、セレン、マグネシウム、銅、オメガ-3脂肪酸が、免疫系の維持に重要な役割を果たしていることが報告されている。

・その中でもビタミンCとビタミンDについては、推奨量よりも多めの量、安全基準の上限レベルで接種することが望まれる。

とのこと。

Q: 日々の食事に気をつけてはいるが、体重がベスト体重なときは風邪症状が目立たないようなきがする(太っていると、風邪症状が悪化しやすい)。体脂肪って免疫反応と関連するんだろうか。

明日目を通す論文:
腹部脂肪量は適応免疫活性化と関連している: CODAM 研究
Abdominal Fat Mass Is Associated With Adaptive Immune Activation: The CODAM Study

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